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余興②ボツ案1公開

ざっくりキャラ紹介

由仁助:高1男子。ペン回しが好き。世話焼き。他に特徴はない。「はがない」で言う小鷹。


黒井(猫):高1女子。黒髪ロング。ペン回しが好き。毒舌な上に性格が陰湿なので友達がいない。「はがない」で言う夜空。


乾:高1女子。由仁助の幼馴染。見た目ギャル。鼻水や汗などの分泌量が多く、夏には大量に発汗する。(ちなみに乾涼夏という名前はここからきている。乾いても涼しくもないわ! っていうセルフツッコミ)。大型犬のような人懐こさはあるが、黒井とは敵対。「はがない」でいう星奈。


亀掛川:中等部3年女子。童顔にツインテール。由仁助を慕っている。ミステリアスなダウナー系。「はがない」で言う幸村。


兎澤:高1女子。小動物のようにこぢんまりとしている。控えめな性格で、不幸を引きつける特性がある不憫な子。ヨーヨーが好き。オリジナルキャラです(震え)。


由仁助が愉快な仲間を集めて3話くらいでペン回し部を作る。あとはひたすら日常。汚いギャグをやりたかった。ちなみに、ヒロインズの名前に動物が入っているのは、世話好きな由仁助と世話される彼女らの関係を、飼い主とペットの関係に例えたため。「さくら荘」を観て思いついた。


ボツ理由:あまりに「はがない」すぎるため。


SSが残っていましが、最初に言っておきます。完成度は、かーなーり、低いです。恥ずかしいので公開をためらいましたが、これから本作が始まったと思うと感慨深いものがありますね。


