【150話後感想返信】第一回『オオバヤシロをアイゲッチュッ! ヤシロ・カルトクイズ』
――四十二区、大広場
マグダ・ロレッタ「「第一回『オオバヤシロをアイゲッチュッ! ヤシロ・カルトクイズ』~!」」
エステラ「……なんでボクたちがこんなところに呼び出されたんだい?」
ジネット「えっと……マグダさんとロレッタさんが何か、催し物をするとかで……」
デリア「ヤシロのクイズに答えるのか?」
ノーマ「それよりアタシは『アイゲッチュ』が気になるさねぇ……」
ミリィ「ぇっと、もらえる……、の?」
ロレッタ「ルールは簡単です! これから出題されるお兄ちゃんに関する問題を一番多く答えられた人が優勝です!」
エステラ「やる意味が見いだせないんだけど? ……ベ、別に、ヤシロをゲッチュしたいわけでも、ないし、さ……」
デリア「そ、そうだよな!? ゲッチュはなぁ……」
ノーマ「そういうのは、他人がどうこう言う物じゃないさね……」
マグダ「……優勝者には…………ヤシロがケーキをご馳走してくれる!」
ガールズ「「「「「……ざわり」」」」」
エステラ「ケ、ケーキかぁ……それは、ちょっと魅力的かなぁ~(デートだ!?)」
デリア「そ、そうだな! 甘い物は美味しいしな!(ヤシロとデートだ!)」
ノーマ「そういうことなら、ちょっとばかり本気を出そうかねぇ……(デートッ!)」
ミリィ「ぁう……なんか、みんな、目が怖いよぅ」
ジネット「わたしたちは、クイズを楽しみましょうね」
マグダ「……第一問」
ロレッタ「ぷるんっ!」
エステラ「音! 効果音、おかしいよ!?」
マグダ「……ヤシロの、好物は?」
デリア「おっぱい!」
ロレッタ「食べられるやつです!」
デリア「……巨乳?」
ロレッタ「食べられるやつですってば!?」
ミリィ「コーヒー、とか?」
ロレッタ「それは好きですが、好物には含まれないです」
ノーマ「確か、ヤシロは……レンコンが好きだったかねぇ」
ロレッタ「おしいです! レンコンは第三位です!」
エステラ「あっ、野菜炒め!」
ロレッタ「それは二位です!」
ジネット「ゴリの唐揚げ、でしょうか?」
マグダ「……正解っ」
ロレッタ「店長さんに1ポイント入るです!」
エステラ「え、ゴリって何?」
デリア「あぁ……そういや、前にヤシロが言ってた気がするなぁ……」
ノーマ「とりあえず店長さん……作り方、教えておくれでないかぃ?」
マグダ「……そしていよいよ最終問題」
エステラ「早っ!?」
デリア「なんだよ、もっと出題しろよ!?」
ロレッタ「最終問題は、正解すると100ポイント入るです!」
ノーマ「じゃあ、一問目いらなかったじゃないんかぃ?」
ジネット「では、まだみなさんに可能性がありますね」
ミリィ「みりぃも、次は頑張ってみる」
マグダ「……では、最終問題です」
ロレッタ「ぽいんっ!」
エステラ「だから音っ!」
ノーマ「ヤシロクイズだからしょうがないさね」
マグダ「……ヤシロの、好きな女性のタイプは?」
ガールズ「「「「「巨乳」」」」」
ロレッタ「正解ですっ!」
エステラ「物の見事に声が揃っていたね」
デリア「この場合、誰が優勝なんだ?」
ノーマ「判定は難しいさね」
ミリィ「みりぃ、ちょっと遅かった、かも……」
ジネット「いいえ。ミリィさんも同時でしたよ」
ロレッタ「これは困ったです……」
ジネット「では、みなさん揃って優勝というのはどうでしょうか?」
エステラ「でも、それならジネットちゃんが一問目の1ポイントあるんだし……」
ジネット「いいじゃないですか。100ポイントも101ポイントも、大きな差はありませんよ。みんな一緒が、わたしは嬉しいです」
マグダ「……店長の気持ちはよく分かった。ならば、ここはマグダの判断で…………マグダとロレッタを含む、全員で優勝としますっ」
エステラ「自分たちまで入ってきたね……」
デリア「すげぇパワープレーだな……」
ノーマ「本当に、やる意味あったんかいねぇ……」
ミリィ「でも、楽しかったよ」
ジネット「そうですね」
ロレッタ「でも、待ってです……全員優勝ということは…………みんなでケーキをご馳走になるです!」
マグダ「……それは名案」
エステラ「そうだね。たまにはヤシロも大盤振る舞いしないとね」
デリア「やったぁ! あたい、モンブラン食べたい!」
ノーマ「まぁ、そういうことなら……(デートじゃなくなるけど)よしとするかぃねぇ」
ミリィ「みんな一緒だって」
ジネット「よかったですねぇ」
ヤシロ「いや、よくねぇよ!? なんだこの流れ!? なんで俺が全員にケーキおごることになってんだよ!?」
マグダ「……それは、ヤシロが巨乳好きだから」
ヤシロ「あぁ、そっか。なら仕方……なくねぇよ!」




