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第87話 地底に眠る懺悔と傀儡⑥ ~第2進化 (ⅲ)~

このお話と次で今回の進化フェーズは語り切ります故文字数多めでございます。

許して..........!!

進化だけの話数増やさないためなんや!!

「だぁぁぁぁぁぁぁぁ、帰ってきたぁ....................」

『おかえり』

「おかえりなさいませ。」

「グルァ!!」

「ギャギャッ!」

「おかえりなのだ!」

「いかがでしたか?おそらく、体感2年ほどあちらの空間にいらっしゃったのでは?」

(ふむ?そうなのか?)

「...............かもしれねぇなぁ。たぶんこっちでは数秒くらいだろ?久しぶりに会った感がすげぇわ。」

「数秒どころではなく、1秒も経ってませんよ。」


うせやん。


「まぁいいか。で、俺は無事進化できてるのか??」

「これからでございますよ。今は進化を認められた状態です。ここから2回目の進化では、バツ様の持っている素材の中から1つだけ因子を進化の情報媒体に取り込むことができますので、その素材を選んでいただきます。」

「..........それはなんでもいいのか??」

「なんでもかまいません。ですが、実際に進化をする方が苦戦した相手。または圧倒的格上であるほど意味を成します。」

「分かった。ちょっくらクラン倉庫見て探してもいいか??」

「かまいませんよ。」


んー、ダンジョンで結構な素材集まってるからそこからか??

でもあんま苦戦はしてないしなぁ..................


あぁでもダンジョンボスは圧倒的格上か。ガチきつかったし。あれを片手間にひねったランスロットバケモンすぎ。


「んじゃ、これいけるか??」

「拝見します...............これは、本物ですか??」

「あぁ、ついこの間ダンジョンボス倒したときに手に入った。その中でも一番のレアアイテム。使えそう??」

「こんな代物、使った瞬間何が起こるかわかりませんが..........まぁいいでしょう。やってみます。」



さぁ、そんなセルバ爺が困惑したアイテムはこちら。



━━━━━━━━━━━━━━

【鑑定結果】


名称:神玉(地底)

レアリティ:ミシック

分類:未確認素材


説明:

遠い昔、地底都市の守り神として君臨していた紙の残影意思から生まれた魔物からドロップした神聖なる玉。その秘めたる力は神も知らない。

神の名のもとに、これを持つものには真に神の膝元へといざなわれる。

それは善か悪か、はたまた相反する両方の存在なのか。

八百万に連なりし存在。


━━━━━━━━━━━━━━


ね、何言ってるかわからんでしょ。

俺もわからん。だから気にせずに使いまぁす!!



ピコンッ

【進化実行の媒介素材に未確認素材が使われています】

【この素材を使用した場合、進化への影響が計り知れません】

【それでも使いますか??】


あたりまえだよなぁ!!


ピコンッ

【使用を承認、進化を実行します】



――――ファァァァン............


次の瞬間、バツの足元にはいつぞやで見たことのある魔法陣。そして、バツの体中に刻まれた銀色の紋様も怪しく光り、ゆっくりと魔法陣から龍の鱗のようなものが生え、バツの周囲を円状に覆っていった。


「うわっ!?これ安全面は大丈夫なのか!?」

「全て受け入れてください!!抵抗しないで!!あるがままを受け入れてください!!」

「...........あぁ、腹括ったらぁ!!」




【進化します】




龍の鱗で包まれた繭が白銀の光を放ちながら膨張し、その中にある魔力反応がとてつもない速度で強くなっていった。

その魔力の濃さで眩暈が起こり始めたその時、繭が割れ、中から無事進化を終えただろうバツが出てきた。しかしその姿は今までと一線を画すものとなっていた。


まずは頭部。角は一つ。おでこ部分から大きく生えており、その色は光を吸収してしまうほどの暗黒色。その表現が一番近いと思えてしまうほどの黒さ。顔の側面は龍の鱗がちらほら。その鱗の色も暗黒色、その差し色に猩々緋の鱗が混ざっている。目は蛇の目、黄金色。体を見れば中心部は人間の名残があるものの、外の部位に向かうにつれ、龍の特徴が大きく表れている。そして、紋様はより全身を覆いつくし、背中にはあの足元にあった魔法陣のようなものがその紋様を用いて描かれていた。

そして、何よりも尻尾が4つ生えていた。それも主の色は暗黒色だが、そこに入る差し色がすべて異なっている。




「.............終わった、のか??」

「..........はい、無事終わりましたが、言いにくいですが。おそらくこの世界で初めての種族となりました。」

「..............まじかぁ。」

「はい、疑いようもありません。わたくしが知る限りの種族の特徴すべてが当てはまりませんから。」

「んー、まぁそれは何となくだけど気づいてた。頭重いし、ケツのところ前と感覚違うし感覚増えてるし、あと体が軽すぎる。目線高くなってんのに身のこなしが軽いのは普通にヤバイ。」

