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野菜たちの主張  作者: 西玉
カボチャ編

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カボチャ2 意外な姿

 ある年、専業の農家さんから珍しいカボチャの苗をもらった。

 個人的な付き合いがあるわけではなく、役所のイベントごとで習う機会があったので参加したのだ。


 その後、一つもいうことを聞いていないので、そのことはあまり口外していない。

 育ててみると、とても細長いカボチャができた。


 その後、テレビなどでみるようになったが、岐阜県の特産すくなカボチャや、種で甘龍カボチャとして 売っている品種だと思う。

 これまでの常識とはあまりにも違う形をしていたが、食べると立派なカボチャだった。


 それ以来、毎年カボチャの種を買う時に、甘龍カボチャも必ず買うことにしている。

 実のところ、甘龍カボチャを1番多く植える。


 それぐらい、美味しかったのだ。

 種自体も少し高いので、種をとって植えてみた。カボチャの種はしっかりしていて、とても種取りが容易でもある。


 しっかりと実がなった。

 でも、形が違った。以前のような細長い形ではなく、部分的に膨らんだ、なんとも言い難い形に育った。


 当時は、F 1とか、交雑ということは何も考えていなかった。


 ただ、あまり気にしなかった。沢山取れたし、味も美味しかったのだ。

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