第72話 1.70倍
「一万回、試しました」
天城蓮は、挨拶より先にそう言った。
三十三回目の勤務を終えた午前四時過ぎ。地下施設の作業室には、換気設備の低い唸りと、二台の端末が吐き出す熱だけが残っていた。
壁際の時計は、午前四時十三分。
最深部の崩壊予測まで、残り四十五時間余り。
誠司は椅子へ深く腰を下ろしたまま、目頭を指で押さえた。数時間にわたる深層対話のせいで、視界の縁が薄く霞んでいる。鼻の奥には、乾いた血の匂いが残っていた。
その隣へ、蓮がもう一脚の椅子を引き寄せる。
狭い机に、四十二歳と十九歳の肩が並んだ。
誠司の指は、二十年分の紙と段ボールに削られ、節が太い。蓮の指は細く、傷ひとつない代わりに、端末へ触れた瞬間だけ別の生き物のように速く動いた。
「何を一万回?」
「俺と佐藤さんの、使い方です」
「人を道具みたいに言うな」
「連携方式と言い直します」
蓮は悪びれず、透明な画面を二人の間へ展開した。
数字の列が、机上へ青白く浮かび上がる。
「最深部へ入る前に、俺たちの処理を最適化しておきたいんです。ぶっつけ本番で噛み合わなかったら、四十九時間どころか最初の十分で終わる」
「もう四十九時間は残ってない」
「だから急いでます」
その返答だけは、年齢相応の焦りを含んでいた。
蓮は表示を切り替える。
【処理方式シミュレーション 各一万試行】
誠司単独
平均処理時間 六・五七分
判定精度 九十八・四四パーセント
九十分当たり救助数 十三・五件
平均取りこぼし 〇・二一件
蓮単独
平均処理時間 三・一一分
判定精度 九十四・二〇パーセント
九十分当たり救助数 二十七・三件
平均取りこぼし 一・六八件
共闘
平均処理時間 三・九〇分
判定精度 九十九・〇五パーセント
九十分当たり救助数 二十二・九件
平均取りこぼし 〇・二二件
誠司は上から順に目で追った。
「君一人だと、俺の倍以上見られるのか」
「見られます。助けられるとは言ってません」
蓮の指が、自分の判定精度を示す九十四・二〇という数字を叩いた。
「俺は速い。でも、百件見れば五件以上で判断を誤る。軽微な異常を切り捨てる癖があるからです」
「そこまで自分で言うか」
「事実なので」
即答したあと、蓮は一瞬だけ画面から目を外した。
かつてなら、その五件を必要な犠牲だと言い切っていたはずだった。
だが今は、取りこぼしという言葉を口にするたび、顎の筋肉がわずかに固くなる。
「佐藤さんは逆です。遅いけど、見落とさない」
「遅いは余計だ」
「六・五七分です」
「数字で殴るな」
「褒めてます」
蓮が次の表示を開いた。
二本の流れが、中央で一つに重なる図だった。
「第一段階は俺です。全区画を高速で走査して、緊急度と処理候補を仮判定する。平均三・一一分で、危険な案件を先に並べます」
細い指が、左側の流れをなぞる。
「第二段階が佐藤さん。俺が低優先度に落とした案件と、判定境界に近い案件だけを確認する。全件を一から見る必要はない」
「君の判断を信用して、俺が疑うのか」
「そうです」
「矛盾してないか?」
「信用するのは俺の速さです。疑ってほしいのは、俺の正しさです」
誠司は蓮を見た。
蓮は画面を見たまま、唇を真っ直ぐ結んでいた。
自分の正しさを疑えと言えるまでに、この少年が何人分の後悔を飲み込んだのか。誠司には、その数を尋ねることができなかった。
代わりに、共闘の数値へ視線を戻す。
「九十九・〇五パーセント……」
「俺単独より処理数は落ちます。でも、取りこぼしは約七・七分の一。佐藤さん単独と比べれば、救助数は一・七〇倍です」
