第13話 双つ月は同じ夜を照らす
双月礼拝の草案作りは、思っていた以上に難航した。
和合祭では、太陽国の古式を探せばよかった。
披露茶会の誓詞も、忘れられていた古い言葉を戻すことで形を作れた。
けれど、今回の双月礼拝は違う。
太陽国式では、双つ月は「太陽神リザーブの光を受け、夜にも地上を照らすもの」とされる。
祈りの主語は、あくまで太陽神にある。
月国式では、双つ月は月神ティアと太陽神リザーブの二つの子であり、月神ティアの二つの目でもあるとされる。
眠る者と目覚める者。
生者と死者。
旅立つ者と帰る者。
二つの月が、同じ夜の中で世界を見守る。
どちらか一方を採れば、もう一方が薄くなる。
形式ではなく、神話の重心が違うのだ。
セレネは、王太子の執務室で両国の儀礼書を前に息を吐いた。
「これは、古式を継ぎ合わせるだけでは無理ですね」
向かいに座るアレクシスも、太陽国式の儀礼書を閉じた。
「太陽国式に月国の一節を加えれば、太陽国の儀礼に月国の言葉を添えただけになる。月国式に太陽国の一節を加えれば、今度は太陽国側が従わされたように見える」
「どちらも、今回の目的には合いません」
セレネは新しい紙を置いた。
「なら、最初から構成を変えます。太陽国式も月国式も、単独の祈りとしては使わない。二人で応答する形にします」
「応答」
「はい。王太子殿下が、太陽神の名を唱える。王太子妃である私が、月神の名を唱える。その後、二人で双つ月へ祈る」
セレネは白い紙を見つめた。
「太陽国式では、月は太陽の光を受けるもの。月国式では、月は自ら夜を治めるもの。そこを直接ぶつけると、どちらが上かの話になります」
「だから、双つ月そのものに祈る」
「はい。双つ月は、太陽国にも月国にも見えるものです。解釈は違っても、空にあるものは同じですから」
アレクシスはしばらく黙った。
「太陽国の神官は、月神信仰に寄せすぎていると言うかもしれません」
「月国神殿は、太陽神の名と並べることで月神の主権が薄まると言うでしょう」
「両方から不満が出ますね」
「ええ。ですが、両方が少しずつ不満を持つなら、どちらか一方だけが負けた形にはなりません」
アレクシスが、少しだけ目を細める。
「貴女は時々、穏やかな顔で非常に現実的なことを言いますね」
「月国の王女教育の成果です」
「恐ろしい教育です」
「太陽国の王子教育も、似たようなものでは?」
「否定はできません」
二人の間に、短い沈黙が落ちた。
以前なら気まずさになったかもしれない沈黙だった。
けれど今は、そうではなかった。
セレネは筆を取る。
「まず、殿下の言葉です。太陽神リザーブの名を呼んでください。ただし、月を従えるものとしてではなく、夜へ光を託すものとして」
アレクシスは少し考え、言った。
「太陽神リザーブよ。昼を導く光の主よ。沈みゆく後も、その恵みを夜に託し、眠る民の道を守りたまえ」
セレネは書き取った。
「よいと思います。太陽神の光を残しつつ、夜を侵す言い方ではありません」
「次は貴女です」
セレネは少しだけ目を伏せた。
「月神ティアよ。夜を抱く静けさの主よ。双つ月のまなざしをもって、遠く離れた者と隣に立つ者を、同じ夜の内に守りたまえ」
遠く離れた者。
月国にいる姉と父。
祖国の民。
かつて自分がいた場所。
隣に立つ人。
太陽国の王太子。
今、自分の前で紙に目を落としている人。
――セレネの夫。
アレクシスは、しばらくその文を見つめていた。
「遠く離れた者と、隣に立つ者」
「強すぎますか」
「いいえ。そのままがいいと思います」
その言い方があまりにも静かだったので、セレネは少しだけ目を伏せた。