まぁ、そこらへんは後程ご確認ください。」

「...........あぁ、了解した。」

「では、私は次の進化の準備をしておりますので、少々お待ちください。」

「はーい。」


んじゃ、今のうちにステータス確認しよっと。



━━━━━━━━━━━━━━

【ステータス】


【凶鸞なる猛き修羅】

バツ Lv45

種族:罪真龍-プライマル・イロス-

空腹度:174%

ダラー:4.877e+6

正気度:■■■■■

NPC契約数:8

フレンド数:5

クラン:Agr.八百万の獣

【クラン拠点メニューを開く】


装備品

武器:刀神『白祟転(つくもたたりあらため)災禍ノ刃(さいかのたち)

頭部:森該のレザーハット

腕部:森該のアームガード

胴体:森該のローブ

脚部:森該のレザーブーツ

アクセサリー

・???のロザリオ


MP:31314

SP:26390


STR:7729〔4994〕

VIT:4183〔45+1403〕

INT:4072〔10+1362〕

MND:6366〔675+2796〕

AGI:9012〔90+5837〕

DEX:3658〔30+675+1878〕

LUK:4423〔1858〕

※ 〔〕内スキル単体による補正+加護補正+装備補正


BP:0

LP:252


スキル

{支援スキル}

真偽の目、アイテムボックス、挑発 Lv9

{補助スキル}

解体、魔力掌握 Lv6、多重脳構造 Lv6、大喰らい Lv10+EX、危険迎撃 Lv2、重複起動 Lv7

{魔法スキル}

重力魔法 Lv9、龍魔法 Lv3、無属性魔法 Lv3、活性魔法 Lv2

{系統外スキル}

生死開権

{耐性スキル}

全状態異常耐性 Lv5

{種族スキル}

永魂鏡深淵、龍化、神眼

{装備搭載スキル}

ランナー、森羅契約、ふんばり、陽炎

{大罪スキル}

憤怒(覚醒:第二段階)



加護(秘匿情報)

理外神ゼロの加護


━━━━━━━━━━━━━━



「第二進化ってこんな強くなるんだなぁ...........」

「第二進化は位階昇華の儀を担っておりますから。バツ様も竜から龍になられたでしょう??」

「............あ、そうじゃん。龍じゃん。」

「えぇ、竜から龍へと至ったものはその体を最も自分の理想とする姿に形成して進化します。バツ様にとっては今のそのお姿が理想のお姿なのでしょう。」


んー、そうなのか??そうかもしれないな。うん、分からん!!


「理想なのかどうかはあとで試すとして、一旦次の進化だな。順番的にはルクス!!次だ!!」

「グルァ!!」

「では、Volo iter. Volo animam, Per lumen sacrum, per verbum aeternum,advenias, O Rex Omniscientiae, Ostende mihi fatum illius entis, Revela… Revela… Futurum absconditum............。では、確認ができましたのでご覧ください。」



━━━━━━━━━━━━━━

◆対象:ルクスの進化先について

対象情報

・名称:ルクス

・種族:理外竜

・進化状況:第1進化

・進化時素体ステータス累計上昇倍率:3.75倍

・進化候補数:1個


進化候補一覧

○深淵進化(深淵・大罪)

深淵の力を手にした竜の進化

大罪、深淵、そして理の力が合わさりしその種族に敵は存在しない

⦅進化時の取得情報⦆

・全ステータス+450

・正気度+4

・深淵スキルレベル+2

・大罪スキル進化

・森羅万象、自己以外のすべてに干渉するスキルをランダムで1つ獲得

・スキル自動合成実施ランダム


━━━━━━━━━━━━━━



「なんだこりゃ。1個しか進化先ねぇぞ。」

「ッ!?」

「.........ん??」

「本当に1個しかないのですか??」

「え、あぁ。まじで1個しかない。」

「...........フゥ........................................」

「え、なにその溜め息。怖いんだけど。」

「第二進化の時点で進化先が一つしかない場合、とてつもなく強いか弱いか。その二択でございます。」


え、ここに来て博打要素加入なの??は?


「弱くなるまじか。」

「過去に第二進化であまりにもステータスに下方効果が入り、結果死滅した存在もいます。」

「なにそれこわい。」

「しかしルクス様であれば、強くなると思いますよ。この組み合わせで弱くなることはほぼほぼあり得ませんので。」

「やめて死亡フラグにしか聞こえないから。」


そーゆーやつは大体弱くなるやつですやーん。


「まぁでもこれしかないんだろ?これでいくしかねぇなら当たって砕けろだ。いくぞ、ルクス。」

「グルァ♪」

「うん、楽しそうだね。」

「バツ様、因子とする素材はいかがなさいますか??」

「あー素材か。どうする??」

「グルゥ................グルル、グルァ、グルルゥ??」

「んー、えーあれかぁ??あれやっばい代物だぞ大丈夫かよ。」

「...........ちなみにお伺いしても??」

「ゴブリンマザーツリータービュランスの核。」

「核。」

「それも純度120%。なんか上回っちゃってんだよね。ハハッ。」

「乾いた笑いも出る代物ですか.........」

「だって絶対ヤク中キメてますよって挙動してたしな、あいつ。」

『あいつは、やばい』

「グルゥ。」

「..............まぁ、皆様がそれでもいいなら大丈夫です。こちらは一切責任を負いませんがよろしいですね?」

「だそうだぜ。」

「グルァ!!」

「...........はぁ。んじゃ、ルクスもやる気だしやるかぁ。何かあったら全力阻止だお前ら。頼んだぞ。」



「では、始めます。」



――――ブォン.............


