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14/26

開業♪カフェ・テラコッタ


本日は土曜日。

ワンダーランドは定休日です♪


メグミとルーちゃんは今日は

新たな企画に向けて会議中。


第4層ヒーリングワンダースパの

宣伝のおかげでワンダーランドは日々大盛況。

入口は人で溢れ、大混雑。

ダンジョンはひっきりなしに稼働。


正直なところ手が回らなくなってきていた。


「待合室をしっかり作りたいのよね」

「もう待機中の冒険者たちの

お喋りの相手もそろそろ限界よ〜」

ルーちゃんの受付の負担がかなり大きい。


待合室を入口に増設。初見の冒険者などは

待ち時間が長すぎて帰るパターンも実際あるので

とりあえずここに入ってもらいたい。


......いや、まてよ?

どうせならここにカフェを作っちゃえば

商売になるじゃない。人で溢れてるんだし。


待合室をカフェに変更して設計してみる。

ダンジョン造りにも慣れてきたもので

すぐに可愛いカフェを入口に増設完了。

あとはスタッフなのだが......。


「メグミ〜♪魔物に名前を付けて

ランクアップさせてみるのはどうかな?」

「ん、前に何かそんな話をしてたよね?」

「魔物に上位の魔物が名前を付けるとね、

ランクアップして知能が付くことがあるの♪」


メグミのダンジョンは今や5層まで拡張され、

かなりの規模にはなったが

唯一あまり増やせれていないのが魔物。


メグミの体から出せる魔物は現在、

スライム、ホーンラビット、

ゴブリン、ジャイアントバット、

この4種類で全部初級の魔物。


この4種に関しては何体でも

ダンジョンに出せるが所詮初級の魔物なので

冒険者達に簡単に倒されてしまう。


魔物も無駄死にさせるのが好きではないので

あまりダンジョンに出していなかったのだが

固有名を付けて成功すれば別枠で

雑用くらいは出来るかもしれないということだ。


試しにやってみよう〜♪


メグミは迷わずホーンラビットという

ツノのあるうさぎを召喚した。


「名前つけるならやっぱ可愛い

ふわふわもふもふのうさぎちゃんだよね〜」


「この魔物達はメグミが主だから

メグミが名前をつけてあげてみて〜♪」


「よし、この子はなんかコロコロしてるから

コロに命名します!コロちゃ〜ん

あなたは今日からコロちゃんですよ〜」


命名されたうさぎは光り輝き

みるみる大きくなっていく。


あっという間に私たちと同じ大きさにまで

成長し、そのまま人の姿に変化

コロちゃんはうさぎの獣人と化した。


「やった〜!可愛い!獣人だ〜」

「おぉ〜♪一発成功♪さすがメグミ〜♪」


「ぬしさまっ!命名ありがとうございます!

コロっす!よろしくお願いしますっ!」


白いフワフワの毛並みに片方垂れたうさ耳。

人としての可愛い女の子の体のスタイルもあり、

なんとも魅力的な獣人を

誕生させることに大成功した。


「やったやった♪」

この子にカフェの接客をさせれば

これまた大人気の看板娘になるぞ♪


「メグミ任せて♪こっちでもやってみる」

ルーちゃんは詠唱をはじめ

またあの伝説級の魔法を発動する。


「このダンジョンの基盤になってる大地。

そこに宿る精霊を具現化させる♪」


ふんわりと人型の何かが現れる。

「メグミ〜♪希望の見た目があれば

イメージしてみて〜」

「おお!ルーちゃん精霊の見た目まで

カスタマイズできるのね?あなた最高よ〜♡」


大地なので、土、石、草木を基盤にした

人型アンドロイドをイメージ。


「アンドロイド?あ、ゴーレムてことね?」

「そうそう、いけるかな?」

「こんな感じかな?♪」


真っ白な石の色の肌。髪の毛は草木の緑。

土色の瞳。ピンクの花飾りを髪へ。

メグミのイメージした

アンドロイドぽい女の子が具現化された。


「私は土の精霊テラであります。

以後お見知り置きを。」


「ルーちゃん最高!可愛いすぎるぅ♡」


テラにはメイドの衣装を着させる。

この子にお紅茶や軽食を作らせよう。

そしてうさぎの獣人コロにはもちろん!

