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第75話 ダンジョン攻略③

新要素の説明ッ!!

「フーッ..................フーッ...............」

「グルァ............」

『しょうきにもどれ』バシンッ!!

「いだっ!?はっ!!」


また意識がどっかに飛んでってた............


「おいお前さん、大丈夫か!!?急に叫んだと思ったら、黙りやがって...........」

「ねぇ本当に大丈夫かしら??ダンジョンも明日からにしたら?今日までお休みでもいいのよ??ダンジョンは逃げないわ。」

「あ、あぁ、いえ、大丈夫、だ。ちょっとトラウマがぶり返しただけだ。この刀を握ったときにな。」

「なんだそういうことかよ.........安心したぜ。まぁちょいとその刀は所有者となるやつの嫌な記憶を思い出させてしまうのはあるあるだ。だが、お前さんは少しばかし弱めだった気もするが、まぁ後から来たのが出かかったんだろう。今は大丈夫なんだな?」

「あぁ、心配させてすまなかった。俺は大丈夫だ。」


ちょっと落ち着くためにこの刀型契約獣の概要を見ようか。

ダンジョン入ろうとした矢先にこれだよ.........



――――――――――――――――

【装備型契約獣について】


1.背景

○遠い昔、人族に使われていた装備たちが神代戦争を経て所有者がいないまま魂が宿った存在

○善か悪かわからぬそれは所有者を選別し、契約を求める

○その求めに応えたならばその力を手にすることができる

○善ならば魂を助け、命を救う力を、悪ならば魂を貶し、命を粗末にする力を

○その両者をもつ存在が現れたならばそれはこの世界の転換期となるだろう


2.所有者へのステータス反映について

○ステータスはHPなし、固有のSP/MPあり

○SP/MPは所有者の元の数値×60%

○不壊性能持ち

○契約獣扱いでもあるためレベルも存在する(経験値は所有者が取得する経験値の半分)

○ステータスはその装備に宿った魂準拠

○所有者にそのステータスの半分の数値が上乗せ(SP/MP除く)

○スキルも宿った魂準拠、新たに覚えることはまれにある

○所有者の持つスキルを1つだけ覚えさせることができる(一度きり、変更不可、レベルのあるスキルは1に戻って継承)

○覚えられないスキルは存在しない

○装備した状態で相手にダメージを与える場合、ダメージ計算は装備型契約獣のステータスが主準拠、所有者のステータスは補助準拠での計算となる


――――――――――――――――


「こいつが古代の遺物的なやつ..........?」

(なんだ、契約者よ。)

「は?」


どっからだ?ってこれ前も似たのあったな.........


「お前か、刀。」

(刀と呼ぶな。我には名がある。)

「なげぇ、省略して災禍(サイカ)だ。異論は認めねぇ。」

(我を前にしてその横暴な態度。此度の契約者は命知らずか?)

「あいにく命は無限なんでな。死んでも生き返る人種なんで。」

(ふむ......?なるほど、外界からの人種であるか。ならばその態度も納得がいく。)

「災禍、お前外の世界のこと知ってんのか?」

(知ってるも何も、嘗ての我はその外界からの人種に使われていたからな。)

「まじかよ。」


それっておそらくベータテストだよな、でもベータテストのときにこの存在の話って出てたか??


(まぁいい。それよりこれからダンジョンなのだろう?我を使いこなす練習にはもってこいではないか。)

「ガチで言ってる?え、初見の場所で練習しろと?」

(そんな簡単には死なないだろう。契約者も進化はしているだろう?ならば大丈夫だ。信用しろ。)

「...........しゃあねぇから信用してやる。で、災禍の力は?何ができんだお前は。」

(生かすも殺すも主次第だ。我の力を確認し、如何様にも使ってくれたまえよ。我からの指定はただ一つ、『常に戦場であれ』、ただそれだけだ。)

「..........?」


なんか今、妙に脳裏に入ってきたというかなんというか.........?