由仁助「…っと。創部申請書書けたぞ」


黒井「ふん、手間取らせやがって。一度完成した書類は体液ダダ漏れ女の鼻水で全部台無しになってしまったからな」


乾「悪かったって言ってるでしょこのクソ猫! はっくしょん!」ズビ-


由「あーもう鼻垂れてるぞ、しょーがねーな」フキフキ


亀掛川「さすが先輩…顔色ひとつ変えずに汚れ仕事を…お優しいです…」キラキラ


犬「汚れ仕事って言うなぁ!」


猫「ふん! まぁいい。とにかく、書類が完成したなら職員室に提出しに行くぞ。行くのは私と…ゆ、由仁助でいいだろう。部長だしな! べ、別に深い意味はないんだがな!」


由「そうだな。じゃちょっと行ってくるわ」


亀「行ってらっしゃいませ…先輩」


犬「行ってらっしゃい、由仁助。クソ猫は二度と帰って来なくていいわよ」


猫「やんのかこの犬っころ!」


由「お前ら…少しは仲良くしろよな」




* * *




猫「なんなのだあの犬っころ…腹が立つぞ由仁助」


由「そう言わないでくれよ。あれは俺の幼馴染なんだ。昔から見てきたから分かるが、ホントは素直で可愛いーー」


猫「ふん!」ドス


由「ぐはっ!?何すんだよ急に!?」


猫「発情したようないやらしい目を止めろ、気色の悪い」チッ


由「そんな目してねえよ!」


猫「貴様は…私だけ見ていればいいのだ…」ボソ


由「えっなんだって?」


猫「なんでもない!行くぞ由仁助!」スタスタ


由「はいよ…」


?「見てあれ、黒なんとかさんよ」ヒソヒソ


?「あら、1日でうちを追い出された社会不適合者が創部申請書なんか持ってるわ」クスクス


?「誰にも相手にされないから、自分で部活立ち上げたんでしょーね」クスクス


猫「…」


由「…知り合いか?」


猫「文芸部の雑魚どもだ。クソつまらない小説を書く陰湿な連中なんでこっちから切ってやったわ」


山田「聞き捨てならないわね、黒井さん? つまらないのは私たちの小説じゃなくてあなたの感性ではなくて?」


猫「なんだと?」


由「ま~ぁまぁまぁ! 喧嘩はこのへんで! 先輩ホントすいません! 後で厳しく言っときますので勘弁してください! では失礼します!」ダッ


猫「あっこら由仁助! 抱えて走るな! 放せ!」ジタジタ


山田「ちょっ、待ちなさい新入生! あなたたちーー」


由「ここまで来ればいいか…はぁー、ったく、なんでお前はいつもこうなんだよ…」


猫「何をするかこの兵六玉! あんのクソ陰湿女、ツラを見るだけで腹が立つわ!」


由「先輩にそんなこと言うのはよせ! …はぁ」


猫「…わ、私も、望んで今の立場にいる訳ではない。私を受け入れないこの世界が悪いんだ」


由「はぁ…お前はもう少しオブラートに包んだ物言いをだな…まぁでも、本音を包み隠さず何でも言っちまえるとこはちょっと羨ましいけどよ」


猫「にゃ…な、なんだ急に褒めるな気色が悪い! …ってあれ、ここどこだ?」


由「ん? そういえば逃げるのに夢中できた道覚えてないな、マジでここどこ?」


猫「どうするのだ! 私は方向音痴なんだぞ!」


由「威張るなよ…確か、各階の中央階段にフロアマップがあったはずだ。それ探そうぜ」


猫「やれやれ…あっ、あれじゃないか?」


由「ホントだ。現在地がここだから…2階の職員室には階段降りて左か」


猫「よし、そうと決まれば急ぐぞ由仁助!」


由「階段を一気に飛び降りるな! どういう身体能力してんだお前は!」


猫「遅いぞ由仁助! ふははは!」ダッ


由「こら! 廊下を走るな! 全くあいつは…」


猫「職員室に着いたぞ」スッ


由「なぜ半身譲るんだ?」


猫「うっ…雰囲気があまり得意ではない。先生たちは生徒がもっと気軽に出入りできるような空気を作るべきだ」


由「わからんでもないぞ…失礼しまーす」コンコン


先生「おー黒井さんに有葉くん! 待ってたよ! 申請書書けたんだね! …あれ、申請書は?」


由「はい、黒井が持って」


猫「…」テノヒラジ-


猫「…ない」


由「」


先生「…えーっと」


由「ない!? ないってどういうことだよ!」


猫「ええい、大きな声を出すな! 大方、貴様が私を抱えて逃げた時に落としてしまったのだろう。責任の一端は貴様にもあるぞ!」


由「って俺のせいかよ!?」


先生「書類がないなら残念だけど…」


猫「くっ…」


?「ーー無様ね、滑稽だわ、黒井さん」


猫「貴様! なぜここに!」


由「待て、先輩が持ってるのって…」


山田「探し物はこれでしょう?」ヒラヒラ


猫「ッ! それは申請書! やはり貴様!」


山田「去り際にあなたが落としたんでしょう…呼び止めても逃げてしまうし、はぁ、難儀だったわ」


由「それでわざわざ先回りしてくれたんですか。ありがとうございます!」


山田「…べ、別に当然よ」テレ


猫「ふん! 人として当然だな!」


山田「黒井さん? 何か私にいうことはないかしら?」


猫「あァん?」


先生「黒井さん?」


由「黒井」


猫「うぐ…あ…あり…」


山田「なに? 聞こえないわ」


猫「ありがとぉござぃましたァ! これで満足か?」


山田「」


猫「ほら先生! これ書類ね! 失礼しました!」ドカドカ


由「…すみませんでした」


山田「ほんと、どうしようもないわね、あの子は…昔はあぁじゃなかったのに…」


由「えっ、何ですか?」


山田「別に? それより、これからあの子のお世話よろしくね、由仁助くん」スタスタ


由「はぁ…」シツレイシマシタ-


由「しかし、これでようやく我らが一芸部も正式な団体になったわけだ。まぁまだ愛好会だけど」


?「…」トコトコ


由「あれ、兎澤じゃん」


兎澤「ひゃん!」


続く


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