第2章 やはりあの人の胸はデカかった
お山がこの異世界へ来て6日経った頃だろうか。
服をズタボロにしながら大草原の真ん中で叫んでいた。
「うっしゃあぁぁぁ!!!!ようやくレベル10や~~! よし、秘史窟行くか。」
喜んでいるのもつかの間,お山のすぐ後ろに魔物がいた。
「guw/ag/uea」
「へ?何や~?」
振り返ると魔物にいつの間にか攻撃されていた。
お山の体力は少なかったため死んでしまった。
チーーーン
目を覚ますとそこは教会であった。 そして目の前には司祭がいた。
そしてこびっとく叱られてしまった。 まわりには注意しろと…。
叱られた後、宿屋に泊ろうと金袋をみたらみごとにごっそり無くなっていた。
お山をいきかえらせるときに司祭が代償として金をもらったのである。
NOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!
まぁ、レベルが1に戻っていなかったのでまた村を出て,今度は金貯めの旅へと出かけた。 旅といってもそんなに時間はかからなかったが……。
それから2日後、お山は秘史窟に向かう。
今のところ何もなかったが洞窟の中でなんらかの物体が落ちていた。
(おっ,落ちてるって…)
「ちょ、助けて…」
物体と思っていたのをよく見ると、人間が盾の重さに耐えられずうつ伏せ状態になっていた。なんとかデカイ胸のおかげで一命はとりとめた。 それもその人間はお山のよく知る人物だった。
「かなちゃん、なにしてんの?」
「………。」
かなちゃんと言われた人物は何も喋ろうとはしなかったので、とりあえず盾をどかした。 結構軽かった。
かなちゃんはしゃべろうとするとおなかを{グ――-}とならした。
お山はお菓子替わりに食べようとしていた菓子パンを半分に分けて多い方をあげた。
お山は意外と優しかった。
食べ終わったぐらいにかなちゃんはここにいる理由を話してくれた。
かなちゃんは曲を聴こうとしてスマホの電源をつけたら強い光が画面からはなたれ、きずくと[レトロ村]にいた。 イキナリのことだったので色々と村で何かをしたらしい。
そしていつの間にか村のアイドル的存在になっていたとか…。
そんなアイドル的存在のかなちゃんに1人の男が来て[秘史窟]の調査をしてほしいと頼まれた。
男と一緒に[秘史窟]の調査に向かうと魔物がいきなり襲ってきて、男はかなちゃんを見殺しにして逃げた。
そしてそのかなちゃんは洞窟の安全そうな場所に逃げ込んだが疲れたので適当に座り、最初から持っていた盾と杖を置いてひと眠りしていたら立て掛けていた盾が落ちて、うつ伏せ状態になっていたらしい。
とりあえずかなちゃんを仲間にして≪多分仲間のうちの1人だと思う≫秘史窟の奥へと進んだ。
なんとかボスっぽい部屋についた。
「なんや薄暗いなぁ」
「きのせいじゃない?」
2人はのんきに喋っていると上から何かがやって来た。
それは予想外のひと?がでてきて、2人共唖然としてしまった。
だってその人?は学校の歴史を教えている秘史先生だった。
「「は………。」」
秘史先生は2人にきずいたのか、手を振っていた。
「ねえ、お山。 敵に手を振るっておかしない?」
「そこはきにしたらあかんのちゃう」
秘史先生に聞かれないようにぼそっと言った。
「おお~来たのか勇者よ。この私と戦ってくれないか?」
何故疑問形なのかわからないが戦ってみることにした。
結構あっさりと死んだ。
しかし戦っている途中で歴史の問題を出すのはやめてほしいと思った。
お山は歴史は全く無理なのだ。 ほとんどかなちゃんにまかせた。
敵は倒し、金はがっぽり貰え、宝箱にここの大陸の地図がはいっていたのでお山はとても満足していた。
かなちゃんとお山はもう[秘史窟]にはようがないので[レトロ村]へと帰った。
2人が帰ると村人達はかなちゃんを見て驚いていた。
もう死んだものと思われていたらしい。
その夜は宴だった。 というかかなちゃんの宴だった。
かなちゃんが歌って踊って――-。
マジでかなちゃんの胸はでかいなぁと再確認したお山だった。
お山はその宴に疲れたのか宿屋でひと眠りすることにした。
すると夢にモモがあらわれた。
「勇者お山よ。…ぷくくく。 もう普通にお山でいいや。勇者つけたら笑ってしまう。 しかし、あれよ。かなちゃんが歌って歌って。 ひくわ―。それに何?見てる人が全員男って、完全アイドルじゃん。 あっ!そうそう、そのかなちゃん連れて西に向かっててね。 じゃあね~~。」
去って行った。
(私にも喋らせろや)
お山はそう思いながらも、やすらかな眠りについた。




