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青龍、乗れず

 東二局、巻き返しを図った親番の青龍が

「立直!」


 やがて

「ロン! 立直、一発……って、またおまえかいっ!」


 これに修

「す、すまん。振りだすと止まらなくなるもんで」


 青龍の親もここまでで、次の親である搭子も無理をせず、東四局へと突入した。

 だが、さすがの純チャンだ。


「立直ですわ」


 ここは修も現物を切り、青龍もそれにならったのだが――


「あれ? 切るのがないなあ……あ、搭子、上がってた!」


 いとも簡単に蹴られたのだった。


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