第60話 手分け探索して攻略最前線テレビジョンしましょうや。え、聞いたことある?だしょうな。
ちょっとずつ仕事の忙しさで更新が遅れてきております。
どうか、どうか許して..........!!(不定期更新とは謳ってるから許される)
「えーっと、再度確認だが。カルナは樹海都市に向かうとして、アンナはどうする?」
「私は学園都市を目指します。魔法の研究がいっぱいできそうですから.........じゅるり。」
「あーはいはい。ピュリィにジャック、スレイン。アンナを頼んだぞ。」
「「「わふ!!(ピッ!!)」」」
「ちょっと、それはどういうことですか!?」
「そのよだれが全て語ってる。」
「だ、だって仕方ないじゃないですか!!魔法が悪いんです!!」
「じゃあまずはギルドの魔法講座いかなきゃだな。」
結局クラン設立した後なんやかんややってたら受けれなかったし、次こそはきっちり受けんとな。
でも俺ら、講座受ける前に結構魔法使ってるから何を教われるか普通に気になる。
「さぁ行きましょう今すぐ行きましょう魔法が逃げちゃいます!!」
「魔法は逃げねぇから。」
「ねぇねぇ、ぼく先に向かってもいい??」
「ん?おぉ、いいぞ。ってあぁそうだそうだ。もしクランに来てほしいって人が見つかったら連絡くれ。俺が直接クランに入ってもらえないか改めて話すから。」
「はーい。じゃ、行ってきまーす!!」
「おう。」
「いってらっしゃい!」
――タタタッ.........
「うっし、じゃあギルド行って魔法講座受けますか。」
「レッツゴー!」
めっちゃ楽しそう。
――――――――――――――――
「それでは、これより魔法講座を始めていきます。」
さてやってきました魔法講座。本日の受講者はバツ、アンナの2名です。よろしくお願いします。
「まず、魔法の基本的な発動プロセスとして、詠唱・対象指定・魔法名発言による行使、ざっくりと3段階に分けられています。そして、これらはあくまで基本的な構築要素、独自で構築内容は可変させることができます。」
俺らが今自然にやってるやつだな。
「まずは詠唱部分から。この詠唱、これは言葉に魔力を乗せ、発動する魔法で起こしたい事象を紡ぐためのものです。発動する魔法の属性・形状の定義、威力定義、速度定義を言葉にします。たとえば、”数多の火の槍よ、白く輝き、隼の如き速さを以て敵を貫け!ファイアランス”!!」
――ゴォォッ!!!ドドドドドォォォォン..........!!
おぉ~(パチパチパチパチ)
「す、すばらしい........!!」
「アンナ、ステイ。」
「ふふっ。私は火属性の魔法を使えますので、今のように、火属性の槍の形状、白火、隼が飛ぶ速度、といった風に定義を行って魔法を発動しました。まぁ魔法を覚えるときは魔法名だけ最初に判明しますので、その名前からどのような形状なのか、またその魔法でどのような事象を起こしたいのかを自分なりに理解・解釈して魔法を使いこんでいくことが大事です。まずはここまで、大丈夫ですか?」
んー、独学で使ってたけどこう考えると魔法名からこんな感じだろって使えてたのはむしろ奇跡か。それか事前情報として想像しやすい名前だったからなのか?
隣を見ると一切瞬きをしていないアンナがいた。
いや怖いよ。せめて瞬きしようか。
「では、特に無さそうですので次のお話です。続いては対象指定についてです。ちなみに先ほどは対象を指定せず、前に直進させるように発動させました。では、今度は私の前方50メートル地点に放物線を描くイメージを定義して発動します。”数多の火の槍よ、白く輝き、隼の如き速さを以て放物線を擦り貫け!ファイアランス”!!」
――ゴォォ!!...........ヒュゥゥゥゥゥ...........ドドドドドドドォォォォォン............!!
「この通り、”放物線を擦って”という言葉を付け加えることにより、魔法の軌道は先ほどの直線的なものから放物線を描いて対象へ向かいました。これを例えば追尾するだとか、あとは無差別にだとか、さまざま指定することができます。」
「はい先生!!」
「はい、ではアンナさん。」
「はい!!この対象指定は座標、または特定の物体に対して指定を実施することはできますか??」
「ふふっ、いい質問ですね。」
「てことは........」
「もちろん、できますよ。座標指定、そして魂魄指定、と呼びます。」
出たな魂魄(n回目)
「座標についてはX・Y・Z平面での座標を定義することにより指定することができます。この始点は自分のいる位置。そこからX平面にどれくらい、Y平面にどれくらい、Z平面にどれくらいの位置を対象ととるのかを定義します。この時、Xは自信を中心に前後の方向、Yは左右の方向、Zは上下の方向をとりますから、認識を間違えると大変なことになりますね。」
「大変なことってーと、誤爆とかか?」
「誤爆もそうですが、例えば転移魔法などを想像するといかがでしょう??」
「..........あ。」
「お気づきになりましたか?」
壁にめり込み...........
