転移の間
遺跡の扉をタクサララ王女達、十名は抜け、その先の部屋に入った。
彼らが、部屋の中に入ると、部屋の中が明るくなった。
カイムの目の前に見えたのは、巨大の四本の柱に囲まれた石板であった。
「試練でえし魔石を台座にセットしたまえ。」天から声が聞こえたので、クサイーム一番隊副隊長が前に出て魔石を台座へとセットした。すると、石板が光りだした。
「これで、我らの主の待つ世界に行く準備ができた。汝ら、我が世界にまいられん。」と声が聞こえた。
「では、皆。先に進もう。」とタクサララ王女は、言い。彼等は石板の中へと進んで行った。
カイムの順番になり石板の光の中に足を踏み入れると、遺跡にある脱出ゲートに入った時のように暗転し、左右に一列に並ぶ光が見えた。光の間には先ほど入っていたメンバー達が、進む姿が見えたので、彼も先へと進み。前の人達が消えていく光り輝く円の中へと足を踏み入れた。
すると、また世界が暗転した。そして、カイムの前に見えたのは先ほど、遺跡の部屋で見た部屋と同じような部屋であった。カイム達の先には、一人の鎧を着た男が待っていた。タクサララ王女達、十名がこち側に来ると、
「ようこそ、ビゥオルテの血を引くものと、その仲間たちよ。私は、ベルファムル王国国王直属隊『聖炎隊』第一大隊長の『クリストファ・ヘルナンデス・マグレシカ』と申します。」と言い、兵士は一礼した。
「ありがとうございます。私が、ビゥオルテの血を引く『タクサララ王女』と申します。そして隣にいるが、」と言って、カイムを指したので、
「私、ビゥオルテの血を引く『ウザル=カイム・ウンエンス』です。よろしくお願いします。」とカイムは一礼した。
「では、皆様を一度休憩できるところにお連れします。」と、マグレシカが先頭に立って部屋の隅にある扉へと進んで行くので、タクサララ王女達十名も彼について扉を潜った。
扉の先は通路になっており左右に等間隔に扉が並んでいた。
「ここは、転移の間と呼ばれる場所です。それぞれの部屋には、あなた方の世界『セイナリン』とは別の世界につながる扉があります。」と、マグレシカが言いさらに先に進んで行った。
さらに先に進むと広場へと出た。周りを見渡すとカイム達がやって来た通路と同じようなものが何本も出ていた。
広場の中央には、階段がありマグレシカは階段を上へと登り始めた。




