サルテ=ビゥオルテ
血を抜かれたカイムとタクサララ王女は、席に戻って着席をした。
着席した二人を見て、ルィフルン外務施政官が、
「『タクサララ王女』殿下と『ウザル=カイム・ウンエンス』様お疲れさまでした。
明日には、結果が出ると思います。
まず皆様が、疑問と思っているあなた方の世界に我々の世界の人間がいたかについてお話させていただきます。まず、ビゥオルテ様についてお話させていただきます。我が世界では、一代宮家 『サルテ=ビゥオルテ』当主でございました。
我が、ベルファムル王国では、皇族は本家と、常設三宮家である『マグレシカ』『ハグレスア』『クルシャン』の三家、そして時代からは皇族ではなくなる一代宮家に分けられます。」
ルィフルン外務施政官の言葉を聞いて、タクサララ王女以下十一名のセイナリンから来たメンバーは、クリストファ・ヘルナンデス・マグレシカの方を向いた。
皆の視線がこちらに来たと感じた、マグレシカは、
「皆が思っている通り、俺は、マグレシカ家の人間だ。」と言った。
「やはりそうでしたか?」とタクサララ王女が言った。
「ここから、ビゥオルテ様の話は、私がしよう。ルィフルン外務施政官もそれでいいよな。」
「はい。マグレシカ聖炎隊第一大隊長。」
「よし、では一代宮家当主『ホンマルカ・ベル=ミヤサ・セイナリン・サルテ=ビゥオルテ』についてお話をしよう。本名から分かるように一代宮家の当主は、あなた達のいたセイナリンを所領とする辺境伯になることになっていた。辺境伯は、セイナリンのような世界を守るために創設された役職で、功績のあった方か一代宮家の方がなる役職なのです。」
「私と、ウンエンスは、セイナリン辺境伯の一族になるのでしょうか?」
「タクサララ王女殿下。その通りです。そのことが、あなた方の世界『セイナリン』を助けるために必要なことなのです。
まず、どちらかにセイナリン辺境伯の後継者になっていただきたいです。」とルィフルン外務施政官が、言った。
「それは、すぐに決めなくてはならないことなのでしょうか?ルィフルン外務施政官。」
「タクサララ王女殿下。いえ、あなた方の世界に我々が介入するために、必要なのですぐには必要ありません。」
「ありがとうございました。?ルィフルン外務施政官。」
「ビゥオルテ様についてはわかっていただけたでしょうか?」




