勇者が来た!
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こんにちわ!
みなさんお久しぶりです!
ナミです!
いきなりのメタ発言失礼します!
ここから第2部として
メグミとルーちゃんのダンジョンのお話と
私たち勇者エルデシュタイン家のお話が
コラボしていきます!
もし、前作の
勇者候補として召喚されたけどスキル無しだったので最強すぎる悪役令嬢の取り巻きモブに徹します
(ナミのかっこいい笑いあり涙ありの物語です)
まだ未読の方はぜひそちらをご覧になってから
この先を読むことを推奨します♪
☆ネタバレ注意というわけです☆
ではでは
ナミと、メグミの
コラボをぜひお楽しみください♪
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アストル王の元へ現れたのは
5年前に魔王を倒した伝説の勇者
【剣聖】スカーレット。
彼女はこの国の城を魔王に乗っ取られた直後
国民たちの避難先となった隣町の城門を
追随してきた魔物から守りきり
それ以降の被害を一切出させなかった。
その後合流した残りの勇者候補たちと共に
魔王を打ち倒した
まさにこの国にとって1番の
英雄であり勇者様である。
「勇者スカーレット!
よくぞお越しくださいました!」
「皆さんお元気そうで何よりです」
アストル王はもちろん、
マッカーサーとローズマリーも
この勇者にはおそらく一生頭があがらない。
絶望の縁から救ってくれた勇者様。
この世のあらゆる物質を全て
貫通して斬ってしまうという
この【剣聖】というスキルを持つ彼女。
このスカーレットこそが
霊体であり、鉄壁の結界や防御壁、
幻覚魔法まで使い、誰も攻撃自体を
当てることすらできなかった
当時の魔王を見事に斬り倒した張本人。
5年ぶりにこの国へやってきたのだ。
城で歓迎の晩餐会をしたあと、明日
聖地ワンダーリゾートへ向かう予定。
「照れくさいのでそんなに
もてはやさないでくれ」
「なんと!勇者様ともあろうお方が!
この謙虚な姿勢!素晴らしい!」
やれやれ......。
呆れ顔のスカーレットの横で
ひたすら食事を楽しんでいる女。
その女は使い魔の黒猫を連れている。
「うんま!この名物の麺なにこれ?うんま!」
「にゃー!ふにゃー!!」
黒猫はデザートに貪りつきながら
にゃーにゃー叫んでいる。
「なんだあの、勇者様のお付きの女?
卑しいな?スカーレット様の品位までさがる」
「おいおい!バカ!」
「......え?」
「あのお方も勇者様だぞ!」
「え!嘘でしょ!?ずっと食ってるぞ!?」
「あの猫をよく見ろ!
黒猫印ブランドのマスコットキャラクター
にもなっているあの聖獣バステト様だ!
そしてこの世界に魔道具を広めるきっかけを
作ったと言われているのがあのお方!
聖獣使いの勇者ナミ様だぞ!」
「えええ!」
「あ、なんかすいません。こんなのが勇者で」
「うわ!聞こえてた!やべえ!」
「申し訳ございません!勇者ナミ様!
聖獣バステト様!」
「にゃー!」
猫は夢中でデザートを頬張っている。
「あ、全然大丈夫です。おかまいなく。
この麺美味しいですね♪おかわりありますか?」
マイペースで美味しい食事を楽しんでいる
もう1人の勇者とその使い魔の猫。
「え、スカーレット食べないの?美味いよこれ」
「......ああ。大丈夫だ。
相変わらずよく食うなお前は。」
「英雄とか言われて照れてるの?
みんなに本当はただの変態だって
言ってリラックスさせてあげようか?」
「......おいやめろ!
私はただヴィオラ様推しなだけだ!」
「クスクス」
さてさて、5年前に魔王を倒した
勇者は全員で5人とこの猫1匹。
勇者候補として召喚された勇者は
ナミ。スカーレット。
ドラゴ。ルミナスの4人。
もう1人の勇者シンシアは召喚者ではなく、
隣国の元S級冒険者。
転生してきた、勇者候補召喚者は4人てことね。
私ナミとスカーレットは
今回噂の聖地ワンダーリゾートへ
視察にやってきた。
光魔法を使う精霊のダンジョンらしく
私たちの今後に関して
大きな可能性を秘めているとの事。
2年前に亡くなったのは
先代勇者のエルデシュタイン夫妻。
召喚された勇者候補は短命なのである。
召喚されてから10年以上生きたものは
この先代勇者2人のみ。
それもこの先代勇者は光魔法を使えたから
唯一長生き出来たのではないかとの見解。
先代勇者は召喚されてから
20年以上生き活躍してくれ、
みんなに御見送りされた。
そしてこの先代勇者の一人娘
ヴィオラ・エルデシュタイン侯爵に
仕えているのが私たち現勇者。
私やスカーレット、残りの召喚者2人も
この世界に召喚されてから約5、6年。
今後私たちがいつまで生きていられるのか
対策はできるのか、模索している中、
今回のこのダンジョンの話を聞いてきたのだ。
「なんだか気楽でいいなナミは。
私も今更死ぬこと自体は恐れていないが
やはり主を置いて逝くのは忍びないのだよ。」
「私は死んだらシュガーが追いかけて
神界まで来てくれるっていうから
まあなんでもいいかなーと思ってる」
(む?吾輩たまにしか神界には行かんぞ?)
(え!シュガー遊びに来てよ!?)
(嫌じゃめんどくさい。
神界にはクリームがないんじゃ)
(えええ!?けちけち!)
聖獣バステトはナミにシュガーという
名前を付けられ使い魔としてついている。
この聖獣は転移魔法のスペシャリストであり
神界(簡単に言うとあの世)とこの世を
行き来できるので死んだ後も会えるなどと言い
あっけらかんとしている。
まぁ早い話この噂の聖地の光の加護で
私たち延命できないかなーという
期待とともに来たわけだ。
「あれ?そいえばマリベルとルチアは?」
「2人は聖地で待ってるとのことだ。」
「そかそか!どんなとこかな?楽しみだね♪」
「そうだな。精霊とはどれほどのものか......」
「私の見たことあるしょぼい精霊とは
規模がまるで違うみたいよ?」
「ほう。それは期待大だな」
「ヴィオラ様にいい報告ができるといいね」
「......!は!私が長生きできると知ったら
ヴィオラ様は喜んでくれるのだろうか〜♪」
「喜んでくれたら嬉しいね♪」
「うおお!そう考えるとやる気が出てきた!」
「にゃにゃー!!」
(......ち、相変わらず鼻息荒いな......?)
シュガーが嫌そうにスカーレットを見ている。
さあ噂のダンジョンは
私たち転生召喚者の期待の聖地と
なり得るのか......!?
勇者スカーレット、ナミ、シュガーは
翌日聖地ワンダーリゾートへ到着する。
まさかそこに
5年前に倒したはずの魔王が
いるとは露知らず......
読んでいただきありがとうございます!
もし少しでも面白いな、
続きが気になるなと
思っていただけましたら
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