「では、最後は二人で」
「同じ言葉を?」
「はい。短く、覚えやすく、太陽国の民にも月国の使節にも伝わる言葉がよいと思います」
二人はしばらく、別々の紙に言葉を書いた。
同じ天。
同じ夜。
二つの光。
互いを奪わず、互いを拒まず。
似た言葉は、和合祭と誓詞で使っている。
双月礼拝では、もう少し夜に寄せたい。
月国だけの夜ではなく、太陽国も見上げる夜として。
やがて、アレクシスが低く言った。
「双つ月は、同じ夜を照らす」
セレネは筆を止めた。
簡潔だった。
だが、強い。
片方が片方を従えるのではない。
離れて見える二つの月も、同じ夜の中にある。
「続けるなら」
セレネは、その下に書き足した。
「二つの国も、同じ空の下にある」
アレクシスが頷く。
「太陽の民も、月の民も」
「眠る時は、同じ夜に守られる」
二人は、しばらく紙を見つめた。
双つ月は、同じ夜を照らす。
二つの国も、同じ空の下にある。
太陽の民も、月の民も、眠る時は同じ夜に守られる。
セレネは小さく息を吐いた。
「これなら、月国の祈りの核は残せます」
「太陽国側にも、受け入れられる余地があります」
「侯爵家は面白くないでしょうね」
「月が太陽に従うという言葉は、どこにもありませんから」
「オルガ様も、不満を持つかもしれません。月神の主権という言葉は、表に出していません」
「では、両方から少しずつ不満が出る祈りになりましたね」
「成功です」
セレネが言うと、アレクシスはわずかに口元を動かした。
その笑みは本当に小さかったが、もう見間違えなかった。
※
草案は、その日の午後に王妃、ユリアン、月国祭儀官オルガへ示された。
場所は王妃の私室だった。
太陽国側と月国側の双方が同席するため、空気は少し張っている。
王妃だけが、穏やかな表情で全体を見ていた。
セレネが草案を読み上げると、まずユリアンが口を開いた。
「太陽国式の双月礼拝とは、かなり異なります」
「はい」
「ただ、太陽神リザーブへの呼びかけは残されています。月への祈りも、太陽の光を否定するものではありません」
ユリアンは紙へ視線を落とした。
「神官側から見れば、異例ではありますが、異端ではありません」
異端ではない。
それは太陽国神殿として、大きな譲歩だった。
次に、オルガが言う。
「月国式の双月祈祷とも異なります」
「はい」
「月神ティアの主権が、やや薄い」
「承知しております」
「ですが、双つ月のまなざし、同じ夜に守られる、という言葉は、月国式の核に近い」
オルガは長く草案を見つめていた。
「月国神殿として正式な双月祈祷とは呼べません。ですが、神話婚の場における特別祈祷としてなら、認める余地はあります」
セレネは深く息を吐きそうになり、こらえた。
「ありがとうございます」
「ただし、月国使節の前で、王太子妃殿下ご自身から説明が必要です」
「もちろんです」
王妃が頷く。
「我が国側にも説明が必要でしょう。これは王太子妃が月国式を持ち込んだのではなく、王太子夫妻が共同で整えた祈りであると示す必要があります」
「私が冒頭で説明します」
アレクシスが言った。
王妃の目が、少しだけ和らいだ。
「そうなさい」
ユリアンも頷く。
「それがよいと思います。王太子殿下が先に説明なされば、王太子妃殿下だけが儀礼を変えたという印象は薄れます」
「実際、私も作りましたので」
アレクシスが淡々と言う。
その言葉に、セレネは少しだけ胸が温かくなる。
オルガはアレクシスを見た。
「王太子殿下。この祈りにおいて、月国の王女である王太子妃殿下が月の祈りを失わぬことを、殿下は本当にお認めになりますか」
部屋の空気が少し張った。