「一・七〇倍」
「九十分で、九・四人多く帰せる」
件ではなく、人と数え直したところに、蓮の変化があった。
誠司はもう一度、二本の流れを見る。
速さだけなら蓮。
確実さだけなら自分。
どちらか一人を選べば、足りないものが残る。
だが二人であれば、互いの欠けた部分を、相手の長所で塞げる。
「俺が捌いて、あんたが確認する」
蓮が言った。
「これなら、誰も取りこぼさずに、俺の速さで回せる」
換気設備の音の奥で、端末が短く鳴った。
最深部の波形が、また〇・三ポイント上昇していた。
誠司は画面の曲線を見つめ、それから右手を差し出した。
「やろう」
蓮は差し出された手を見た。
「握手ですか」
「嫌ならいい」
「嫌とは言ってません」
蓮の手が重なる。
細い指だった。けれど、握り返す力は強かった。
◇
同じ日の午後十一時五十二分。
三十四回目の勤務開始まで、八分。
作業室の照明は必要最低限まで落とされ、二つの端末だけが暗闇に浮かんでいた。
誠司と蓮は、朝と同じ位置に座っている。
違うのは、机の上に置かれた二組の接続器具と、壁面いっぱいに展開された区画図だった。
上層から深層まで、現在活動中の登録活動者を示す光点が散っている。
百八十七。
その一つひとつが、帰りを待つ誰かを持つ人間だった。
『接続準備を確認しました』
コトリの声が二人の間へ降りる。
『佐藤誠司。天城蓮。両名の同時接続を開始します』
「佐藤さん」
蓮が前を向いたまま言った。
「朝の方式、覚えてますね」
「四十二歳を舐めるな。まだ半日も経ってない」
「なら、俺についてきてください」
「それは無理だな」
蓮が眉を寄せる。
「追いつけないときは止める。間違ってたら戻す」
誠司は接続器具へ手を置いた。
「それが、俺の役目だろ」
蓮は一秒だけ黙り、前へ向き直った。
「……了解」
午前零時。
三十四回目の勤務が始まった。
視界が、無数の数値と区画へ分解される。
蓮の処理は、誠司が想像していたよりさらに速かった。
『A―三区画、危険度二。経過観察』
『B―七区画、危険度四。退避経路を修正』
『D―二区画、危険度一。後回し』
判定が飛ぶ。
一つの表示を読み終える前に、次の区画が開く。蓮の細い指が机上を走るたび、光点が色を変え、経路が組み替えられていく。
「天城くん、少し待ってくれ。今の判定――」
「もう次へ行ってます」
「速すぎる」
「想定内です。低優先度はまとめて送ります」
十二区画。
二十三区画。
三十一。
誠司の確認待ちが積み上がる。
頭の中へ数字が雪崩れ込み、こめかみの奥が熱を持った。
『両名の処理速度差、拡大中』
コトリが告げる。
『現在、誠司の確認待ちは七件です』
「七件なら、まだ――」
誠司の目が、一つの波形に引っかかった。
蓮が低優先度へ送った、C―十四区画。
安定値は基準内。
脈動幅も、危険閾値には届いていない。
数字だけなら、後回しで正しい。
それでも。
「天城くん、戻ってくれ」
「確認待ちが増えます」
「C―十四だ」
「安定値は正常です」
「わかってる。だから、戻ってくれ」
蓮の指が止まった。
ほんの半秒。
以前の蓮なら、その半秒で次の三件を処理していた。
だが今は、何も言わずC―十四を再表示した。
青い波形が、二人の前へ広がる。
「拡大して。今日だけじゃない。昨日と、その前も重ねてくれ」
蓮が操作する。
三本の線が重なった。
安定値は、すべて正常範囲。
だが波の山が現れる位置だけが、日ごとに少しずつ前へずれている。
蓮の呼吸が止まった。
「……あ」
