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遼州戦記 司法局実働部隊の戦い 別名『特殊な部隊』と低殺傷兵器  作者: 橋本 直
第六章 『特殊な部隊』と過剰警戒

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第21話 久しぶりの絡み酒

 ショットグラスに満たした愛飲しているラム酒『レモンハート』を飲み干したかなめは大きくため息をつくと嘆くように口を開いた。


「で?なんでアタシがオメエの愚痴を聞かなきゃならねえんだ?酒は楽しく飲むもんだろ?茜と飲むといつも茜の愚痴を聞くのがアタシの役割になる。まったく損な役回りだぜ。確かにその原因があの麗子なのは事実だ。麗子がアタシを一番の友達……いや、茜はそれ以上の関係だと麗子に吹き込まれてるだろうし、それは半分は事実なんだけど……事実である以上、こればっかりはしょうがねえ。あの無能な『征夷大将軍』の尻拭いを修学院幼年部に入る前から全部アタシがしてやったのは消しようがねえ事実だからな。でも、さすがに今日その話をするのはねえんじゃねえのか?確かに年末の名物G1の名島記念のレースではアイツの買った馬は8番人気なのに二馬身差でぶっぎりで勝って、本命から総流ししたアタシは大負けした。それを思い出して見りゃ愚痴るのは茜じゃなくってアタシの方だ」 

挿絵(By みてみん)

 誠達にとってこの『特殊な部隊』のなじみの焼鳥屋は本来リラックスできる溜まり場だった。焼鳥の隠れた名店『月島屋』。いつものように報告書の修正が終わると意外なことに滅多に飲みに行こうというのは茜だった時点で誠はある程度この状況を覚悟していた。そして下士官寮の住人の誠、かなめ、アメリア、そしてその時々で都合のいい隊員で連れ立って豊川市市街のこの店に立ち寄るのが定番となっていた。


 町の焼鳥屋と言う風情のどう見ても上品に見えない三階建ての一階。甲武国産の紫色の地の小袖を着た上品そうな顔立ちの茜は明らかに客と言うよりも、同じように誠達に料理を配る女将の家村春子を補佐する若女将のような雰囲気があった。優雅な手つきでグラスに注いだラムを口に運ぶと茜はそれをまるで水のように一息に飲み干して切れ長の目をかなめへと向けた。


「そんなことおっしゃっても……麗子さんの担当はかなめさんじゃないですの?本局に行くたびにあの人は私に声をかけて来ることになりますのよ?あの人の脳内では私が甲武四大公家末席を継いだと勝手に事実が改変されているみたいでその甲武四大公家第三位の地位にある田安家当主として甲武の今後について話したいみたいなんですけど……私は甲武国籍は捨てた身です!それにあの人がそんな話題を振ってくるほど暇なのは甲武建国の父である田安高家の嫡流だけどすべての甲武国民から『無能な征夷大将軍』の烙印を押されて武家の頭領として本来ならば甲武陸軍か海軍の要職を務めるところをそれ以前にお飾りであてがわれた仕事すらろくにできずに甲武の全軍から愛想をつかされて飛ばされて司法局に来たからですわよね?その司法局でも何一つ仕事ができないことがバレるとすぐに地下室のゴミ捨て場にそれっぽい名前の部署を司法局の甲武に色目を使う人達から与えられているからでしょ?そんなあの人に付き合うほど(わたくし)は暇じゃないんです!」 


 茜はそう言って面倒くさそうに話を聞いているかなめに顔を向けた。今日のテーマは司法局本局になぜかいる何をしているのか分からない幹部職員である田安麗子中佐に関する茜の愚痴だった。


「いつからアタシがあの馬鹿の世話係になったんだ?アイツはああ見えて甲武の『征夷大将軍』だぞ。将軍と言えば武家の担当だ。アタシは公家だ。麗子はアタシの管轄外だ!確かにアイツの馬鹿さ加減に甲武の有力貴族の女子だけの通う修学院女子の同窓生でアイツと今でも付き合いがあるのはアタシと響子ぐらいだからアタシに話が来るってのは仕方ねえとは諦めてはいる。でもアイツがアタシに言い寄ってくるのはアイツが要するに女が好きなかえでと同類だからであって、そんなところまでアタシの責任にすんな!アイツはアタシにとってはあくまで『都合のいい女』でしかねえ!それ以外の意見はアタシは一切受け入れねえからな!」 


 いつもなら仕事が終われば早く帰って明日の仕事に備えるためにマンションに帰る茜が部下のラーナを先に帰らせて誠達に付き合うと言い始めたところで誠も嫌な予感はした。茜はその上品な物腰とは正反対に思えるほどの酒豪だった。父親の嵯峨を考えてみると彼女が蟒蛇(うわばみ)のように酒を飲むことは不思議には思えない。