アレクシスは、まっすぐにオルガを見る。
「認める、という言い方は正しくありません」
オルガの眉が動く。
「セレネが月の祈りを持っていることは、私が許すものではありません。初めから彼女のものです。私は、それを奪わないと誓っただけです」
室内が静まった。
ユリアンは目を伏せている。
王妃は小さく微笑んだ。
オルガは、しばらくアレクシスを見つめていた。
「……太陽国の王太子殿下が、そこまで仰るのですね」
「神話婚で月国の王女を迎えたのですから」
アレクシスの声は静かだった。
「月を失った妃では、意味がありません」
それは、以前セレネへ言った言葉だった。
それを今、月国の祭儀官の前でもう一度口にした。
セレネは、手元で指を重ねる。
胸が熱い。
けれど今は、王太子妃として顔を保たなければならない。
オルガは、深く頭を下げた。
「承知いたしました。月国神殿として、この特別祈祷を確認いたします」
これで、双月礼拝の形は整った。
だが、王妃は最後に静かに言った。
「問題は、当日の場です」
全員の視線が王妃へ向く。
「太陽国側にも月国側にも、不満を持つ者はいるでしょう。特に侯爵家は、披露茶会で退かされました。次の機会を逃すとは思えません」
「当日は、私が説明します」
アレクシスが言う。
「ええ。けれど、最後に祈るのは二人です。どちらか一方が支えるのではなく、二人で立ちなさい」
二人で立つ。
その言葉が、セレネの胸に静かに落ちた。
※
双月礼拝の夜は、雲一つない晴天だった。
王宮の大露台からは、王都の屋根と広い夜空が見渡せる。
東の空には、双つ月が並んでいた。
一つは大きく白い月。
もう一つは、それより少し小さく、青みを帯びた月。
幼い頃から、セレネはその光を見上げて育った。
だが、太陽国の王宮から見る双つ月は、少し違って見えた。
同じ月なのに、空の高さも、風の匂いも違う。
それでも、月は月だった。
セレネは露台の入口で、静かに息を整えた。
今日の装いは、太陽国の白い礼服に、月国の銀青の薄布を重ねたものだった。
頭には双つ月を模した小さな銀飾り。
胸元には太陽国の金の円環。
左手首には銀十字。
その下には、もう何日も結んだままの銀糸。
隣にはアレクシスが立っていた。
白ではなく、深い紺の礼装。
月明かりの下で、金の瞳は昼よりも柔らかく見えた。
「寒くありませんか」
彼が低く尋ねる。
「少しだけ」
セレネは正直に答えた。
アレクシスは近習に目で合図し、運ばれてきた薄い外套を彼女の肩にかけた。
「殿下」
「祈りの前に冷えては困ります」
「公のためですか」
小さく問いかけると、アレクシスは一瞬だけ黙った。
「公のためでもあります」
以前と同じ言い方。
けれど今は、その先をセレネも問わなかった。
露台の向こうには、すでに人々が集まっている。
太陽国の貴族たち。
月国使節団。
神官。
書記。
王妃と王。
老侯爵の姿もあった。
オルガも、月国側の列にいる。
この夜の祈りが、どちらの国にどう受け止められるか。
誰もが見ている。
アレクシスが、手を差し出した。
「参りましょう」
「はい」
セレネはその手を取った。
二人は露台へ進む。
双つ月の光が、白い石床に淡い影を落としていた。
ユリアンが神官として進み出る。
「これより、王太子殿下ならびに王太子妃殿下による、双月礼拝を執り行います」
広がる夜空の下、声は静かに響いた。
最初に、アレクシスが一歩前へ出る。
予定通り、彼が説明を始めるはずだった。
だが、その直前。
「恐れながら」
老侯爵の声が、露台の端から上がった。
空気が張る。
やはり来た。
セレネは、静かに息を整えた。