ウェイトレスとしての定番!!

バニーガールの衣装を着させるのです!


「か、完璧だ......☆」


テラは綺麗なお姉さん風のメイド。

天真爛漫なナイスボディのバニーガールのコロ。

自分で作っておいてなんだが、

私はすでにヨダレを垂らしている。もはや

ダンジョンに入らずにこのカフェを気に入って

くつろぐだけの冒険者が現れるのは間違いない。

カフェだけでも確実に商売が成り立つことが

容易に想像できる。


カフェで出す用のお紅茶や食材の買い出しに

街へ出発することに。


いつも飲んだくれてるコスプレ美少女達と

バレないように変装して街へ。

気軽に呑みに行けなくなるのは嫌なので

そこは徹底する。


まずはテラとコロを連れて街のカフェに入り

ウチでこういう仕事をしてもらうよと説明。


続いて食材や備品を買って例のごとく

ルーちゃんがワンダーランドへ転移させて

ひと仕事完了。


ついでに4人で仲良くご飯を食べる。

テラもいくつか魔法が使えるようで

甘いものを好きに食べさせてあげた。

さすが精霊さん。ちなみに具現化された

精霊さんのことを【妖精】と呼ぶらしい。


コロは魔法は使えない。

少し腕力が人よりあるかな程度で

戦闘能力も低いけれど

ウェイトレスとしてはこの上ない

ビジュアルなので全く問題なし。


あとはゆっくりカフェのやり方を教えれば

ばっちりだね♪


ダンジョン側に関しては人が増えたとは言っても

第3層まで行くのは1日1組あるかどうかなので

第1層と第2層を人数が増えてもいけるように

拡張すればこちらはそこまで手が増えなくても

おそらくまだ大丈夫。


ワンダーランドに帰った私たち。

新しく誕生した仲間に私は嬉しくなり

イチャイチャ全開に。


テラに膝枕をしてもらい

コロは添い寝してもふもふしまくる。


「うひょー!なんて幸せなんだ♪」


モフモフ♡

モフモフ♡

「ぬしさまっ!えへへ〜♡」


浮かれてた私はルーちゃんが

睨んでいることに気づかない。


「メグミ様......

ルー様のご機嫌が悪いのであります。」


「......はへ?」


「メ〜グ〜ミ〜!!!」


ぼわわーんっ!


ルーちゃんを差し置いてイチャイチャしたら

嫉妬にかられたルーちゃんから

具現化の魔法を解かれてしまい

私とテラは肉体がなくなり

コロは一人で転げ落ちる。


「わぁっ!ぬしさまっ!?」



「ルーちゃんごめん〜!!」


「......メグミのばかっ!」


「ルーちゃんも一緒にイチャイチャしよ?」


「......むー!!!」


こんな拗ねてるルーちゃん初めて見た。

むしろそんなルーちゃんが反則級に可愛いよ。


「ルーちゃん〜許して〜具現化して〜♪」


なんとか機嫌を直したルーちゃんはテラは放置。


私だけ具現化してくれた。


「ルーちゃんごめんね?」


「......むー」


黙って私に抱きついて

顔をうずめてくるルーちゃん。


可愛すぎる。一生守るよ。愛してる。






うん。


そうだよね。


この子だけは怒らしちゃいけないの

忘れちゃいけないね......。



さあ、というわけで!


来週からは

第2層までを大きく拡張して、

入口にカフェを併設させた

わがワンダーランドを

ぜひぜひ、よろしくお願いします♪



そして!


カフェの名前は


みんなで決めました!







ようこそ!【カフェ・テラコッタ】へ♪









読んでいただきありがとうございます!


もし少しでも面白いな、

続きが気になるなと

思っていただけましたら

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