迎賓館にて
ベルファムル王国にやって来たタクサララ王女達、『セイナリン』出身の十一名は、マグレシカ聖炎隊第一大隊長の案内で、移動用の魔石でうごく車両に乗り本日泊まる、朱雀区迎賓館へとやってきた。
移動車両は、迎賓館前にあるスロープを進み、玄関前に泊まった。
「皆さんお待たせしました。迎賓館に到着いたしましたので、中をご案内いたします。」とマグレシカは立ち上がり、タクササララ王女の向いて言った。
「わかりました。マグレシカ聖炎隊第一大隊長。皆さんこの車両から降りましょう。」と言い、周りから肯定の返事が聞こえたので、マグレシカは出口から外に出て、入り口右側にたった。
そこへ、移動車両の中からタクサララ王女以下十一名が順番に外に出て、マグレシカの前に並んだ。
「皆さん降りましたね。では、出発しましょう。」とマグレシカは、言って、移動車両の中の運転手に向かって手を上げた。すると、「スー」と滑らかに扉が閉まり移動車両がゆっくりと前進を始めた。
マグレシカは車両左側に向かって歩き出したので、タクササララ王女以下十一名も彼の移動に合わせて、前進を始めた。彼らの前には大きな透明な扉が二枚あり、彼らが近づくと、「スー」と滑らかに扉が開き、彼らは迎賓館の中に入った。
「皆様、迎賓館にようこそいらっしゃいいました。」と中に待機していた人間が頭を下げながら挨拶をした。
「いえ、お出迎ありがとうございます。」とタクササラ王女が頭を下げたので、他の十名も頭を下げた。
「では、皆さんをお部屋にご案内いたします。」と中央に立っていた人物が言い、マグレシカともに一階奥へと進んでいった。中央のロビーを突っ切ると、巨大な螺旋階段が左右から円を描きながら二階へと続いた。案内の二人は向かって左の階段から二階へと上っていくのでタクサララ王女やカイム達も彼らについて二階へとついて行った。
二階に着くと、
「本日は左側の区画を使用していただきます。
では、お部屋の案内をさせていただきます。」
「まず、ここが打ち合わせ室。」
「その奥に控え室とゲストルームがあります。」
「では、後ほど。夕食の時間に来ます。」と言い、二人は一階に降りていった。




