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転生令嬢がゆるゆる頑張る話  作者: 和和
第二章 転生令嬢、リズ
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リズ、家に帰る。

あらすじ:私リズ!正井先生が転生しているんですって!驚きよ!でも、これでフルールさんと会えるわね!

「先生が…いる?」


「ああ、間違いなくね。」


そう言ったケンドリックは、少し呼吸をおいて、再び話し始める。


「実は先生も、後悔を持って転生してきたんだ。それも2つだ。」


「えっ!?2つも!?」


「ああ…まず1つは瑛美を救えなかったこと、そして…」


「2つ目は、救うことができた(・・・・・・・・)少女の、元気な姿を一目見れなかったこと。」


ケンドリックの話を聞いたリズは震えた。


「…リズ?」


瞬間、リズは立ち上がる。


「こうしちゃいられないわ!今すぐフルールさんの所へ行って会わせないと!」


「待て待て待て待て!」


部屋の外へ駆け出そうとするリズを、ケンドリックは慌てて止める。


「何よお父様!」


「先生が来るのは再来週だ!」


「そ、そんなに後なの!?何故!?」


「じ、実は…エリーゼが何か準備をしているみたいなんだ。」


「お母様が?」


「ああ、あの手紙を読んだ後、エリーゼに先生のことを話したんだ。そしたらこれが昨日届いて…」


そう言ってケンドリックは手紙をリズに渡す。


「ん?なになに…『もうしばらく待ってて、あとちょっとで完成するから。』…なんですの?これ。」


「…わからない。けど、エリーゼは何かやりたいことがあるんだろう。」


「…まあ、わかりましたわ。では、私もブリーク王国(あちら)で準備しておきますわね。」


「ああ、頼んだよ。」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~


休みが明け、学園に戻ったリズはフルールを探す。


リズは放課後に学園内を歩いていると、ふわふわな明るい茶色のロングヘアの少女を見つけた。フルールだ。


「ごきげんよう、フルールさん。」


「あっ!ごきげんよう。リズ様。」


明るく笑うフルールに、リズは話し掛ける。


「ねえ、フルールさん。再来週の休みの日、空いてるかしら?」


「あ、空いてますが…ど、どうしましたか?リズ様。」


「突然で申し訳ないのだけれども、私の実家に来てほしいのよ。」


「え!?何故です!?」


「あなたに会わせたい人がいるのよ!」


「あ、会わせたい人とは…?」


「秘密よ!じゃ!約束はしましたわ!当日はよろしくお願いね!」


「あっ!ま、待ってください!…行っちゃった。」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~



ブリーク王国からトレンス王国へ向かう馬車の中、4人(・・)の女学生が座っている。


その内の1人、メイルがリズに話し掛ける。


「それで、フルールさんはともかく何で私も連れてきたの?」


「お母様が『リズ(あなた)の事情を知っている人は全員連れてきて良いわよ!』って言ってたから…」


「なるほどね…あれ?タイラーさんは?」


「タイラー様はちょうどイーヒルト公爵に用があったみたいで…用事が終わったら向かうみたいね。」


「タイラー様も、リズ様が転生したことをご存知何ですか?」


フルールがリズに聞く。


「あっ!そういえば、フルールさんには伝えていなかったわね!そうなのよ。ええっとね…」


リズは、フルールにこれまでの事を話した。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~



「着いたわね。…って、フルールさん、大丈夫?」


リズがそう聞くと、少しふらついたフルールが答える。


「だ、大丈夫です…情報が多くて…」


「まあ、無理もないわね。少し休んでから入る?」


「い、いえ、大丈夫です。」


「そう?じゃあ入るわね。」


リズはそう言って門を開けた。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~



「よく来たわね!案内するわ!」


マイメリー公爵邸に入り、そう言って真っ先に迎えたのはエリーゼ。


4人は各々エリーゼに挨拶をする。


ふと、リズがエリーゼに聞く。


「そういえばお母様?準備って何なのですか?」


「それは後のお楽しみよ!先ずは…」


エリーゼはフルールを見る。


「あなたがフルールさんね!実は…あなたに会いたがっている方がいるの!」


「わ、私にですか?」


「そう!これから案内するわね!」


エリーゼは4人を引き連れて、応接間に向かった。


応接間に入ると、ケンドリックと先に到着していたタイラー、そしてリズが絵姿で見た老人…イェイシーが座っていた。


「みんな、よく来たね。紹介しよう。こちらはイェイシー・ロ・マシー男爵だ。」


「初めまして皆様、私はイェイシー・ロ・マシーと申します。」


イェイシーはそう言って微笑んだ。



次へ続く!

結局エリーゼの準備って何なんでしょうね?

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