第67話 レッツ地底都市へ!!(まだ王都)
王都って広いんだな.........
「さてと、クエストクリアのための内容一切見てないけど、どないなもん??」
〈 まずは地底都市へ行く必要があります 〉
「 地 底 都 市 」
〈 はい、王都から南東方向に進むとダンジョンがあるのですが、そこを踏破することで地底都市への道が開けます 〉
「なるほど..........??」
〈 なお、この拠点から王都への転移ポータルは先日登録しておりますので今回はポータルでの移動ができます 〉
「..........分かってる。」
ぐっさり心に来た。
棘エグスギ。
〈 地底都市に着きましたらギルドへ向かい、クランクエスト受注のお話をします 〉
「そーすればクエストが進行してくってことだな。」
〈 いえ、鉱山解放クエストがまずクリアされます 〉
うそやん……...
「え、そんな簡単でいいん??」
〈 いいえ、今回のクエストはそれほど簡単な内容ではありませんので 〉
「え、だってその都市に行ってギルドに向かうだけでいいんだろ?」
〈 その地底都市の適正レベルが非常に高いからです 〉
「..........はい?」
〈 それも現在のバツ様のレベルよりもはるかに 〉
「そんなところ行かせる気だったのかよ。」
〈 行かせるというか、バツ様が確認もせずに勝手に受注しただけでは? 〉
「ぐふぅ。」
こやつまたぐうの音も出ん返事をしよって...........
〈 ですが、道中のモンスターを倒していったらそろそろ進化できるレベルに達するのではないですか? 〉
「次のレベルってどこよ。」
〈 そろそろですのでお教えしますが、45ですね 〉
「え、めっちゃ近いやん。」
〈 ですので、第二進化も兼ねてクリアを目指してみればよいかと 〉
「..........なんか釈然とはしないがまぁやってみるか。実際勝つ見込みはあるんだよな??」
〈 はい、ですからお勧めいたしましたし 〉
「じゃあやってみるわ。とりあえずその地底都市周辺の情報をくれ。」
「それ俺らも聞いてもいいのか??」
〈 バツ様のクランメンバーですので問題ありませんよ 〉
「だってさ!!」
「ん?聞いてもいいのか。なら聞かせてもらう。」
「我ぁも素材云々についてぁ興味あるからな。聞かせてもらうど。」
〈 では、まず王都からの距離から…… 〉
...................................
.....................
......
えー、そんなこんなで教えてもらった情報がこんなもん。
━━━━━━━━━━━━━━
【地底都市 情報】
地底都市名称:ゴルドラッサ
王都からの距離:南東方向に約50km
出現モンスター
統一名称『ゴル』とし、多種多様なモンスターが生息。ダンジョン内だけでなくダンジョン外にも生息しているが危険度の高さはダンジョン外のほうが高い。ダンジョン内は階層ごとで危険度が変化し、低階層は低危険度、高階層は高危険度。ダンジョン最下層で待つダンジョンボスを討伐・捕縛することで地底都市ゴルドラッサへの通行許可が出され、都市内にあるギルドで活動登録を行うと都市内で自由に行動することができる。
━━━━━━━━━━━━━━
「なるほどなぁ。ダンジョンカー楽しそう。」
「そんな楽しくねぇぞ??」
「え、そうなん??」
「そりゃそうだろ、なぁゴルドラ。」
「こればかりは同意だ。不本意だがな。」
「お前は少しは気持ちよく返事できねぇのか!?」
「ふん、気持ちよく返事されるよう頑張るんだな。」
「むっかつくわぁ~。」
何してんだおっさんズは。
ハッ、まさかおっさんズラブ!?
「なわけねぇだろ。」バシッ
「あいたぁ!?」
なぜばれたし。
「いやうざい顔だったから。」
「それだけで殴んなよ!」
「うるせぇならポーカーフェイスでも学んでから出直しな。」
ぐうの音も出んわ。そんなん出来たら現実世界でも苦労なんてしてねぇ。
「いや、ポーカーフェイスがないことこそ俺の魅力、それ即ち素直なり!!」
「いいからクエストやってこい。」
「へーい。んじゃ、拠点のことは頼んだー。」
「グルゥ♪」
『いってくる』
「「〈 いってらー(行ってこい。)(行ってらっしゃいませ) 〉」」
――――――――――――――――
「さてと、一旦王都に来たはいいが、南東に抜けるまでが長ぇ。」
「グルァ?」
『そっちのほうがはやい』
「ん?あぁいや。街の中で飛ぼうもんなら迷惑行為でお縄だ。そんなのしゃばくてやってられねぇ。かといってあっちまで移動すんのもなぁ。」
現在バツたちは王都エルディアは南東地区に来ていた。来ていたといってもくっそ歩いたんだけどな。
だいたい転移ポータルのある王都中心から1時間くらいだけど(時速40km/hで約1時間歩いてるからばかみてぇな距離歩いてる)。
「なぁニト。俺らの今の実力で敵うもんなのか??」
『はーふ』
「五分五分ってとこか。まぁ進化するにも教会行かなきゃなんねぇし、下手にいつもの教会以外で進化してもそれはそれでめんどそうだ。一旦進化できるレベルになったらセルバのじいさんいる教会に戻って進化してから再チャレンジだな。」
『そうしよ、おなかすいた』
「グルァ!!」
「さっき食ったばっかじゃんお前ら..........」
えーなんか食い物売ってるところはっと.........
あ、あそことか良さそう。
「えーっと、『タタの定食亭』か.........いい匂いするしここにするか?」
「グルァ!!」ドタドタッ!!
「あ、ちょっおい!!」
ルクスのあとを追うように店の中に入ると、サウナと勘違いするかの熱気と旨そうな料理の匂い、油が弾ける音、おいしそうに食べる大勢のお客さんが一気に五感を刺激した。
で、端を見るとルクスがちゃっかり契約獣同伴ありの席に座っていた。
「へいへいルクスさんや。なんで先走った??」
「グルゥ??」
「人様の迷惑になる行動はしちゃいけねぇだろ?それはわかるな??」
「グルァ。.........グルルゥ............」
『はんせい』
「よろしい。次やったら2週間ご飯1回にします。連帯責任で。」
『ッ!?るくす、次やったらゆるさない』
「グルァ.........!!」
飯のことになるとこの世の終わりみたいな表情するよなお前ら。
飯テロっぽいなにか。
というわけでまずは王都で腹ごしらえをしようとしたバツたちです。
で、今アンナとカルナと別行動中ですけど、どっかのタイミングでそっち視点のお話も挟めたほうが読者の方々は見ごたえがあるのでしょうか?
一応もっと先ですけど書く予定はあります。どこでとは言えませんがね。
まぁまずは主人公が身を置いている環境動かさな話も進まんのでね、別視点は気長にお待ちください。
では、今回もお読み頂きありがとうございます。
高評価、感想・意見等お待ちしております。
ブックマークも待ってます。