地面に埋まる...........
空へFly Away...........
「想像しただけで5回死んだ。」
「何想像したんですか!?」
「いや、旧作ゲーのクソバグが俺のメンタルを攻撃してきたんだ...........」
「そんなレトロゲームを引っ張り出さないでくださいよ。」
「では、座標の認識が非常に重要だと気付いたところで最後の要素についてです。それは、魔法名の発言です。これは魔法を発動するうえで絶対的要素です。」
「魔法を発動するならその使う魔法名は絶対に言葉にしろ、ってことだろ?」
「そうです。しかし、これには抜け道がありまして...........」
抜け道。
「無声発言です。」
「むせい...........あ、無い声で無声か。」
「そうです。音として声には出さずとも発言はしている。その技術があるのであれば実質的な完全無詠唱発動ができます。」
「しゅ、しゅごい.........」
あーあーひどい顔してらっしゃる。
女の子がそんな顔したら駄目じゃねぇか。
「ハッ!!今誰かに婚期を逃されるとささやかれた気が...........」
「それは誰から見ても明らかな気がするぞ。」
「やかましいです。」
ひでぇな。
今さっきの顔みて結婚できるとは思わねぇぞ。
「とまぁ、こんな感じですね。お伝えする内容は以上です。あとは個々人で極め、研鑽し、時には複数人で研究しあうことが上達への近道です。頑張ってくださいね!!」
「はい先生!!ありがとうございました!!」
「あ、ありがとうございました。」
「いえいえ、お疲れさまでした。」
――――――――――――――――
「いやぁー非っ常に有意義でしたね!!」
「声がでけぇよ。」
「でも興奮するじゃないですか!?」
「だぁ!!うっせぇから!?」
今はギルドでの魔法講座を終え、クラン拠点へと戻っている最中。
アンナはさっきまでの熱がまったくもって冷めてないらしい。
やかましすぎる。
「でもでも、この研鑽が進めばあわよくば魔法でダメージを.........ぐふ、ぐふふふ。」
「ダメージ与えるなら制約を突破できるようにしないとなー。結局完全獣化したのにあの時はまったくもってダメージにつながることできてなかったんだから。」
「それはバツさんが無茶なことするからですよね!?」
「そうともいう。」
「そうとしか言いません!!」
なんだよみみっちい。
「はぁぁ、まぁいいです。では、クランの拠点に戻り次第、私はお姉さまと一緒に学園都市を目指します。バツさんは結局どうしますか??」
「俺かぁ。んー、色々ユニーク関連も残ってるし、まずは教会行ってそこら辺の話聞いたりするかなぁ。ま、持ってる情報が情報だ。噂によれば情報クランってのもできてるらしいし、変に嗅ぎつかれても面倒だ。独自路線で進んでみるわ。」
「そうでしたか、では、何かあれば話してください。お手伝いしますので。」
「.........感慨深ぇな。」
「急にどうしたんですか。」
「いやだってなぁ。」
『いるぅぅぅぅぅっ!!!!いるますぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!?』
『もう限界ぃぃぃぃぃ!!!!む、無理ぃぃぃぃぃ!!!』
『す、すみません……ほんとに……』
「いや、普通に別人だと疑うよ。何なら最近も。」
「ひどくないですか!?」
いやいや、肝据わりすぎちゃってるから。
そんなちょっとの期間で屈強にならないよふつう。
「ま、まぁいいんです。とりあえず、そういうことですからね!!」
「あぁ、わかったよ。」
「では、つきましたので私はこれで。行ってきますね!!」
「おう、行ってこい。」
――タッタッタッ.........
「グルァ。」
「ん?あぁ、ごめんな置いてけぼりで。」
『別にいい、最近はこれがスタンダート』
「本当にすみませんでした。」
そろそろルクスとニトの毒抜きしなきゃなぁ.......
というわけで、ここからは三手に分かれての行動です。
もしかしたらアンナとカルナの視点も書くかも??ってところですね。
次話からはワールドクエスト関連に迫る!!(迫れるのか??)
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