表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
新・三国志:大陸断絶 〜「過去のあの子じゃなくて私を見なさい!」と銀座の雨で涙のホールドを仕掛けてくる正妻チョロインSPと過ごす、最高に暖かくて騒がしい台北ハーレム食堂生活〜  作者: UTAMARO
【第十章:最高に暖かくてお気楽な日常へ。亡霊の生還と裏返ったチェス盤(最終章)】

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

47/48

第47話:泣きぼくろトントンと永遠の聖域、あるいは裏の支配者のウインク

夜。閉店後の静まり返った李家食堂の店舗スペース。


薄暗い間接照明だけが灯り、周囲のバイクの喧騒が遠のくなお、そこは「大人の聖域」へと変貌していた。


俺がカウンターに座っていると、薄手の寝巻き姿に着替えた蘭さんが、大人の女性の甘く狂おしいハーブの香りを漂わせて隣に滑り込んできた。


彼女は妖艶な微笑みを浮かべながら、右目の下の泣きぼくろを人差し指の先でトントンと軽く叩き、俺の頭を自身の太ももの上へと優しく引きずり込んだ。


極上の膝枕。


薄い寝巻きの布地越しに伝わってくるのは、ひたすらに柔らかく、どこまでも深く深く沈み込んでいくような、究極の肉厚の包容力だった。


蘭さんは俺の頭髪を細い指先で優しく愛撫しながら、俺の魂のすべての疲れを無限の母性で包み込み、溶かしていく。


「よく頑張ったわね、志郎おじさん。世界を救った最高の男の子への、私からの特別なご褒美よ」


「誰も見ていないから、私の防壁の中で、たっぷり骨抜きになりなさいな」


(なんだこれ……無限に沈み込んでいく……。蘭さんの大人の匂いで、脳細胞が完全に蕩けそうだ……っ)


◆ ◆ ◆


俺を極上の膝枕で完全に骨抜きにしながら、蘭さんはカウンターの上の旧式ノートPCの画面へと視線を向けた。


画面には、イーロン・孔明の最高権限アクセス権が、彼女の構築した裏コードによって完全に監視・制御されている形跡のログが表示されていた。


時間再起動のイーロンすらもミリ秒単位でハックし、手のひらの上で躍らせていた、この作品の真の裏の支配者(超越者)としての絶対的な余裕。


蘭さんは俺の耳元へ向けて、吐息が直接かかるほどの至近距離で顔を寄せてくる。


「最初からすべて、私の手のひらの上(シナリオ通り)よ」


クスリと艶やかに囁き、妖艶で美しいウインクをパチンと投げてみせた。


(やっぱりこの人が最強のラスボスじゃないか……)


(まあ、この圧倒的な母性の防壁に守られているなら、亡霊としてはこれ以上のディールはないがな)


李家食堂が究極の安らぎに包まれる一方で、世界の裏側では、新たな世界の覇王が動き出そうとしていた。


◆ ◆ ◆


次回予告:第48話『裏返ったチェス盤と、永遠に続くお気楽な日常(最終回オチ)』

【読者のみなさまへ】

「面白い」「続きが気になる!」と思ってくださったら、

ページ下部にある【ブックマーク登録】や、【評価システム(★★★★★)】で応援していただけると、執筆の非常に大きな励みになります!

何卒よろしくお願いいたします。

◆【作品をより深く楽しむための補足ページ】

本編の戦況マップ、地政学・ミリタリーの裏設定などはX(旧Twitter)にて随時公開・更新しています!

ぜひこちらもチェックしてみてください。

▼作者X(旧Twitter)アカウント

https://x.com/shinsannov

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