王女との密談
食事会終了後、執務室に呼ばれたカイムは、タクサララ王女と一緒に執務室に向かうことになった。
少し歩くと、王女の執務室が、見えてきた。部屋の前には、兵士が二人立ってた。王女が、
「彼と少しほしいから、飲み物を持ってこさせてくれる。」と言って、部屋の中に入っていったのでカイムも部屋の中へ入っていった。
部屋の中には、壁際には執務机が置いてあり、左側に応接セットが置いてあった。王女は、応接セットのほうに歩いて行き、そこに座ると、カイムにも座るように言ったので、王女の対面に座った。
二人が、席に着くと、侍女が部屋にノックをして入ってきて飲み物を置いて出て行った。
「ウンエンス上級兵、ごめんなさいね。ここまで読んでしまって。」
「いえ。大丈夫です。」
「私は、あなたの態度で怒ったりしないから、リラックスして。」
「はい。」とカイムは、答えたが、まだ硬さは抜けなかった。
王女は、自分の前に置かれた飲み物を飲んで、
「まあ、いいわ。少しづつ慣れていけばいいから。タンベス王国四騎士家である『ウンエンス家』『マイスター家』『アレンマイン家』『ヨンマング家』の内、本家の人間が残っているのが、あなたの『ウンエンス家』になってしまってさびしくなってしまったけど、今回の話で、ベルファムル王国に助けて貰えば、死んでいったもの達の手向けになると思っているの。」
「そんな話をするために私を呼んだんですか?」
「いえ違うわよ。
私の結婚についての話をしたいからあなたを呼んだの。」
「王女の結婚の話で、何で私が呼ばれたのでしょうか?」とカイムは驚いて答えた。
「本来、王族は男子の系統で相続をしているのだけど、今回みたいにいなくなってしまった場合、女系で相続するのよ。その場合問題になるのが王配の相手なのよ。
基本は、四騎士家から過去はとっているんだけど、今回は、本家筋があなただけしかいなくて、あなたも本家を相続しないといけないから、四騎士家からになるか、四騎士家を一度無くすかになると思うから、一度、あなたに言っておきたかったの、ユーラシナ零番隊副隊長とダルアン・マタスク零番隊副隊長にはこの話をしているけど、私の結婚の話だからあまり周りには聞かせたくなかったし、時間をとってごめんなさいね。」と王女は言い、彼女の話は、終わり、カイムは、王女の執務室から退出した。
王女から、カイムの案内を頼まれた兵士に本日とまる寝室案内をして貰った。




