第57話 俺が持ってる挑発が性能良すぎてボスにも効いちゃった件について(事後)
で、自分だけ狙われるのも癪だなと思って、モンスタートレイン味方に擦り付けようぜエディションを敢行し、見事成功。前話冒頭に戻るというわけ。
――ズゥゥゥゥン...........
「ふぅ、やっと倒せましたね.........」
「正直すまんかった。」
「ほんとですよ!?反省してください!!」
「ぼくは楽しかったからまたやろー?」
「お、いいn「やりません!!」......ちぇー。」
「ちぇー。」
「二人してちぇーじゃないですから!!」
あの後、追われながらも雑魚敵を殲滅し、赤熊を無事に倒せたバツたちはリザルトを見ながら次のやりたいことを話していた。
「一旦赤熊は倒せたから次の行き先とかを考えられるわけだが、二人はどうしたい?」
「私は王都へ向かってファストトラベルを登録したいですかね。そうすればクランハウスから王都への転移による移動の簡略化もできますし。」
「ぼくは樹海都市に向かおうかなぁ。お師匠と一緒にぐるって回ろうと思う!!」
「んー、俺はどうすっかなぁ。クランハウスいじりも楽しそうなんだよなぁ。」
本音を言えばクランハウスの充実化を図りながら自分の強化も進めたい。たぶん俺はいろんなクエストのイベントを握ってるだろうし、それを放置してクラフトゲーム化させるのももったいない。かといって最近重めのイベントをクリアしたばっかだし一旦心の安寧を取りたい気持ちもある。
「悩ましい.........」
「一旦王都の転移門登録に行けば楽じゃないですか??」
「二人が王都に向かうならぼくもついていくよー。樹海の方に向かうのはその後でもいいし!」
「なら王都行くかぁ。ついでにクランの足りない人材探しだ。いくぞーおー。」
「「おー!」」
――――――――――――――――
「おぉ..........」
「ここが.............」
「お!う!と!だぁぁぁぁぁぁああ!!!!!!」
それは城壁と言うにはあまりにも大きすぎた、大きく、ぶ厚く、厳つく、そして............
いやデッッッッッッッk(割愛)
テラノアもやばかったけど王都はそれ以上だなおい。
デカすぎるって。城門も規格外だし。
あとめちゃくちゃ並んでる。すごいなぁ(小並感)
「ねぇねぇ、門の隣にある行列ってなんだろ??」
「んー、あるあるを言えば貴族の行列。」
「まぁそうなんじゃないですか?かなり豪勢な服を召してますし。」
「んー、ギルドランクであっちから入れるようになったりしないかなぁ?」
「まぁなるかもしれねぇがしかし、今回は初王都だからな。この列を体感しようぜ。」
「はーい。」
そのあと地獄の2時間コースだったことは語らない。
夢の国で2時間待ってるほうが楽だな!!
――――――――――――――――
そして迎えた受付。
「何か身分のわかるものをご提示願いたい。」
「えーっと、私たちプレイy...............あー、魂魄契約者なんですけど。ギルド証でもいいんですか?」
「あ、魂魄の方々でしたか!!テラノアでの活躍は耳にしております。ギルド証で大丈夫です、確認いたします。」
すごい、魂魄契約者って言ったら急に態度が変わった。
なんだろう、マスクデータの好感度がテラノアを救ったってことで良いほうに上昇したか?
「そういえば、テラノアから来られる方々が噂してましてね、何でもあのゴブリン達の大将を討ち取ったチームが凄かったって。名前はなんでしたっけね、んー、あ!!『昇龍魏卍』だ!!来る人みんな感謝してるって言ってたのでとても素晴らしい人格者だなって思うんです!!お会いしたいなぁ.......」
「...................」
俺らの事が噂になってるってか、俺らのチーム名は『鳥獣戯画』だ!!
なんだ昇龍魏卍って。昇り龍が魏に向かったよ、卍ぃ。じゃねぇのよ。
「あ、すみません!!確認取れましたので、問題ありません。」
「ありがとうございます。」
「では、ようこそ!!”王都エルディア”へ!!」
◇
門を通って王都の中へ入るとまず目の前に広がる街並み。
王城と思われる城が眼下に見え、城を中心に城下町が綺麗に広がっている。
区画を分けるのは大きい運河。そこに橋を架け区画を行き来している。また、門を入ってすぐにはちょっとした売店のような場所があり、そこではこの王都の地図、特産品から現在の王政などについて書かれたパンフレットらしきものが無料で配付されていた。無料まじか。デパートじゃねぇんだから。
一旦転移門登録を済ませ、もらった地図を見ながら契約者ギルドを目指す。
まぁこっから分かれて行動するにもギルドに顔は出しておかねぇとな。
「おいあれ..........」
「あれって『鳥獣戯画』のやつらだよな.........」
「テラノアにずっといたからあまり攻略には興味ないかと思ったら、急に王都まで来たのかよ。」
周りのプレイヤーらしきやつらの会話聞こえてくるけどさぁ。
いやすっごい言うやん君たち。
え、わしらのこと嫌い??
そげだばって嫌いなられることした覚えない?
「ねぇねぇ。」
「だぁーっ!!」
「あっ。」
ドドドドドド!!!
「なぁんで話しかけてくれてやがり申し上げ奉りますかねぇ!?」
「え、だって絶対ぼくたちのこと嫌いそうだったじゃん。」
「おん、で?」
「だから、なんでかなーって。」
「いいか外国人。日本人はそれを聞いても無視を極める。なぜなら今後関わることがないだろう人間だからだ。日本人は面倒くさがる。関わることを避けることが多い。」
「生きずらいね。」
「正直でよろしい。」
「日本語達者だから忘れてたが、カルナ外国人じゃねぇか。
そりゃ日本の感性じゃないわな。
「ほらほら日本人の感性はも少し学ぶ必要があるねーっと。」
「ちょ、わわっ!!」
いいからほらギルド向かうんだよほらほら。
それゆけギルドへGO。
仕事がわったど忙しくて久々の更新でございます。
ボス戦はまぁ、語らずもヌルゲーになりそうやったんで割愛です。笑
というわけで、この話から第2章開幕です。
第2章(仮称)というわけで何を物語るかが固まり次第仮称は変化させます。
では、今回もお読み頂きありがとうございます。
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