 しかし、いくら酒を飲んでも普段とあまり変わることの無い嵯峨や同じく酒豪として知られるランとは決定的に違うところがあった。


 それは茜が仕切りだす酒席はかならず茜の独壇場の絡み酒の悪い酒になること。そしてその標的になるのは決まってかなめで、同席する誠達は茜に目を付けられない様に黙り込んで酒やつまみに集中する以外に逃げ道が無い状態に追い込まれるのはいつもの事だった。


 素面(しらふ)なら黙って澄ましている和服の似合うどう見ても白人の美人が和服で東和人のコスプレをしているだけで済むが、彼女の酔い方は独特でこの人はと言うターゲットを見つけると徹底的に絡みながら際限なくこの物静かなペースで飲み続ける。そして今日もそのターゲットはかなめだった。四人がけのテーブルに差し向かいにかなめを座らせるといつもの絡み酒を繰り広げていた。


 今日も早速、同盟司法局本部の誠が聞いてもなんだか分からない役職をしているらしい、甲武国四大公家第三位当主でもある田安麗子中佐への愚痴をかなめに向かってもう三十分も続けていた。


 田安麗子。甲武国四大公家の第三位の地位にあり、かつて甲武国を建国した英雄田安高家将軍の直系である。それ以上に田安家は徳川家に連なる御三卿の家柄で麗子は武家貴族の中でもその頂点である『征夷大将軍』の地位にあった。


 田安高家の甲武国に幕府を建てるという野心が娘婿であるかなめの先祖に当たる西園寺(もとい)の策謀によって阻まれてからは『征夷大将軍』の地位は形だけのもので、武家貴族や士族には尊敬を集めてはいるものの、公家貴族は完全にその地位を黙殺し、平民達にとっても縁遠いものだった。


「あの人が語学が得意なのは分かりますよ。確かに甲武の高等予科学校から海軍大学校に直接入学なんて十年ぶりの快挙なのも分かっています。でもあの態度は無いんじゃないですか?どこへ行っても『私は美しいので……』とか言って女子隊員にセクハラまがいの行動。いくら武家貴族の頂点に立つ『征夷大将軍』とは言え許されることと許されないことが有るんでは無くて?あれじゃあいつまでたっても婿のあてなんて有りませんわね。と言ってもあの人は男を見ると蕁麻疹が出るとか言って婿を迎える気はないみたいですから……かなめお姉さま。いっそのことあの人を嫁に迎えてはいかがですの?確かにかなめさんが私を『鋼鉄の処女』と名付けて『特殊な部隊』の皆さんが笑いものにしていることは私も知っております。そんな私でもかなめさんがあの麗子と男女……いいえ、こういう場合はどういう関係なのかは私はそういうことには疎いので存じ上げませんが、昨年の名島記念の後にもそのまま二人で都内の最高級ホテルのスイートルームで一泊したと言うことはアメリアさんから伺っておりますのよ?甲武では女は20を過ぎたら結婚していないのが不思議がられる国ですわ。だったら28のかなめさんと麗子が結婚していない状態でそのような関係であることが誰もが知っている状態で甲武に帰るのはどう考えても不自然ですわよね?未来の関白と公方様。別に家柄から言えば当然の話しなんでは無くて?」


 茜の愚痴る口調は次第にヒートアップしていた。


「アイツの嫁だ?なんでそんな恥ずかしい位置にアタシを置こうとするんだ!アイツは純粋のレズビアンだ。確かに甲武の名家・名門ではそのようなことは認められていて、実際、叔父貴の唯一の親友の第三艦隊提督の赤松忠満中将のお袋が二人いて、どうやら夫的なお袋で赤松家の前当主で『播磨の女虎』と呼ばれた赤松虎満と言う前の戦争で大暴れした女提督がいたのは事実だが、アタシにはそんな趣味はねえ。同性愛は武家の専売特許で麗子がそれに走りたいと言うからアタシはアイツの頼みを聞いてやってるだけ。アイツに感謝されてもそんな頼みを聞いてやるほどアタシは善人じゃねえんだ。それより茜。オメエも迫られた口じゃないか?オメエの理屈なら国籍云々は別として家柄でつり合いは取れてるわけだ。オメエもアタシが名付けた通りまさに『鋼鉄の処女』と呼ばれる堅い女で、脳内が『モテない宇宙人』の遼州人のそれだから彼氏いない歴=年齢なんだろ?それこそフリーのオメエがアイツの嫁になればいい!これで問題はすべて解決する!」


