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~フィナ~
昼食後、少し気になる店を見て廻ってから宿に帰って来ました。
ちなみにファルは、夕食も美味しそうにご飯を食べていましたが…。
(…私の事を忘れていた件については、呆れてしまいましたが食事に関してあれだけ、全力な姿を見ていたら怒れません。)
そう思いつつ、部屋のベットに入り、この先の事を考えてしまい…溜め息を吐いてしまいました。
私が男嫌いなのは、過去に三回婚約破棄されたせいです。
その三回共全て、婚約していた男共が浮気した挙げ句、公の場で手酷く私を振ったのです。
…内容は長くなるので言いませんが、酷い言い掛かりだった…とだけ言っておきます。
元々、三人共好きでもなかったのですけどね…。
そして、あの時の婚約破棄騒動で、家族以外の男性が嫌になりました。
それ以降、婚約者は自分で見付ける事になり、自由にさせてもらっています。
私に告白して来る男共は、権力や容姿などにしか興味がなく、私自身の事を見ていない人ばかりでした。
中には、私の事を見てくれていた人もいたのかも知れません。
その人達には悪いですが、もう信じる事に疲れてしまいました。
ファルは、確かに今まで会って来た男共とは違います…。
違いますが、信用するのは少し早いと思います。
(…もう裏切られるのは、嫌ですから。)
私は、この先の不安を拭えないまま眠りました。
このファルへの不安が、杞憂に終わる事を願いながら…。




