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野菜たちの主張  作者: 西玉
その他の野菜編2

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ダイコン1 副産物の野菜かも

 ダイコンの印象は、失敗と成功を繰り返している野菜だということだ。

 当初、ダイコンはどこでも育つという印象があった。

 ど根性ダイコンなどと話題になることもあるが、アスファルトのひび割れの間で立派なダイコンが育つこともある。


 なので、栽培するのに肥料は要らず、種まきも適当でいいのではないかと思っていた。

 それが、かなりの間違いだったと知ることになる。


 ダイコンもジャガイモと同じく、自然農をはじめた圃場と慣行農で管理している圃場で、主張がまるで違うのだ。

 自然農で管理することになる圃場では、ダイコンはどこでも育つのだと勘違いし、秋に使用していない畝上に、種を落としていった。


 草がまだ青々としている間に、点々と落としていったのだ。

 今となっては驚くべきことに、それなりに発芽した。

 忘れた頃、成長した葉を見つけた。


 ダイコン自身は小さかったが、畑管理の副産物としては大満足だ。

 せっかくなので、ちゃんと育ててみようと思ったのが、間違いだった。


 期待していなければ、失敗にも気づかなかったのだ。

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