 かなめは暴論をやけになって展開しつつ相変わらずうんざりした口調でラムを飲んでいる。


「あの人と一緒に暮らす?あの人とそういう関係になる?一体あの人と何を話せばよろしいの?想像しただけで頭がおかしくなりますわ!それにあの人の女性へのセクハラ行為……胸やらお尻やら撫でて来るし、キスまで……かえでさんの真似をしたいのか『私の子をお産みになりませんこと?産まれた子は次期将軍になれますのよ!』ですって!私も甲武国籍を捨てなければ四大公家末席の嵯峨内大臣家の嫡子ですのよ!馬鹿にするのもいい加減にしてほしいですわ!」


 しかめっ面を浮かべて茜は酒を煽った。


 誠もカウラもアメリアもただ二人がこうして自分達の存在など忘れて激論を戦わせていてくれれば、茜の絡み酒の標的にならずに済むと割り切って、出来るだけ音をたてないようにしてビールやウーロン茶を飲みながら聞き耳を立てていた。


「そんくらい許してやれよ。アタシはアイツとは相当回数寝たことが有るがアイツは逆に敏感なところを触られると面白い反応するぞ。まあ、かえでとアイツはアタシが女にしてやったんだがな!つうか、アイツがアタシを女にしたという事実がアタシの生涯の汚点だ!あん時は好奇心だったがあんなのが初めてだなんて死んでも言いたくねえ!」


 面倒くさそうにかなめはそう言ったのを聞いて茜は目を白黒させた。


 そしてかえでの初めてがかなめなのは容易に想像がついたが、かなめの初めてがどうやら甲武では『無能な馬鹿将軍』の烙印を押されているその田安麗子という女性である事実を知って誠は少しショックを受けていた。


「麗子さんと寝た?かなめお姉さまもやはり両刀使いでらっしゃるのね……まあ、かえでさんをあんなにしたうえで自分では手が追えない変態になってからは逃げ回ってますからその事は十分予想できたことですけれども……」 


 茜は父親に似て安酒好きでここ月島屋の冷酒がお気に入りだった。


 ただ、嵯峨は安い酒を選んで飲むと言う貧乏性から安い酒が好きというその経済状況から仕方がないと言う理解できる点があったが、茜の場合はアルコールが入っていれば酒などすべて同じという考え方の結果経済的に安い酒がコストパフォーマンスが高いと言う理由なので、今のように目の前にタダで飲めるかなめのそれなりの値段がするラムがあればそちらを飲むと言う行動に出るだけ質が悪いと言えた。

挿絵(By みてみん)

「悪いか?アイツとはいつも競馬に言ったらホテルで過ごすのが昔からの付き合いだからな。そうしねえとアイツは競馬場で大暴れしてアタシが大恥をかくことになる。それが嫌で付き合ってやってるだけだ。勘違いするなよ?でもアイツはアタシの担当じゃないんだよ。アイツは馬鹿過ぎて友達が少ねえからアタシとつるんでた響子と一緒になって付き合ってやってるだけ。まあ、一匹狼だったアタシが言えた義理じゃねえが」 


 かなめは右ひじを握り締めながら体内プラントでアルコール分解ができるサイボーグの自分とほぼ同じペースでラムを飲み続ける茜に辟易していた。それもそのはず、そのラムはかなめのボトルキープしている酒である。冷酒に飽きた茜はそのかなめの私物の酒をまるで意に介さずに次々と手酌で杯をあおる。


「いいんじゃないの。聞いてあげなさいよ。タコ中佐も麗子さんにはほとほと手を焼いてるみたいだから解決したら何かおごってもらえるかも知れないわよ。それにしてもあの麗子さんがかなめちゃんとそんな関係に……で?かえでちゃんとどっちが良いの?かなめちゃんとしては……私としてはそっちの方が気になるわね……やっぱり縛ったりするの?かなめちゃんは女の子を縛るのが好きじゃない?だったら当然縛ってのプレイよね?」 


 さっきから茜の酔い方が面白いので烏龍茶に切り替えて観察を続けているアメリアがつぶやいた。


「ああ、アイツは縛られるのとか嫌いだからそんなことはしてねえよ。だからアイツはアタシにとっては『都合のいい女』なんだ。それにタコ中がアイツに手を焼いてる?駄目駄目!あのおっさん婚約してからはすっかり尻に敷かれてるじゃねえか。もしおごってくれたとしても後で婚約者にその分アタシの端末に請求書が送られてくるんじゃねえの?島田の馬鹿と言う督促人付きで。それと抱き心地はやはりかえでが一番だな。アイツは反応が敏感だからすぐに理性がぶっ飛んで喘ぎ狂うのが面白れえ。麗子はどちらかと言うとアタシを責めるのが好きなんだが……あんまりうまくないから面白くねえんだ。だから最終的にはこっちから責めてやる。アイツもそれでいいらしいから長年の腐れ縁が続いてるんだけどな」