誠司は、三本の線から目を離さなかった。
「数値は正常でも、動き方がおかしい」
蓮は、三本の波形を指で引き伸ばした。
「周期が短くなってる……?」
「昨日から、山が来る間隔が少しずつ詰まってる」
「でも、変動幅は許容範囲です。警告条件には一度も触れてない」
「今はな」
誠司は今日の波形の先へ、指先で線を延ばした。
「このずれが続いたら、次に山が来るのはいつだ」
蓮の指が動く。
直近三日分の周期変化が数値化され、簡易予測が表示された。
【C―十四区画 周期変化】
二日前 十一・八分
前日 九・四分
現在 七・一分
推定次回周期 四・九分
蓮の顔から、わずかに血の気が引いた。
「四・九分後……」
『C―十四区画に登録活動者、三名』
コトリが告げる。
『現在、異常警告は発生していません』
「警告が出てからじゃ遅い」
誠司は退避経路を開いた。
だが、C―十四区画の出口は、通常の退避路から大きく外れている。理由もなく進路を変えれば、探索者は従わないかもしれない。
「天城くん。周辺の魔力分布を見てくれ」
「そんなことをしてたら、他の区画が――」
「俺が確認を続ける。君はC―十四を頼む」
蓮は一瞬、誠司を見た。
迷いは短かった。
「了解」
返事と同時に、蓮の処理速度が上がった。
C―十四を中心に、周辺九区画の地形、魔力密度、足場の強度、退避可能経路が展開される。
「北側は駄目です。亀裂が増えてる。西は魔物が二群」
「南東は」
「最短ですが、通路幅が狭い」
「三人なら通れる」
「一人が大型装備を持ってます」
「置かせよう」
「資産価値は八百万円以上です」
「命より安い」
蓮の指が止まることはなかった。
「……そう言うと思いました」
C―十四区画の三名へ、管理経路が提示される。
画面上の光点が迷ったように数秒動きを止めた。
「従わない」
「理由がないからです」
誠司は公開可能な範囲で、周期変化の予測を添付した。
【五分以内に局所異常発生の可能性あり】
光点の一つが南東へ動く。
続いて二つ。
大型装備を示す重量反応だけが、その場へ残された。
「動いた」
「残り三分四十秒です」
三人の光点が、細い通路を進む。
その間にも、他区画から処理要求が届き続ける。
『E―六区画、退避要請』
『B―十一区画、接触事故』
『F―二区画、経路閉塞』
「E―六、俺が見ます」
「B―十一は危険度二。後回し」
「待て。負傷者の歩行速度が落ちてる」
「基準範囲です」
「同行者との距離が広がってる。足を引きずってる」
蓮がB―十一を再表示する。
「……負傷申告なし」
「申告できない状態かもしれない」
「救援経路を追加します」
二人の声が重なる。
蓮が区画を開き、誠司が波形の違和感を拾う。
誠司が判断に迷えば、蓮が処理時間を削る。
互いの端末から伸びた情報が、作業室の中央で幾重にも交差した。
それは競争ではなかった。
どちらが正しいかを決めるためでもない。
一人では届かない場所へ、二人の手を伸ばす作業だった。
「C―十四、退避完了まで十五秒!」
光点が出口へ近づく。
十二秒。
九秒。
最後尾の一人が、狭い通路で立ち止まった。
「装備を取りに戻ろうとしてる」
「馬鹿なのか、こいつ!」
「天城くん」
「わかってます!」
蓮が通路後方を封鎖し、戻る経路を消す。
探索者は一度その場で回転し、やがて出口へ走った。
三つの光点が、C―十四区画の外へ抜ける。
直後。
波形の山が、垂直に跳ね上がった。
画面が白く染まる。
鈍い振動が、接続を通じて誠司の頭蓋へ響いた。
「ぐっ……!」
奥歯が鳴る。
