FILE2 暗黒の階段
テスト初日が終わって息抜きのために書いてみました。
いや〜・・・出来悪かったなぁ。
ここからは主人公目線!パーカ=俺と書いていくことになります。
俺と一人の軍人は真っ暗になった階段を踏み外さないようにゆっくりと降りていく。
入った当初は微かに階段を照らしていた光も、入り口が閉じたことにより完全に遮断された。
視界は完全に暗黒と化し、目が徐々に慣れてきてはいても、殆ど周りを認識することは不可能だった。
ただ、分かるのは二人分の足音だけである。
無音の階段では降りていくにつれ響く足音が一層大きく感じた。
2人は階段を降り始めてから五百メートルは進んだだろうか。
足音だけしか聞こえない暗黒の世界ではどれだけ進んだかも、どれだけ時間が経ったかも認識することが出来なかった。
無言のまま進んでいた俺は突如視界が捉えた扉に頭をぶつけ、小さな悲鳴をあげたが、その声は扉の放つ衝撃音に掻き消され、後ろに立つ軍人がその声に気付くことは無かった。
「着きましたか、少し後ろに離れていてください」
そう言われ、俺は頭部を手で撫でながら三歩ほど後ろにさがった。
前に出た軍人は慣れた手つきで扉の中央についているセキュリティ装置の解除に取り掛かった。
暗証番号に指紋検査、声帯検査と網膜検査を軍人は順調にこなしている。
実のところ俺はここに来るのは初めてだった。
この俺、旧アメリカ軍大尉ジェームズ・パーカーはカオスの攻撃による軍部の崩壊の際に何とか生き残り、アメリカ大陸を渡りながらカオスを倒して回っていた。
今まで俺はたった一人でカオスと戦ういわば一匹狼だった。
だが、一週間前にカオスとの戦闘中に負傷し、殺されそうな所をこの扉の向こうに基地を構えるレジスタンスに救われた。
今までたった一人でカオスを倒して回っていた俺の腕をレジスタンスが買い、この場所へ入るための方法が記されている紙と入るときに使ったスプレー缶を手渡された。
そして晴れて一匹狼ジェームズ・パーカーはレジスタンスという群れに紛れる事に決めたのだった。
そして突然視界に入ってきた光により、暗闇に慣れていた俺の視界は完全に遮断され、眼球には痛みが走った。
どうやらセキュリティ解除が終わったらしく、扉が開いていく音と振動が体に伝わった。
徐々に時間が経つにつれて、視界は地上にいたときの様な暗黒な視界でもなく、光により痛む視界でも無い普通のものに戻っていった。
「パーカー大尉、ようこそレジスタンスへ」
軍人はそう言うと足早に扉をくぐり、遠くへと消えていった。
パーカーさん始めての場所で困惑してたんですね〜。
知らない場所だから頭ぶつけちゃいました。