まぁいいか。そんな気にするもんでもないだろ。


「じゃあいったんお前さんのステータス見るぞ。すまんルクス、ニト、ホムラ。少しばかし時間くれ。」

「グルゥ!!」

『承知、はやくすませる』

「ギャギャ??」

「あぁごめんごめん、これ食って待ってな。」ポイッ

「グルゥー!!!」


よし、ザンの兄貴に串焼きで時間稼ぎつつ災禍の力を確認だ。



━━━━━━━━━━━━━━

【ステータス】


刀神『白祟転(つくもたたりあらため)災禍ノ刃(さいかのたち)

種族:装備型契約獣(宿魂:武神オロチ)


MP:4298

SP:2360


STR:200

VIT:0

INT:0

MND:100

AGI:250

DEX:100

LUK:50


スキル

{攻撃スキル}

居合ノ斬殺、天降霹靂(あまくだるへきれき)怨霊参り(おれいまいり)

{支援スキル}

共鳴感知 Lv-、神速居合、武神刀術 Lv1、五感強化

{耐性スキル}

痛覚遮断

{種族スキル}

不壊、宿魂吸収 Lv1

{所有者継承スキル}

大喰らい Lv1


━━━━━━━━━━━━━━



いやつっっっっっっよ。

レベル1でこれ?バケモンだろこれ。

で、このステータスの半分反映??ガチで壊れてるわ。


あとちょっと待て、継承スキルにもう勝手に設定されてんだけど?は?


「おいこらダメ刀、なに勝手にスキル設定してんねんゴラ。」

(ふむ??主のスキルの中でこれほど有用なものはないだろう。我の持つ宿魂吸収との相乗効果がピカイチであるからして、これを設定させてもらった。その効果はあとでまぁ、その目で見ればよいだろう。)

「..........これで大したことなかったら産業廃棄物で捨ててやるからな。」

(おぉ怖い怖い。そうならないよう我も気を付けよう。)


あーほんとに折ってやろかこいつ、不壊だから折れないけど。


「まぁいい。災禍がとんでも性能だってのは見て分かった。今の俺が持つ装備よりも性能いいから装備してやる。」

(まぁ待て主よ。我は契約獣である。装備されぬまま使われることもないが、安直に装備される気もない。その今装備しとるものを前に出せ。」

「..........これでいいのか?」スッ...........

(素直でよろしい。)ブォンッ!!


――パリィン........!!


――ファァァァァァ...............


「お、おいてめぇなにしやがる!!」

(その装備の力を取り込んだのだ。これも大喰らいの力よ。)

「は...........??」



━━━━━━━━━━━━━━

【ステータス】


刀神『白祟転(つくもたたりあらため)災禍ノ刃(さいかのたち)

種族:装備型契約獣(宿魂:武神オロチ)


MP:4298

SP:2360


STR:200

VIT:0

INT:0

MND:100

AGI:250

DEX:100

LUK:50


スキル

{攻撃スキル}

居合ノ斬殺、天降霹靂(あまくだるへきれき)怨霊参り(おれいまいり)

{支援スキル}

共鳴感知 Lv-、神速居合、武神刀術 Lv1、五感強化

{耐性スキル}

痛覚遮断

{種族スキル}

不壊、宿魂吸収 Lv1

{所有者継承スキル}

大喰らい Lv1

{吸収スキル}

自己成長、自己修復、レベルシステム


━━━━━━━━━━━━━━



は??

え、いやいやマジで言ってる?


(無事吸収成功だ。)

「いやいやいやいや、絶対吸収できるわけじゃねぇのに勝手にやったよな?まずそこはどうなんだよおい。」

(我にかかれば必中だ。)

「そういう話j(とにかく、さっさとダンジョンに入れ。練習だ。).........わぁったよ。」


なんでこうも俺は契約獣に振り回されんだろうなぁ.............はぁ。


「じゃあ、気を取り直してですが行ってきます。」

「グルァ!!」

『またね』

「ギャギャ!!」

「お、おう、気ぃ付けてな。」

「えぇ、行ってらっしゃい!!待ってるわよ??」




こうしてなんだかんだあったが、ようやく③にしてダンジョン内に進行するのだった。

新戦力『刀』が参戦しました。

ってことで無機物契約獣の登場です。


ちなみに現状は、これを装備してこの武器でダメージを与えれるようになっただけです。

強さの実感はこれからですね。


では、今回もお読み頂きありがとうございます。

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