C―十四区画の地面が隆起し、探索者たちが数秒前まで立っていた場所を、黒い亀裂が飲み込んだ。
『局所崩壊を確認』
コトリの声が響く。
『退避した三名に負傷なし』
蓮は、崩れた区画を見つめていた。
動かない。
呼吸だけが浅い。
「……警告は」
やがて、掠れた声が出た。
「出なかった」
「ああ」
「判定値も、最後まで正常だった」
「ああ」
「なのに、佐藤さんは気づいた」
蓮が誠司を見る。
その目にあったのは、以前のような反発ではなかった。
理解できないものを前にした、純粋な戸惑いだった。
「なんで、こんなのがわかるんですか」
「わかったわけじゃない」
「でも、止めた」
「いつもと違ったからだよ」
「それだけで?」
誠司はC―十四の三日分の波形を閉じた。
「二十年、伝票を見てたからな」
「伝票?」
「数字が合ってても、おかしいものはある」
誠司は次の確認待ちを開く。
「いつも同じ会社が、急に注文の時間を変えたとか。担当者の書き方が一文字だけ違うとか。重量は合ってるのに、積み方がいつもと違うとか」
「それと、今の波形が同じだって言うんですか」
「同じじゃない。でも、見るところは同じだ」
誠司は蓮へ視線を向けた。
「数字そのものより、数字がどう動いたかを見る」
蓮は、しばらく答えなかった。
それから、C―十四の記録を自分の端末へ保存した。
「俺は、アルゴリズムで異常を見つけてました」
「うん」
「正常と異常の境界を決めて、そこから外れたものを拾う」
「君らしいな」
「でも、佐藤さんが見てるのは……」
蓮の指が、三本の波形をなぞった。
「アルゴリズムが、まだ異常だと知らない異常です」
誠司は返事をしなかった。
自分に特別な力があるとは思わない。
ただ、何度も見て、何度も間違えて、次は見落とさないように目を凝らしてきただけだった。
仕事でも。
家族でも。
この場所でも。
◇
午前一時三十八分。
処理開始から九十八分。
最後の退避要請が解決し、作業室の警告表示がすべて消えた。
『共同処理の実測結果を算出します』
コトリが、結果を表示する。
【共同処理 実測結果】
処理件数 二十五件
平均処理時間 三・七六分
判定精度 百パーセント
取りこぼし 〇件
誠司は数字を見て、息を吐いた。
「一万回の計算より、よかったな」
「一回だけの結果で判断しないでください」
「君、素直に喜べないのか」
「標本数一です」
「三人助かった」
「……それは、喜んでます」
蓮は小さく言った。
接続を解除すると、途端に身体の重さが戻ってきた。
誠司は椅子の背へ体を預ける。目の奥が熱く、首筋の筋肉が固まっていた。
扉が開き、柴田が顔を覗かせた。
「終わったか」
「はい」
「二人とも、死にそうな顔だな」
「佐藤さんと一緒にしないでください」
「君も十分ひどいぞ」
柴田は何も言わず、二本の缶コーヒーを机へ置いた。
「余り物だ」
誠司が缶を持ち上げる。
まだ温かい。
「ありがとうございます」
「糖分を取れ。頭を使ったあとは効く」
柴田はそれだけ言って、作業室を出ていった。
プルタブを開ける音が二つ響く。
誠司が先。
一拍遅れて、蓮。
狭い作業室に、甘いコーヒーの匂いが広がった。
二人はしばらく、何も話さずに飲んだ。
「佐藤さん」
「ん?」
「……なんで、俺を受け入れたんですか」
誠司は缶から口を離した。
蓮は正面の消えた画面を見ている。
「俺は、あんたの邪魔をしてた」
「そうだな」
「否定しないんですね」
「事実だからな」
蓮の口元が、ほんのわずかに歪んだ。
笑ったのか、傷ついたのかはわからなかった。