アレクシスは振り向き、老侯爵を見た。
「何か」
老侯爵は深く礼を取る。
態度だけは、どこまでも丁重だった。
「本日の双月礼拝は、太陽国式とも月国式とも異なる特別な形と伺っております。神話婚のためとはいえ、王太子夫妻が新たな祈りを作ることに、不安を覚える者もおります」
周囲がざわめく。
新たな祈り。
その言い方は危うい。
神官の承認を得ていても、「勝手に儀礼を変えた」と聞こえかねない。
アレクシスは冷静に答えた。
「この祈りは、太陽国神官および月国祭儀官の確認を受けています」
「承知しております。ただ、民は古き形を尊びます。新しき形は、時に不安を招くもの。月国の祈りが強すぎれば太陽国の民が惑い、太陽国の祈りが強すぎれば月国の民が惑うでしょう」
言っていること自体は、間違っていない。
だから厄介だった。
老侯爵は続ける。
「王太子殿下。王太子妃殿下。今一度お尋ねしたい。この祈りは、太陽国のためのものですか。月国のためのものですか」
露台が静まり返った。
また、二択だ。
太陽国か。
月国か。
セレネは、アレクシスを見た。
アレクシスもまた、彼女を見る。
ほんの一瞬。
けれど、その一瞬で十分だった。
これは、どちらか一人が答える問いではない。
アレクシスが、静かに手を差し出した。
セレネはその手を取る。
二人は並んで、老侯爵の方へ向き直った。
先に口を開いたのは、アレクシスだった。
「太陽国のためです」
ざわめきが起こる。
だが、彼は続けた。
「そして、月国のためです」
セレネが続ける。
「太陽国だけのためなら、私は月国の祈りを持ってここに立つ必要はありません。月国だけのためなら、私は太陽国の王太子妃としてここに立つ意味を失います」
老侯爵の目が細くなる。
「この祈りは、どちらか一方だけのものではありません」
アレクシスが言う。
「太陽国と月国が、同じ空の下にあることを示すためのものです」
セレネは彼の言葉を受け取る。
「双つ月は、片方だけを照らすのではありません。太陽国の屋根にも、月国の水路にも、同じ夜の光を落とします」
アレクシスの手が、わずかに強くなる。
「ゆえに、この祈りは神話婚の祈りです」
セレネもまた、その手を握り返した。
「私たち二人が、共に立つための祈りです」
露台に沈黙が落ちた。
老侯爵は、すぐには返せなかった。
神官が認めた祈り。
月国祭儀官も確認した祈り。
王太子と王太子妃が、二人で神話婚の祈りだと言い切った。
それを否定すれば、神話婚そのものへ異を唱えることになる。
国王が静かに口を開いた。
「侯爵。答えは示された。まだ不安はあるか」
老侯爵は、深く頭を下げた。
「……いいえ。失礼いたしました」
「では、始めましょう」
夜風が吹いた。
双つ月が、何も知らないように空に並んでいる。
アレクシスが前を向く。
セレネも隣に立つ。
予定より早く、答えは出した。
だが、本当の祈りはこれからだ。
アレクシスの声が、夜に響いた。
「太陽神リザーブよ。昼を導く光の主よ。沈みゆく後も、その恵みを夜に託し、眠る民の道を守りたまえ」
次に、セレネが月を見上げる。
「月神ティアよ。夜を抱く静けさの主よ。双つ月のまなざしをもって、遠く離れた者と隣に立つ者を、同じ夜の内に守りたまえ」
夜風が、二人の衣を揺らす。
最後に、二人は同じ言葉を唱えた。
「双つ月は、同じ夜を照らす。二つの国も、同じ空の下にある。太陽の民も、月の民も、眠る時は同じ夜に守られる」
声が重なった。
完全に同じ高さではない。
アレクシスの低い声と、セレネの静かな声。
二つの声が、同じ言葉を別々の響きで夜へ置いた。
それでよかった。
同じでなくていい。
