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青龍、押される
「修はん。あんた、ベタ降りしとき」
「わ、わかった、純チャン」
一本場
青龍の捨てた〝北〟に
「それ、ポン入ります」
これを見た彼
(〝客風の千鳥〟何をする気だ?)
続いて、純チャンが放った〝南〟にも
「ポン入ります」
「おたく何してまんねん?」
無論彼女、無駄口など叩かない。
七筒を捨てた千鳥に続き、修が
「八筒」
だが、またもや
「……ロン、対々和でございます」
すかさず修が
「こ、これくらいは捨ててもいいでしょ? ね? ね?」