「白瀬さんの指示で、あんたを追い詰めた。選べって迫った」
蓮の両手が、缶を包む。
「そのせいで、あんたは一人、取りこぼした」
アルミが小さく軋んだ。
「あれは、君のせいじゃない」
「俺が選択肢を制限した」
「最後に判断したのは俺だ」
「でも」
「俺が選べなかった」
誠司は缶の黒い飲み口を見つめた。
「全部助けたいと思って、どちらにも手を伸ばした。結果、届かなかった」
あのときの光点が、まだ頭に残っている。
消えた一つ。
何度見返しても、別の答えにはならなかった。
「君の考え方が正しかったとは思わない。でも、全部を君のせいにしたら、俺は自分の間違いを見なくて済む」
「……俺を許したんですか」
「許すとかじゃない」
誠司は蓮を見る。
「天城くん。君、いくつだ」
「十九です」
「十九か」
「知ってたでしょう」
「ちゃんと聞いたことはなかった」
誠司は少し笑った。
「うちの息子は七歳。娘は十歳だ」
「それが何ですか」
「君は、うちの子よりは大人だけど」
蓮の眉間に皺が寄る。
「俺から見たら、まだ十分に子どもだよ」
「子ども扱いしないでください」
「してない」
「してます」
「でもな」
誠司の声から、笑いが消えた。
「十九歳が、全員助けようとして全員失ったことを、一人で背負ってたんだろ」
蓮の指が止まる。
「それを効率って言葉に置き換えて、次は間違えないようにして」
「……違います」
「そうか」
「俺は、合理的に」
「うん」
「同じ失敗を防ぐために」
「うん」
否定しない誠司の声が、蓮の言葉を少しずつ弱くした。
「だから……」
続きは出なかった。
換気設備の音が、やけに近く聞こえる。
蓮は缶を握り、俯いた。
白くなった指先が震えている。
「しんどかったろ」
蓮の肩が、一度だけ大きく揺れた。
誠司は何も足さなかった。
一度の言葉で、十九年分の痛みが消えるはずはない。
わかったふりをすれば、それこそ蓮を一人にする。
だから待った。
缶の表面を伝った水滴が、蓮の手の甲へ落ちる。
「……ずるいですよ」
俯いたまま、蓮が言った。
「何が」
「そういう言い方」
「変だったか?」
「泣かせようとしてる」
「してないよ」
「してるでしょ」
声が掠れていた。
蓮は顔を上げなかった。
誠司も、顔を覗き込まなかった。
「もう、一人で背負わなくていい」
誠司は、自分の缶を机へ置いた。
「俺と、コトリと、三人で背負おう」
『私は物理的な重量を負担することはできません』
突然、端末からコトリの声がした。
蓮が顔を上げる。
「聞いてたんですか」
『待機状態でも、作業室内の音声は取得しています』
「最悪だ……」
『ただし、誠司の提案には同意します』
蓮は目元を手の甲で乱暴に拭った。
「機械に慰められるとは思わなかった」
『私は機械ではありません』
「じゃあ何なんですか」
『現在、回答を定義中です』
誠司は思わず笑った。
蓮も、涙で濡れた顔のまま、ほんの少しだけ口元を緩めた。
その瞬間。
作業室の奥で、別の警告音が鳴った。
最深部の波形ではない。
誠司の身体データを表示する端末だった。
【管理者負荷指数 再計算完了】
蓮の表情から、笑みが消える。
誠司は表示へ目を向けた。
現在値を示す数字の下で、最深部作戦実行時の予測範囲が、危険閾値へ深く食い込んでいた。
『誠司』
コトリの声が低くなる。
『最深部作戦に伴う身体負荷の試算が完了しました』
画面には、まだ確率が表示されていない。
ただ、危険域を示す帯の中で、誠司の予測値だけが赤く点滅していた。




