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第52話 クラン設立

やべぇ、ギルドに来るの久々すぎる。

また怒られるか?いや俺らのギルドランクプラチナだし、大丈夫大丈夫。


「あ、バツさん!!お久しぶりです!!」

「あ、エミルさんちょうどよかったです、クランの件なんですけど。」

「え、もしかして完成したんですか!?」

「ですです。でなんですけど、クラン新設の申請とクランメンバー募集をしたくて。あ、あと別件だと魔法の講習も受けたい。」

「あ、魔法の講習だったらこのあとすぐに受講できますよ!!でも、バツさんたちって結構魔法とか使ってませんか?」

「使ってはいるんですけど我流過ぎて、基礎はやっぱ学んどきたいなって。」

「向上心の塊じゃないですか!!それをこのギルドにいる初心な契約者たちに見習ってもらいたい........」

「俺たちはこの世界に未知を体験しに来てるからそういう非現実的自事象を浴びるのに必死なんですよ。うちの魔法ヲタクみたいに。」

「なるほどです。あ、す、すみません話が脱線してしまいました!!では、話を戻させていただきまして.......えーっと、クラン新設申請を受け付ける上で現状ですと人数が3名ほど足りません。その分をメンバー募集で補う感じですか?」

「いや、一つその件で相談なんですけど.......」

「はい、、?」

「俺らが作るクランに現地人、あーつまり、この地で育った人を加入させるのは無理です?」

「あーなるほど。魂魄契約者ではなくということですね。献上者でなければ原則加入自体はできます。詳細聞きますか?」

「もちろん。お願いします。」


エミル's クラン設立レッスーンッ!!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


○クラン設立のメリット(クラン専用クエストクリア時開放)

1.契約獣関連

・待機所的役割を果たす(要はログアウトしてもクランハウス敷地内に居続けられる)

・クラン拠点敷地内に契約獣専用修練場の開設許可

・設備投資が極まると自動で契約獣の一番過ごしやすい環境を創造できるとかできないとか

2.プレイヤー関連

・共有倉庫保有

・生産設備設置可能

・ギルドとの遠隔で素材売買可能

・クラン専用素材採取場保有可能(地下・地上問わず)

3.その他

・リスポーン地点基本登録

・転移門設置可能(難易度激難)

・補助AI同伴可能


○クランに発生する義務事項

・定期的なギルドクエスト受諾義務

・緊急クエスト招集義務

・拠点を置く都市防衛義務

・クラン拠点敷地周辺の安全確保義務

・クラン拠点管理義務


○クラン禁止事項

・契約者ギルド仲介なしでのクラン戦争

・契約者ギルド仲介なしでのクラン合併

・クラン襲撃

・クラン拠点管理義務放棄


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「こんな感じです。」

「結構メリットデメリットがハッキリしてますねー。」

「だな、アンナに関しては転移門設置可能しか見えてないだろうけど。」

「そ、そんなことないですから!?」

「では、クラン新設のお話に戻りますが、だれかメンバーのアテはあるんですか?」

「いったんゴルドラのおっさんには声をかける。あとはザンの兄貴に、んー誰かいるかなぁ。」

「じゃあ、ぼくのお師匠さん呼んできてもいい?」

「私もバツさんと再会する前にお世話になった人がいるのでその方たちをお呼びしたいです。」

「んじゃ、その人らに一旦連絡とってまたここに再集合ということで。じゃあ一度解散ーッ!!」

「イェッサー!!」

「い、いぇっさー。」

「お待ちしておりまーす!」





さて、ゴルドラとザンの兄貴のところへ行くか。

でも遠いんだよなぁ。


あ、前に契約したあれ使えるかも。連絡してみっか。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


*バツ:お二人さん、ちょい今時間ある?


*ザン:うぉっ!?びっくりするじゃねぇか!?なんだどうした?串焼きの購入予約か??


*ゴルドラ:装備壊したんじゃねぇだろうなぁ、あぁ??壊してたらぶん殴る


*ザン:おぉいゴルじゃねぇか!!なぁんだ元気そうじゃねぇか!!


*ゴルドラ:げぇ、ザンじゃねぇか..........


*バツ:え、なになに二人とも知り合い?


*ザン:こいつぁ俺が契約者で成形立ててた頃の仲間よ!今お前さん何してんだ?昔っから武器だの防具だの作ってたが今はまだ契約者してんのかよ??


*ゴルドラ:.........今は貴族街に近いところで鍛冶屋をやってる。


*ザン:まじかよ!?なぁんだ言ってくりゃあ遊びに行くのによぉ


*ゴルドラ:来んじゃねぇ


*バツ:ヘイお二人さん俺の話を聞いてくれや。


*バツ:二人には、俺が新設するクランに入ってほしいんだよ。


*ザン:クランだぁ?契約者稼業から足を洗った俺が??


*ゴルドラ:久しく戦闘などをしていない俺を誘うだと?一体何考えてやがる小僧。


*バツ:いやね、私考えたんですよ。契約者だった二人をクランに加入させたら今は生産の第一線を走るその恩恵フル活用できんじゃね?って。


*バツ:何なら契約者であり生産で食ってる人を探してクランに加入してもらおうとかは考えてる。


*ザン:なるほどなぁ。お前にしちゃあ考えたじゃねぇか。でも俺ぁ契約獣を解放した身だ。今更契約者は名乗れねぇぞ?


