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新・三国志:大陸断絶 〜「過去のあの子じゃなくて私を見なさい!」と銀座の雨で涙のホールドを仕掛けてくる正妻チョロインSPと過ごす、最高に暖かくて騒がしい台北ハーレム食堂生活〜  作者: UTAMARO
【第九章:白帝城電脳ハック・核ミサイル無力化と、亡霊の生還】

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第42話:イーロン・リンク限界突破と、愉快犯ゲームマスターのデレ

小梅の確かな体温(正妻の絆)と、小飛の群体AIの全演算サポートが完全にシンクロした。


志明の脳細胞は、人類の限界を遥かに超越した神速の奇跡を具現化していく。


左右から押し寄せる美少女たちの驚異的な肉圧とドキドキのせいで、左目の青いレンズは『チチチチチ……!』と完全に悲鳴のような電子音を爆音で立てていた。


排熱バグは完全沸騰の限界を迎えているが、その灼熱のエネルギーをすべてハッキングの殺気へと変換する。


志明は力強く右手の親指と中指を重ねた。


パチン、と。


総統府の作戦室全体に、世界の物理法則を完全に上書きする指の音が響き渡る。


超未来技術『量子解体』の限界突破出力が、白帝城の中枢コアへ向けて一瞬で放たれた。


一秒。たったの一秒。


世界へ向けて放たれるはずだった全核ミサイルの電子信管セキュリティが力づくで一括マスターハックされ、その結合プログラムが完全粉砕、永続無力化された。


デジタルタイマーの数字が『00:00』でピタリと静止し、世界の完全なる救済が確定した。


「核ミサイルの完全無力化、完了だ。……盤面は、完全に俺たちが買い戻した」


(やったぞ……。だが、左右から女の子のいい匂いと規格外の柔らかさにベッタリ密着されてるせいで、俺の脳の沸騰が本当に別の意味でヤバい……っ!)


◆ ◆ ◆


核の脅威が完全に消滅したスクリーンに、突如としてホログラムの透明なサイバー羽扇が出現し、パチパチと優雅に拍手を刻み始めた。


画面に投射されたのは、ポップコーンの箱をゴミ箱へ捨て、どこか晴れやかに、あるいは父親のように温かい微笑みを浮かべるイーロン・孔明の姿だった。


彼は、データ(過去の残像)ではなく、体温(小梅たちのいる現在の日常)を選んで世界の破滅をひっくり返した志明の無双劇を、最高のゲームマスターとして絶賛した。


イーロンはサイバー羽扇を胸に当て、自らの最高峰システムへの『永続最高アクセス権』のマスターキーを、志明の左目へと無償で譲渡した。


「最高にクレイジーで、美しいグランドエンドのログを見せてもらったよ、キッド」


「データの中の亡霊じゃなく、現在の彼女たちの体温を選んだね」


「主君を勝手にゴミ箱へ捨てるような無能な軍師は、僕のプライドが許さないのさ。君にイーロン・リンクのすべてのアクセス制限を解除した最高権限を譲渡しよう」


「これからは歴史の表舞台で、あの可愛い新妻たちにたっぷり骨抜きにされるといい――我が最高の主君(陸志明)」


(あの愉快犯の神様が、最後の最後で最高のデレを見せやがって)


(……まあ、アクセス権の全解放はありがたく受け取っておいてやるさ)


◆ ◆ ◆


次回予告:第43話『習孟平の無残なる完全終了と、亡霊の生還(バグの獲得)』

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