「おぉ.................すげぇな。」

『さっきのバツも、こんなかんじ』

「俺こんな感じだったの?」

(主はもっとだったぞ。)

「え、嫌すぎるんだけど。」


――――gllllllllaaaaAaaAAA!!!!!!!!!!


「ルクスの鳴き声??」

(何かあったのではないか?)

「ギャギャ!!」ダダダッ

「あ、ちょ、おいホムラ!?」


待て待て待てその中には突っ込むな!?


「ギャギャッ、ギュアァ!!」

「だ、から、ちょっと待てって..........!!てか力つよっ!?」


ええい、ままよ!!


「どっっっっせぇぇぇぇぇええい!!!!」

「ッ!?ギャギャ!!?」ドォォォォン..........

「はぁ..........はぁ..............進化してるところには突っ込むなよ.............」

「グルァ!!」

「なぁ、お前からも言ってくれやルクス。.................ん?ルクス??」

「グルゥ♪」

「お、おぉまえぇ!?さっきまで、え?」

(主らが取っ組み合いしとる間に出てきたぞ。)

『音もなく出てた』

「えぇ...........」

「ギャギャ!!」

「グルゥ?」

「ギャ、ギャギャギャ、ギャギャッ!!」

「.............グルァ!」

「...............まぁ調子がいいならいいんだよ。」


で、この子はどんな感じになったんだ??

..............頼むからニブイチ外さないでくれよ!!



━━━━━━━━━━━━━━

【ステータス】


【禍々シク獄殺セシ暴龍】

名称:ルクス

種族:禍獄暴龍

レベル:45

空腹度:347%

正気度:■■■■■■■■■


契約適合率:94%

信頼度:極


装備品

武器:森該の爪装

アクセサリー

・竜の護符首輪

・精霊のモノクル


HP:17576

MP:18574

SP:12448


STR:3023〔20+10〕

VIT:2836〔20+15〕

INT:3395〔20〕

MND:2796〔10〕

AGI:3388〔20〕

DEX:2484〔20〕

LUK:2475〔15〕

※〔〕内スキル単体による補正+装備補正


スキル

{攻撃スキル}

獄殺炎刃、連斬、飛斬

{支援スキル}

ミラージュ Lv9、威嚇、毒腺 Lv9

{補助スキル}

神速演算 Lv3、軽足

{魔法スキル}

環境魔法 Lv4

{種族スキル}

理魔法 Lv5、属性融合 Lv7、竜魔法 Lv3、天候操作 Lv0、グラトニー

{大罪スキル}

暴食(覚醒・第三段階)

{継承スキル}

深淵 Lv4

{装備搭載スキル}

精霊視、魔力視


━━━━━━━━━━━━━━



おぉ.............ひとまずは強くなってるわ。ニブイチは一旦クリア。

で、称号ついてるし、種族名すごいし。スキル構成もかなり変わったな!?


まぁスキルはあれか。進化ひと段落したら確認しよう、うん。

今は情報量が多すぎる.............


「さて、次はホムラ.............ん?あれ、もしかして進化した??」

「クルァ!!」

「...............めっちゃ大きくなってんじゃん。え、なんで!?」

(ホムラが自分で急かしたんだ。取り込んだ因子用の素材はニトの体の一部、爪だったか?)

『ニトの体液』

「取り込んだ素材が予想の斜め上過ぎて驚きも消え去ったんだけど?」

「クルルゥ、クルル、クル、クルァ??」

「いや、大丈夫なんだよ。大丈夫なんだけどさぁ、やっぱ見たいじゃん進化する瞬間は............!!」

「バツ様、進化については以上でございますので私はこれで。」

「え、あぁ、ありがとうg.............あれ、災禍は??」

「その方はバツ様自身の手で行ってください。」

「.............まぁそういうことなんだろうな。わかった。また来るよ。」

「はい、お待ちしております。」



さて、教会での一旦終わった、と。

最後あっけなかったけどまぁいいか。今日はあと拠点戻って各自のやれること確認タイムかなぁ。



いや、アンナとカルナに説明しとかんとめんどくさそうだな。それやって寝よ。


進化自体はできた!!でもステータス詳しく見れてないよね。

次話、語ります。

ホムラのステータスも次で公開します!!あと1話分で進化及びステータス関連は区切らせたいなぁ..........本チャンのクエスト内容についても触れていきたいし、書きたい内容が多すぎるぅ。


ではでは、今回もお読みくださりありがとうございます!!

高評価、感想・意見等よろしくおねがいいたしますヾ(•ω•`)o

こちら、いただけますと小説書くモチベーションにもなりますし、何よりなんぼあってもいいですからねぇ!!

ブックマークも待ってますよ!!ぽちっと、ぽちっとお願いします!!

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