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新・三国志:大陸断絶 〜「過去のあの子じゃなくて私を見なさい!」と銀座の雨で涙のホールドを仕掛けてくる正妻チョロインSPと過ごす、最高に暖かくて騒がしい台北ハーレム食堂生活〜  作者: UTAMARO
【第四章:秘密リゾートの極限任務。墾丁の水着混浴と電波暗室の罠】

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第17話:湯煙のゼロ距離吸着戦術と、命懸けの吊り橋効果

「動かないで……敵の索敵センサーが、すぐそこまで来ているわ」


小梅が微かな吐息で囁き、俺の胸板へと自身の身体を限界まで押し付けてきた。


敵の目を欺くための、不可抗力な隠密密着戦術(ステルス・ホールド)である。


生暖かい夜風と湯気のせいで、二人の肌は汗で濡れ、バスタオルすら挟まないサイバー水着越しに、お互いの生々しい肉体の輪郭がピタリと隙間なく吸着してしまう。


小梅の驚異的に豊満なGカップの胸の柔らかさが、俺の引き締まった腹筋と胸板に、形を変えてこれでもかと平たく押し潰された。


ギチ……ギチギチ……と。


特殊繊維の水着(サイバー・ウェア)が、二人の凄まじい肉圧の逃げ場をなくし、密かに悲鳴のような軋む音を響かせる。


(お、おい待て! 湯気と湿気のせいで、いつもより肌の温もりと柔らかさが、ダイレクトに脳に響いてきやがる……っ!)


(敵の足音より、至近距離で早鐘を打つこいつの心拍数の方がうるさいぞ……!)


湯煙のなかで交錯する熱い吐息が、俺の全盛期の若すぎる肉体の温度をさらに引き上げていく。


◆ ◆ ◆


その時、岩の隙間から工作員の一人が銃口を突き出してきた。


暗闇のなか、一閃の銃撃が放たれる。


俺は死神の直感で、小梅を庇うように自らの全盛期の若い肉体を無造作に投げ出した。


(デバイスの演算じゃない。泥水をすすり続けたゲリラ時代の、死線が生んだ野生の超感覚(センス)だ……っ!)


ドンッ、と迫る銃弾の軌道を体術だけで紙一重で躱し、そのまま小梅の身体を強く抱きとめる。


チートデバイスの演算に頼らず、身を挺して自分を死守してくれた俺の容赦のない男気(覚悟)に、小梅の胸は張り裂けんばかりに激しく跳ね上がった。


極限状態の恐怖と、間近で感じる男の確かな体温が融合し、強烈な吊り橋効果サイコロジカル・ドライブの暴風雨が吹き荒れる。


それが、小梅の氷の理性を内側から一瞬で粉々に融解させていく。


小梅は顔から耳の先まで真っ赤に染まり、俺のテックウェアの胸元を、細い指先でギチギチと強く掴み返すことしかできなかった。


(今までどんな訓練を受けてきたって……こんなの、私の防壁が耐えられるわけないじゃない……っ)


遠くのビーチからは、いよいよドナルドの咆哮と高市大臣の緑の一閃が炸裂したような、凄まじい地鳴りが轟き始めている。


しかし、お色気とシリアスが完全に交錯する臨界点の温泉のなかで、二人の心拍数は大人の無双を置き去りにして加速し続けていた。


◆ ◆ ◆


次回予告:第18話『着地事故の温泉パニックと、氷の美少女の恋心完全自覚』

(次号、第四章大団円! 復旧した通信回線の悪ノリで、イーロンの仕込んだ最悪の「スケベ着地バグ」が強制起動!? 湯船の中で正面衝突する二人の肉圧、および小梅の胸に灯る「本当の気持ち」とは――!?)

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