食事会
一日目の会議を終えて、会議関係者は、ウンエンス邸内の貴賓食堂にやってきた。
食堂内に入ると、一番奥の席にタクサララ王女が座り、左隣にユーラシナ零番隊副隊長とダルアン・マタスク零番隊副隊長が座った。カイムが一番手前の席に座ろうとすると、王女が、
「ここは、本来あなたの家なのですから、そんな下手の席ではなくてこちらに着なさい。」と言って、自分の左側を示した。カイムの隣には、アクサンマ・エルテロス一番隊隊長が座り、奥から各隊長たちが若い隊順に座っていった。
全員が、着席した。全員着席するのを確認すると王女が、手を叩いた。
すると、執事が一人王女の近くに来たので、食事を持ってくるように指示をだした。
食事を待っている間に、王女の隣で緊張しているカイムにエルテロス一番隊隊長が、
「王女も言ってくれたが、ここはお前が注ぐ予定の元タンベス王国四騎士家の一つ『ウンエンス家』のアセイ領の領主館なんだから、遠慮してないで、どっしり構えていろ。」と言い、
「わかりました。エルテロス隊長」とカイムが、答えた。すると、メイド達が、王女から順に食前酒を配っていった。
「では、無事に遺跡探検を終えた一番隊に感謝を込めて、乾杯。」と王女が言い、食事が始まった。
食事会の中では、カイムがいたので彼の祖父である『コロンナンス=ミハエル・ウンエンス』風の歌声参謀総長の昔話をしていた。その話を聞いてあった記憶のない祖父について認識を新たにしていた。
食事が終わると、タクサララ王女が、後で、執務室に来るように言い食事会は終了した。




