リアル話② メンテナンスでいいことあるんか?お?
緊急アプデで急遽ログインできなくなってからのお話でござる。
〈 ログアウトしました、お疲れさまでした 〉
「ふぅ、まぁ勝てたから一旦いいのか??」
緊急メンテナンスによる影響で強制ログアウトが行われたあと、バツは部屋で今回の変異種のことを考えていた。
「やっぱあの辺異種、あんときの熊畜生っぽいよなぁ。倒したよな?なに、怨念で復活したんか?全然わからん!!」
辰馬の記憶にはギルドで一瞬目にしている情報は残っていなかった。だからこそこうして振り返りができているともいえる。
「しっかし、今回のメンテナンスは俺に関係ある内容なんかなぁ。あったらうれしいなぁ。」
Prrrrrrrr...........
「お、電話.......あいつか。」Pi
「はいもし。」
『あ、せんぱーい。今大丈夫っスか?』
「あぁ、いいけどどした??」
『今いつもんところで飲んでんっスけど、来ませんかー?』
「は?今何時だと思ってんだよ?」
『まだ22時じゃないっスか、全然いけますよヾ(≧▽≦*)o』
「うざい顔が浮かんだからやだ。」
『いじわる言わないでくださいっスよ~!!』
やっぱこいつうっさいな。切るか?
『あ、今電話切ろうとしたっスね!分かるんスからね!?』
「あ、ばれた。あーはいはいわぁったよ、今準備すっから待ってろ。」
『やったー!!じゃあ待ってるっスからね!!あ、仁昌寺部長に神埼係長、あとは今日珍しく社長もいるっすから、じゃ!!』
「は?おい、ちょっと待てって、おい!?「プツ.............t...........t.................」...............」
――ダンッ!!ドンガラガッシャーンッ!!!
「あんのやろう............!!」
絶対シバく.......!!
♢
辰馬は準備を済ませ、いつもの居酒屋へ向かった。でもなんで社長まで.........
「あ、せんぱーい!!こっちこっちっスー!!」
「遅い。」
「まぁまぁ呼んで来てくれたんだから汗」
「まさか来てくれるとはねぇ、あ、久しぶり。元気してた?」
「しゃ、社長........」
俺苦手なんだよなぁ。社長。
社長の名は大賀美蓬、若くして俺が働く会社を立ち上げ、5年で従業員400人以上を抱える大企業まで成長させた敏腕女社長。で、俺の遠い遠い親戚........らしい。
「社長なんて、普段みたくよもさんって呼んでもいいんだよ?」
「絶対いやっす。てかよもさん呼びすんの俺の親父くらいっすから。ガチで。」
「社長、辰馬をあまりから揶揄わないでくださいっ。」
「ははっ。ごめんごめん、亜美ちゃん大s「ちょ、社長!?」.....あ、今のなしなし。」
「........お酒が入ってなければぶん殴ってました。」
「亜美先輩、さすがに社長ぶん殴ったら首切られちゃいますよ?」
「あぁ、安心して。そんなことでやめさせたりしないから笑」
??なにしてんだあいつら(社長含む)
「あ、せんぱい。お酒頼んどいたっすよ♪」
「お、さんきゅー。」
「あんたも好きねぇ。スクリュードライバーウォッカ8割。」
「やっぱこれじゃなきゃキマんねぇのよ。」
「辰馬課長もほどほどにしてくださいよ?介抱する身にもなってくださいっ。」
「別に神埼に介抱されるわけじゃねぇからいいだろ。」
「そうそう、介抱されるなら亜美さんがいいね。」
「酔ってんな?」
「違う違う酔ってないよ[]~( ̄▽ ̄)~*」
「酔ってんじゃねぇか。何杯飲んだんだ?」
「............スゥゥゥゥゥ....」
「おい。」
こんなんが社長で大丈夫かよ。
「そんなことより聞いてくださいっスよせんぱい!」
「なんだよ、あ、てかてめぇy「部長たちもFFFやってるらしいんすよ!!」.....はぁ?」
今、辰馬は一瞬咲稀がなんて言ったのか理解できなかった。
「すまん、社長たちもFFFをやってるって聞こえたんだけど。」
「だからー、そう言ったんスよ!!しかもチームで動いてるらしいっす!!」
「あぁ.........」
事実だった。しかも一緒に動いているらしい。
何たる不運。より一層ゲーム内で見つかりたくなくなった。
「で、明日土日じゃないっすか。ゲーム内で会おうって話をしてて、せんぱいも来ないかなって!」
「行かん。まず明日にメンテが終わる保証もないやろ。」
「いや、明日には終わるっすよ。なんせアステラシャードっスから。」
「それいぃやぁ何とでもなる思うなよ。」
「あ、せんぱい訛ってきた!!なんでしたっけ、せばだば........」
「せばだばまねびょんってか?あったらだ綺麗に使わさるわげねぇべやって。」
「........あんたってほんとに酔うと訛るのね。」
「しゃあねぇべさこちとら青森がら上京してきちゅんだはんでな。」
「分かったわよ、むしろ普段きちんと方言を出さずにいられることに尊敬してるのよ。」
「...........どしたお前、なんかあめでまったもんでも食ったんけ?」
「うっさいわねぇ。腐ったのなんか食べてないわよ。」
なんか甘い空気が漂ってきそうな雰囲気。
辰馬と亜美の周りが甘くなってきたのを感じた他3人はというと、
「なんか、方言を理解して会話してる時点でほんとに仲いいっスよね、せんぱい達。」
「咲稀さんも周りから見ればかなり可愛がられてるわよ?辰馬課長があんなにフランクに話すほうが珍しいんだから。」
「そうだねぇ。あの子は昔っから好きなこと以外には興味を示さない子だったから。まさかうちに来てくれるとは思ってなかったし、今じゃありがたい限りだよ。」
そんなこんなで5人は夜も街を飲み歩いたのである。
ちなみに、このあと4件はしごして家に帰れたのは朝の7時だったそうな...............
飲みすぎじゃね??
辰馬って、鈍感どころか興味を示す基準が難しすぎて周りに勘違いされやすい人なんですよね。
だから、懐付近まで入れさえすればある程度の交流は望めるって感じの人です。
それが主人公で大丈夫だろうか??
あ、あと主人公が青森出身なのは作者が青森出身でもあるので、文章書くとき方言でしか言えないときとか困りまくった結果の苦肉の策でございます。
方言が出たときはあとがきにて用語紹介載せます。
○本話の津軽弁用語紹介
・せばだばまねびょん:それならだめでしょ
・○○ささる:使わさる、見らさる、しゃべらさる等。意味は、意図的ではない状態で自然と発生してしまったときに使われる。
では、今回もお読み頂きありがとうございます。
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