*ゴルドラ:俺は今も契約している者はいる。だから加入自体には条件付きで入ってもいい。


*バツ::ゴルドラのおっさんはじゃあ加入決定で。で、ザンの兄貴は、契約獣解放したって嘘だろ?


*バツ:だってザンの兄貴、体にある気配3つくらいあんぞ。


*ザン:.........................


*ザン:いやぁ、な、何のことだ?あるわけねぇだろ。


*バツ:どもったらダメじゃん。あとさすがにわかるって。まぁかなりか細い反応だったから普通はわからんかもだけど、俺人よりもそーゆーの敏感なんだよ。いわゆるリアル技能ってやつ。


*ゴルドラ:ザン.....てめぇまさか.......


*ザン:あーあーばれてーら。ま、解放したってのは嘘だ。ただ契約獣がいないってのも本当だ。


*ザン:いいぜ、クランには加入してやる。条件付きでな。


*バツ:よっしゃあ!!言質、言質とったからな!?後でやっぱむりとか言わせねぇ!!


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「よし、よーし、よーーーし!!!」


勝訴!!バツの勧誘の勝利ィ!!!


「これで料理と装備は万事解決!!あとは設備関係の生産メンツに魔法道具関係かぁ。設備関係が先かなぁ。」


ま、いったんは人数確保できた、俺はクランハウスの自分だけの増築計画考えるかねぇ。ルクスとニトにも欲しいもの聞かなきゃ。




――――――――――――――――




「お師匠ー!!」

「ん?おぉ、カルナか。何しに帰ってきやがった?」

「え、ぼくが入る予定のクランに来てくれないかなーって!!ここより広いし!!」

「そんな理由でついていくほどわしは暇じゃねぇ。それに、弱い奴の下につくのも嫌ぇだ。」

「あ、クランマスター?になる予定の人は強いよ。ぼくが保証する。」

「........お前のそういう勘ってのはあてになるが、今回はやけに自信満々だな。どんなやつだ?女か?」

「違うよ!!男、それもぼくより年上。で、テンション上がったら何語かわからない言葉使う感知能力の化け物!!」

「ほぉ、お前にそう言わせるたぁ相当じゃねぇか。なら、そいつが俺に戦って勝てたら入ってやらんでもねぇ。会わせろ。」

「いいよー。でも安心して。」

「なにがだ?」

「絶対に飽きないから!!」

「.........そんなんはわしが直接決める。勝手に決めんじゃねぇ。」

「えぇー折角雰囲気出したのにー!!」




――――――――――――――――




「お姉さま!!」

「ん?あらあらアンナちゃんじゃない!!どうしたの?やっぱり街は怖い?お姉さんが全部壊してあげようかしら??」

「ち、違います!!無事に一緒に過ごす仲間に出会えまして、で、今回のお話がその仲間と一緒に作るクランに来ていただけないかと思いまして........」

「んー、クランかぁ。お姉さんもクランに昔入ってたことはあるんだけどあまりいい思い出がないからなぁ。」

「そ、そうですか。嫌なことを思い出させてしまいすみません........」シュン......

「くっ.........じ、上等じゃない。クランがなんのことですか!!お姉さん、一肌脱いじゃいます!!」

「い、いいんですか??」

「いいのいいの。だってかわいい妹の頼みですもの☆」キランッ

「お、お姉さまっ!!」

「よーし、そうと決まれば早速かわいい妹ちゃんをたぶらかしたくそ野郎を張った押しに行きますよ!!」

「お姉さま??」




――――――――――――――――




「はい!!では、クラン新設受理いたします!!」

「ありがとうございます。で、クラン名ですけど..............」

「はいはい、少々お待ちくださいねー。........うん、大丈夫かな。被りはなさそうですので、このまま登録進めます!!」

「よかった。じゃあそれでお願いします。じゃあまたクランの調整とかが終わったらクエスト荢毛に来ますね。そろそろ違う街までの道も覚えたいし。」

「わかりました!!ではチーム『鳥獣戯画』あらため、クラン『Agr.八百万の獣』様、おめでとうございます!!」


ピコンッ

【クラン『Agr.八百万の獣』を設立しました】

【あなたがクランリーダーです】

【この世界で最初のプレイヤーメイドクランです】

【クラン称号『パイオニア』を贈呈します】


さて、この申請までにあった出来事は後日語らせていただく。

ただ一つだけ言っておこう。









まっっっっっっっじでめんどくせぇ!!!!!おのれクソ乱数ァ!!

乱数の神現れてみろ!!頭と胴体オサラバさせてやらァ!!!


祝☆クラン設立!!

というわけで、クランできました。パイオニアです。

で、この設立までのお話は閑話で語らせていただきます。

だってそろそろ次に行かないとグダル.........ナダル.........やっべっぞ!?


はい、というわけで誰が何できてどうするかってのは次話頃語らせていただきます!!


それまでしばしお待ちください。


では、今回もお読み頂きありがとうございます。

高評価、感想・意見等お待ちしております。

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