同じ言葉を、違う声で祈ればいい。
祈りが終わった後、しばらく誰も動かなかった。
沈黙は、不安の沈黙ではなかった。
和合祭で月神の古式が戻された時と似ている。
思っていたよりも自然に、何かが収まった時の沈黙。
最初に頭を下げたのは、ユリアンだった。
次に、オルガ。
太陽国の神官と月国の祭儀官が、ほぼ同時に礼を取った。
それを見て、貴族たちも続いた。
王妃が静かに拍手する。
王も頷く。
月国使節団の叔父が、目元をわずかに緩めていた。
老侯爵は、礼を取っていた。
顔は見えない。
だが、杖を握る手には力がこもっていた。
終わったわけではない。
けれど今夜、双月礼拝は成立した。
太陽国式でも、月国式でもない。
二人の神話婚の祈りとして。
※
儀礼が終わり、人々が少しずつ露台を離れていく。
セレネは、まだ夜空を見上げていた。
双つ月は高く、静かに並んでいる。
月国で見た時と同じで、少し違う。
その違いが、今は不思議と寂しくなかった。
「寒くありませんか」
アレクシスが尋ねた。
「少し」
「戻りましょう」
「はい」
そう答えながらも、セレネはもう一度だけ月を見た。
「今日の祈り」
アレクシスが言う。
「貴女とでなければ、作れなかったと思います」
セレネは、ゆっくりと彼を見る。
月明かりの下で、アレクシスの金の瞳は昼ほど鋭くない。
その分、逃げきれないほど人の目に見えた。
「私も、殿下とでなければ作れませんでした」
セレネは答えた。
アレクシスは、少しだけ目を伏せる。
「まだ、殿下ですか」
その言葉は、とても静かだった。
セレネの胸が、強く鳴った。
アレクシス様。
昨日、思わずそう呼んだ。
それに彼は、アレクシスとしても、貴女でよかったと言ってくれた。
今ここで、また呼ぶべきなのだろうか。
公の場は終わった。
けれど、完全な私室ではない。
近くにはまだ人の気配がある。
セレネは、少しだけ微笑んだ。
「今は、まだ」
アレクシスは彼女を見た。
「まだ?」
「はい。次にお呼びする時は、逃げないで聞いていただきたいので」
アレクシスの表情が、はっきりと揺れた。
それから、困ったように息を吐く。
「貴女は本当に」
「困る人ですか」
「ええ」
けれど、その声は柔らかかった。
「努力します」
「何をですか」
「逃げないことを」
セレネは、胸の奥が熱くなるのを感じた。
「では、私も努力します」
「何を」
「急ぎすぎないことを」
二人は、しばらく黙って月を見上げた。
双つ月は、同じ夜を照らしている。
二つの光は重ならない。
けれど、離れてもいない。
今の二人には、それがちょうどよかった。
契約の中にまだいる。
けれど、その内側で、自分たちの言葉を作り始めている。
セレネは、アレクシスの差し出した手を取った。
今度は、儀礼のためではなく、露台を降りるために。
それでも、手を取る理由があることが、少し嬉しかった。
二人は月明かりの中を、並んで歩き出した。
▼おまけ
二人は過去の儀式を材料にできなくなりつつあります。
それこそアレクシスが戴冠するまでひたすら、過去を探し求めるしかありません。
二人が未来を見るためにどうすべきか?
というのがこの話のテーマでしまた。
原型になった短編版は「最短でタイトル回収かつ5000文字縛り」という制限で書いたので、
今回は12万文字あるならいっぱい書けるぞ!
した結果、私が制度と契約が大好きなことを考慮していなかったので、文字数かつかつになった次第です。
もしお気に召されましたら、
ブックマークや★評価、誤字脱字報告頂けると大変励みになります!
ここまで読んでくださったあなたに、心より御礼申し上げます。




