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第12話 【緊急クエスト】モンスタートレインを討伐せよ【無理ゲーで草】

お助けします。死ぬまでに。

「おい!!助けがいるか!?」


バツは叫びながら距離を詰める。


「いるぅぅぅぅぅっ!!!!いるますぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!?」


いや即答やん。いるますってなんじゃい笑

声も裏返っているし笑


「よし分かった!そのまま真っ直ぐ走れ!!止まるんじゃねぇぞ!!」

「もう限界ぃぃぃぃぃ!!!!む、無理ぃぃぃぃぃ!!!」

「やれって言ってんだ!!あんたが起こしたイベントだ!あきらめんじゃねぇ!!」

「ゔあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」


大号泣じゃんお化粧落ちちゃうよ??

まぁいい、一旦声は届いた。


ただ、問題はその後ろ――


「にしたってお連れの数多すぎない??」


ホーンラビット、フロックラット、ゴブリン、グラスウルフなどなど。

その数なななんと十数体以上。

スクラム組んでんのかってレベルで来てらっしゃる。


「あんたはそのまま前向いて走れよ!!ニトは側面撹乱!ルクスは先頭で潰すぞ!」

「キュ!!」

『承知』


「まずは速いのから落とす!ルクス!」

「キュ!!」


ルクスが踏み込む。


――バシュッ!!


先頭のグラスウルフに火爪が炸裂。


先頭の体勢が崩れ、後ろのスクラムが瓦解する。


「ナイスだ!いいぞ、そのままあいつを逃がすぞ!!」

『少しだけ追撃する』


ニトが横から滑り込み、攻撃を仕掛ける。


先ほどとは違い、威力は足りないが急所に的確に入った。


『三体ほどこのまま引き付ける』

「サンキュー!!そのまま倒してしまっても構わんぞ!」

『気が向いたら』

「ぜひともー!!」


よっしゃ分断成功!!


「あんた!逃げるの終了!!こっち来て戦え!!」

「ひゃ、ひゃい!?」


「こっち来て戦えってんだよ!!」

「は、はいぃぃぃぃ!!」


足をもたつかせながらこっちに来た。


まだいける。


「ルクス!ラットから削れ!ラットならスキル使わなくても倒せるはずだ!」

「キュ!!」


――ザンッ!!


1体、また1体とルクスの攻撃で倒れていくモンスター。


だが――


「やべっ....…!」


横から2体、回り込まれた!!


「やっべぇ近づきすぎてヘイトきちまった........!おい!右から来る!あんたも避けろ!!」

「ど、どっち!?」

「右から来るって言ってんだろ!!」

「み、右ぃぃぃ!!」


< 判断が遅い!!


聞いたことあんな。


「ルクス!!分身出してくれ!」

「キュ!!」


――ドッ!!


生み出された分身がその勢いで体当たりしたおかげで軌道が逸れた。


「あっぶねぇ間一髪ぅ!!今のうちに離れろ!!」

「は、はいぃ!!」


どんくさすぎてイライラする........!


『非効率、見捨てない?』

「非効率は百も承知だが、見捨てられねぇんだよ!!」

『理解不能』

「だろうな!!」




――――――――――――――――




それからは、ひたすら繰り返しだった。


ちぎっては投げ、ちぎっては投げ(比喩)


「やべぇSPもぎりぎりだぞ........!!」

「あ、あの.......」

「なに!!」

「ひぃっ!!」

「あ、すまんつい。」

「い、いえ大丈夫ですそんな自分みたいなミジンコが話しかけてすみません生きててすみまs「いいから要件は!?この状況打破できることでもあんのか!?」.....うちの契約獣、戦えなくて。でも、回復ならできるんです。」

「そーゆーのはもーーーっと言ってちょうだいよ!!!」

「ふぇ??」


「ニト、残り!」

『八体』


勝ったな、風呂入ってくるわ。


「あんた、名前は!!」

「あ、アンナです......」

「じゃあアンナ!!ルクスとニトに回復発動!!」

「す、すみません……!」

「謝るならやってくれ!!ハーリー!!!!」

「は、はいっ!!」


いつの間にかアンナの隣にいた小さい契約獣から光の柱が出た。


「え……?」

「ピュリィ、回復の柱!!」

「ピッ!!」


その瞬間、ルクスとニトのSPが一瞬で全回復した。


「おいおい強すぎだろ!!最っ高だぞ、アンナ!!」

「ぴ、ぴぃぃぃぃぃ!!」

「あ、ごめん」


さすがに肩組みはあかんかったか。


「ルクス!ニト!ラストスパートだ!自由にやってみろ!!」

『仕事放棄、だけど、承知』

「キュー!!!」


よぉーし、休憩しまーす。


「え、ええあ、あの、いいんですか??」

「なんだ?」

「だ、だって、自由にって。」

「いいんだって、あいつら強いから。」




――――――――――――――――




どれくらい経ったか分からないが、あいつらの様子を見るに

どうにか終わったらしい。


『任務完了』

「キュー!」

「終わった終わった、お疲れさん。」


だいたい全部で30分くらいか?意外と早く片が付いたな。


「た、助かり……ました……」

「いやほんとにね。」

「す、すみません……ほんとに……」

「まぁいいよ、経験値になったし。」

「うぅ……」


しょぼんとする。


「ままぁいい。改めて俺はバツ。」

「キュ!」

「こいつはルクス、俺の最初にできた相棒だ。そして。」

『ニト』

「だ。」

「よ、よろしくお願いします。」


「アンナの契約獣も紹介してくれよ。」

「この子はフェアリーバードのピュリィです……」

「ピヨ!」

「お、かわいいなぁ。よろしくな、ピュリィ。」

「キュ!」

「ピッ!?」

「キュ!?」


おいお互いにびっくりしあうなよ。


「でさ、なんであんなことなってたんだ?MTが害悪だってさすがにわかるだろ??」

「じ、実は........」


ふむふむ、かくかくしかじかまるまるうまうまってことか。


「考えが甘すぎる。」

「で、ですよねぇ……」


まさかモンスター眠らせて契約できるんじゃないかって飛び込んだとは思わなかったなぁ。


「俺がちょうどいてよかったな。」

「それはもう本当にありがとうございましたあの時罰さんがいてくれなかったら死に戻りしてピュリィちゃんに申し訳が立たないしあぁもうどうしようってなってたから「へいへいストップしなー。」どu.......はい?」


「いいから、生き残ったから御の字。おうけい??」

「お、おうけい.....」


ったく、こんな感じじゃ俺が悪者じゃねぇかよ。


「ほら……フレンドよこせ。」

「え?」

「フレンドだよ。なっときゃ便利だろ?」

「あ……は、はいっ!」


【フレンド申請を送信しました】

【承認されました】


「これでよし。」

「……よろしくお願いします……」


「おう。」


バツは立ち上がる。


「んじゃ、こっからは回れ右して街まで帰んな。」

「キュ!」

『同意』

「はい、おとなしく帰ります。ありがとございました、バツさん。」


そういってアンナは街に帰っていった。


にしてもどっかで見たことあんなぁ。気のせいか。



さぁて、あんだけ倒したんだ。

レベルとか確認しちゃおっかな!!!

お助け成功、将来のヒロイン(?)候補と邂逅しました。


恋愛書くかはびみぃですけど、書くってなったらこの人がヒロインかなって思ったり思わなかったり。もしかしたらガチムチ後輩オスがヒロインかも!?(それは嫌)


では、今回もお読み頂きありがとうございます。

高評価、感想・意見等お待ちしております。

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