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野菜たちの主張  作者: 西玉
その他の野菜編 3

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ネットメロン2 成功と失敗

 見た目だけでもしっかりした網目メロンができたことで、翌年から栽培プランのひとつにしっかりと組み込むことにした。

 この年から肥料なしでの栽培を始めていた。


 同時に植えたプリンスメロンやマクワウリ同様、ゆっくりと成長する。

 初期は、網目メロンもプリンスメロンもマクワウリも、同じように成長した。

 だが、世話をしているうちに、育ち方に差がついてきた。


 かなり育たないと分からない。

 プリンスメロンとマクワウリが、ずんずん大きくなっていく一方で、網目メロンの成長がどうにも鈍い。


 プリンスメロンに実がついた。

 ふっくらと大きな実がついた。

 網目メロンはじっとしている。


 慌てずに待った。

 ようやく実がついた。人工授粉は行っていない。花粉の寿命が短く、毎日畑に来られないと難しい。すべて虫任せだ。


 だが、ようやく実がついた。

 隣のプリンスメロンのように大きくなるのではないだろうか。

 真っ白い小さな玉を見て期待した。


 なかなか膨らまない。

 まだまだ、可能性はある。

 そう思っていた。


 実に網目が入り出した。目を疑った。

 まだ、小さなミカンぐらいのサイズだ。

 網目が走り始めて、まだ肥大するかといえば、その可能性はほとんどないらしい。


 その年は、小さな小さな、網目メロンをふた玉収穫した。

 味? 追熟させようとしましたが、いつまでも固いままでした。

 忘れていた頃、腐っていました。


 残念。

 2026年アールスメロンなら網目メロンでも育ちやすいと言われた。

 以前はクラウンメロンだったのかもしれない。


 でも、クラウンメロンの種は、専門業者さんの間で出回って、一般市場には流れてこないので買えないらしい。

 去年はなんだったのだろう。


 疑問は残るが、今2026年はアールスメロンの路地栽培に挑戦する。

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