支配
冒険者複数と騎士団複数に
某のスキル【支配】をかけて
いちばんのターゲットであり
この厄介な結界を張っている
精霊使いとやらを捉え倒すように操った。
倒したらそのまま某も街へ入り
人間魔物を全て操る。
精霊使いを倒せば精霊は機能しない。
某の力で制圧。
唯一某の支配のスキルが
効かないのが精霊なのだ。
うむ。完璧な作戦だ。
女神様に褒めてもらおう。
あの駄猫と某では器も能力も段違いなのだ。
あの駄猫はひゅんひゅん飛び回るだけ。
某の支配能力こそ最強。
さぁて、そろそろ
精霊使いとやらの
断末魔の叫びが聞こえてくる頃かな......
ククク。
「......てか、こいつ聖獣じゃね?☆」
は!??
すぐ後ろに現れたそいつは
金髪ポニーテールに七色の蝶の羽を持つ
あきらかに人外の存在。
「可愛いわんちゃんだっぺ!!」
「コレットちゃん☆ちと下がってて〜☆」
「ガルル!!」
「キャハハ☆いやいやお前
どう見ても女神んとこの犬でしょ?」
こいつ!!
大気の精霊だ!
し、しまった!!
精霊には支配が効かない!!
「さては☆マントルに続いて何かしに来たね?」
「ガルルル!!!」
逃げろ〜!!!
猛ダッシュしだした白い犬。
しかし、音速の妖精から逃げれる訳もなく。
「☆真空領域☆」
「ガルル......ガル......」
ドサッ......
あえなく犬の聖獣は倒れてしまった。
「キャハハ☆あーしらがいるのに
バレないとでもおもったのかな?」
「わんちゃん悪い子なのけろ?」
「悪い子というか〜......
悪いことしようとしてたのは間違いないね☆」
一方
ワンダーリゾート内では
操られた冒険者複数は
即結界で感知、テラにも即見抜かれ
テラの植物の根により全員捕獲されていた。
ローズマリーを縛り上げたルーちゃんが言う。
「テラ。このスキル知ってるの?」
「はい。これは支配のスキル。
聖獣シリウスの持つスキルであります。」
「聖獣?シュガーと同類?」
「はい。女神の使いとして存在する2匹の聖獣。猫神バステトと犬神シリウスであります。
おそらくマントルが失敗したので
女神の手先として来たのではないかと」
「あーなんか結界に引っかかってた
犬がいたね♪あれか〜」
「ルー様。ちょうど配達から戻ってきた
アリアが犬を捉えたようです。どうしますか?」
「危ないから街には入れないようにしよう。」
「では外へ行きましょう。
あ......いや、
狙いはおそらくルー様ですね。
唯一支配スキルが通じないのが精霊です。
なのでルー様を倒せば必然的に
精霊を一掃できますので。
私とアリアとソルで対応します。
よろしいでしょうか?」
「わかった〜拘束出来るなら
身動き出来ないようにして〜」
「わかりました。メグミ様に報告お願いします」
「よろしく〜♪」
精霊3人に取り囲まれ
為す術なくやられた聖獣シリウス。
コレットのことを操ろうとしたので
コレットは先に街へ戻らせた。
こいつは、精霊だけで
対応しないと危険すぎる。
「あらあら〜わんちゃん
震えてはりますえ〜ちょっと
可哀想どす〜」
「クゥンクゥン......」
「こいつでも厄介なんだよね〜☆
どうやって縛りあげようか......?
神界に逃げられないようにしないとね」
くそ。最悪だ。
いの一番にこいつらにみつかるとは。
どうしよう。
神界にさっさと逃げるか......
でもこいつら下手したら神界まで
追いかけてきそうだな......。
そんなことになれば
絶対女神様に怒られる......。
ワンダーリゾート内。
ルーちゃんとメグミは
精霊たちの報告を待っていた。
「聖獣かぁ......そういえば
シュガーまだ、戻ってきてないね?」
「1度転移するとしばらく出来ない?
みたいだからね〜♪」
「テラたち大丈夫かしら?」
そこへ入ってきたのは
勇者3人組。
シンシア、スカーレット、ナミ。
「まずいです!
すぐに用意してください!
すぐ外へ!!」
「......え!どうしたの?」
「シンシアは未来が視えます!」
「......あっ!心眼のスキルで
未来視ができるってやつか!?」
早く!!
テラ達になにが!?
街の外では
テラがシリウスを
グルグルに縛っているところだった。
「動けなくはできますが
街には連れて入れませんね......
どうしましょうか......」
「困ったね〜☆」
「ん?この気配はなんどすえ?」
ブーン......ズズズ......
「かかっ!何か田舎娘が助けてと
言ってきたぞ?何事じゃ?」
あっ!!
まさかの!!
アビゲイル様!!
コレットがいらん気を使って
アビゲイルを呼んでしまった!
先日マントルから助けてくれたから
その流れで今回も助けてくれると思い
声を掛けてしまったのである。
「あ!アビゲイル様来ないで!!」
「まずい!!」
「む?かかっ!なんじゃ?」
なんという強運!
魔女か!!
精霊じゃない!
チャンス!!
【奴隷支配】
「かかっ!......む?何かオカシイ......コレハ」
まずい!
この人だけは!
操らせたら!!!
「夢朧!!」
すぐにソルがアビゲイルに斬りかかり
眠らせようとするが
バチイイイン!!
ただのビンタでソルは吹っ飛ばされた。
「......あ!」
ソルは逆に一撃で意識を飛ばされた。
「......ぐへっ」
倒れたソル。
「ガルルル!!」
最悪だ......!!
1番敵に回してはいけない
最強の教祖
不死の魔女が......
アビゲイルが......
操られてしまった......!!!!
テラとアリアは
青ざめる。
「テラ......まじヤバイ......何か手はある......?」
「アリア無理です......勝率0%であります......」
「カカッ!シリウスカラ離レロ精霊......」
ーーーああ
終わった......
読んでいただきありがとうございます!
もし少しでも面白いな、
続きが気になるなと
思っていただけましたら
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