FILE1 一人の軍人
あーいま高校の期末テストです。めちゃくちゃ嫌です。
学校なんて無くなればいいのにな〜。
それはさておき主人公登場です。
ここは旧アメリカの旧ボストン。
カオスの1月1日の大攻撃でアメリカという国家は完全に崩壊し、アメリカという国家に残ったものは荒れ果てた土地だけであった。
そして、かつてボストンレッドソックスの本拠地として栄えたこの町も人が消えた今では砂漠のように変わり果てた姿になっていた。
もうこの町をボストンなどと呼ぶ人は居らず、ただ『寂れた町』と呼ばれ、その他の町も全てがこの呼び名で呼ばれていた。
そんなデザートタウンに一人の男が立っていた。
迷彩模様のアメリカ軍の軍服に簡素なヘルメット、腰のホルスターにはIMI デザートイーグルが装備され、左の手にはスプレー缶が握られている。
このデザートタウンに人がいるだけでもおかしな時代にカオスに殲滅されたはずの軍人がいるとは普通は思わないだろう。
その男はゆっくりと周りを見渡した後、まっすぐに崩れた民家に向かって歩き始めた。
男が足を進めるとそこにある砂を多少吹き飛ばすが、数秒もすればそこにはまた新たな砂が被り、男の足跡を消していた。
その男は崩れた民家の壁に手を当てると、指を素早く動かした。
男の触れた所だけは周りの壁とは違い白く、それは異様なまでにこのデザートタウンでは目立っていた。
男は自分が触れ、白くなった壁に左手のスプレー缶の中身を吹きかけた。
するとその場所は触る以前のように砂がつき、ボロボロになった壁に戻っていた。
その行為を終えた後男はその場で腕組みをし、留まった。
吹き荒れる風が砂を吹き上げ、その砂は男の軍服を少なからず覆った。
すると一人の軍服姿の男が目の前に突如現れ、留まっていた男に敬礼をした。
突如現れた男の後ろには地下へと続くであろう階段がその入り口を開け、待っていた。
「お待たせしましたパーカー大尉、どうぞお入りください」
そう男がいうとパーカーはその階段の前に立ち、ゆっくりと降りていった。
パーカーが降りていくのを見ると、男は周りを見渡し、後を追ってその階段を足早に降りて行った。
2人の姿が暗い階段の奥へと消えると、入り口は鉄の様な物に自動的に覆われ、露出した鉄色に光る部分を砂が徐々に隠し、その場には何も無かったかのような静けさが漂っていた。
まったく主人公喋ってませんね〜。
最初はこんな感じでいいかなぁ?