 タコ中佐こと明石清海中佐が司法局の渉外担当部長をしており、どこからか現れてその場を引っ掻き回すだけ引っ掻き回して去っていく麗子の傍若無人なお嬢様気質に時々泣き言を漏らすのを誠も聞いた事があった。


「茜……まあ仕方ねえじゃないか。同盟の各部局の中でも司法局は人材的には隔離病棟扱いされてるからな。ああいうテストは得意だけど実際の運用はまるで駄目。その癖屁理屈は一人前の達者な人間が送り込まれても黙って耐えなきゃならない時もあるんだよ」 


 かなめはそう苦々しげに言うとグラスを傾けた。司法局実働部隊の『瞬間核融合炉』と呼ばれる短気に手足を生やして歩いているようなかなめの口から『耐える』と言う言葉が出てきたので黙って聞いていた誠とカウラが顔を見合わせた。アメリアは噴出すのを必死で耐えた。


「本当に……かなめさんの言葉は一般論。私達は常に現場を見て生活している。その現実を司法局の上層部はまるで理解していないという象徴があの麗子さんの存在です!」 

挿絵(By みてみん)

 そう言うと茜はまた空になった猪口に勝手にラムを注いだ。


「あのー。そんな強い酒割らずに飲んだら胃が焼けますよ」 


 さすがに黙っていられなくなった誠がつぶやいた。しかしすぐに誠は自分の間違いに気づいた。だがすでに茜は満面の笑みを浮かべて茜が振り向いていた。かなめを生贄にしてカウラとアメリアはまるで通夜のように静かに息を殺していた自分の苦労が泡と消えたことに気づいた誠の頬のほろ酔いの気分が瞬時に醒めていくのを感じた。

挿絵(By みてみん)

「だってせっかく蒸留して濃くなったアルコールですのよ。そのまま飲まないともったいないと思いませんの?それともかえでさんの喘ぐ姿を想像して興奮してらっしゃるのかしら?今から電話して呼び出したら渡辺大尉の運転ですぐに駆け付けてくださるわよ……かえでさんはそれほど誠君を愛してるもの」 


 言っていることがだんだん支離滅裂になってきているが表情はまるで素面の時と変化が無い。誠は蟒蛇と化した茜にじっと見つめられながら三人に目をやった。当然カウラ達は関わってたまるかと言うように目を伏せた。


「あ……そうですよね……もったいないですよね。折角蒸留してアルコール度を上げたんですから。それとかえでさんに拉致されると何をされるか分からないのでそれは止めておいてください。あの人の変態レベルは僕には対応不可能なので」 


 誠はまさに蛇に睨まれた蛙だった。


 茜はそんな腫れ物に触れるような誠の態度が気に入らないと言うように自分の目の前の皿に目を向ける。すでにつまむ物は食べつくして何もなくなった皿の上の箸をかんかんと鳴らして見せた。


 もう限界だった。そんな時の度胸はアメリアが一番なのは誠も知っていた。


「茜さん……もうすぐ看板だと思いますから……」 


 あくまでアメリアが下手に出ている態度に出たことを見て誠も理性の飛んだ茜はアメリアでも制御不能なことを理解した。いつもはそのポリシーである『面白ければ全てOK』と言う行動様式のアメリアもこれ以上茜の絡み酒に付き合うのは限界らしい。


「良いのよクラウゼさん。これでかなめさんがまたボトルを入れてくれればうちも助かるもの」 


 そう言って気を利かせて女将の家村春子がビールを運んできた。誠はまだ二杯目。アメリアとカウラは相変わらず烏龍茶を飲み続けていた。


「なんですの?皆さん黙り込んじゃって。今日はわたくしのおごりにしますからどんどん頼んでいただいて結構ですのよ」


 酒の酔いで気の大きくなった茜はいつもの父親の嵯峨の無駄遣いを責め立てる姿はどこへやら、すっかり酒で散財する気満々になっていた。 


「じゃあアタシの入れるボトルもか?」 


 かなめの一言に茜はキッと目を向ける。


「すいません、茜警部……アタシの酒はアタシで払いまーす」 


 かなめも年下の従妹の青い鋭い目つきに負けて遠慮がちにそう言った。


「ラムは高いから駄目ですけど、この店のレギュラーメニューのボトルを入れるくらいはいいんですのよ。焼酎なら入れてあげる」 


 酒で上機嫌の茜はそう言ってかなめを見つめた。


「アタシは焼酎はめったに飲まないんだけどなあ」 


 酔っぱらうところころ表情を変える茜が急に機嫌が良くなった。多少はアルコールが回っているらしい。誠達はやっと一息ついた。誠はビールを飲みながら先ほどの茜の絡み酒の間に冷えてしまったトリモツに手を伸ばそうとした時だった。

挿絵(By みてみん)

 茜の通信端末が呼び出しの音楽を奏でた。



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