007話 新たな挑戦
この作品を選んで、お読み頂きありがとう御座います。
誤字脱字があると思いますが、出来れば誤字報告して頂ければ幸いです。
この物語はフェイクションです。
物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。
イフライン商会が開業してから1月と1週間が経ち、初級の回復ポーションの販売数が低下して来て1日の販売数が200本程度で落ち着き、ゼノンも手が空いて来たのを素直に喜ぶ。
回復ポーションの販売数が落ちて行くのと反比例して女性用の下着と装備服が売れ始めてきので、その分ルアンが忙しくなり毎日のように下着と肌着に装備服を糸を出しながら編んでいた。
他にゼノンが前世の大賢者ゼノスの時に暇つぶしに打った魔剣と魔槍にそれと魔弓も売れて相変わらず1日の平均売上500万ランドをキープしていた。
業績はそれなりに伸ばしていたので、最初の8の月の売上が1億3千678万ランドで経費で奴隷の購入費を等引いて4千400万ランドあったので税金として1千750万ランドが口座から差し引かれた。
「うっわ、税金高い、何よ1千750万ランドって納得いかないわ」
ユランが高額な税金が口座から引かれた明細を見て怒る。
「まぁ、納税義務があるから仕方がないよ」
「だったら、今月もかなりの税金を払うハメになるわよ、なら又奴隷を買いましょうよ、薬師と料理人と商人の職種を持った奴隷をね、それと隣の空き店舗も借りましょう」
ユランはただ黙って高額納税をするのが納得いかないと節税対策に乗り出す事をゼノンに訴える。
「はぁ~、それなら孤児院を買った方が良いだろう、人材育成するのに持ってこいだよ、文字と算数を教えられる教師を雇ってさ、そうすれば節税対策にもなるし社会貢献も出来るだろう」
「あっ、あそこの孤児院ね、成程良いわね、子供達も栄養たっぷり食べさせられるわね、ついでとなりの空き物件も何なら今は暇だから行って来たら」
ユランも孤児院の子供達が痩せこけて可哀そうだと思っていたので賛成する。
ゼノンはユランも納得した所で店が暇なので直ぐに商業ギルドに足を運んで一般受付カウンターへ相談する。
「あの、今にも潰れそうな孤児院が有りますよね。その孤児院の経営権みたいのを買取りたいですけど、イフライン商会で運営したいですけど何とかなりますか」
「あぁ、あそこのですか、孤児院として運営するのでしたら5百万ランドで売却希望されてます。ただ土地の売買は出来ません領主様の土地でして、孤児院の運営が条件で無償借地権です」
「それは別に問題ないです。運営権を買取ます。それと隣の空き店舗も借りたいのですが、それと併せて一括で支払います」
ゼノンは口座カードを受付嬢に預けて、孤児院の運営権の買取りと隣の空き店舗の契約を擦る意思を示す。
「そうですか、ただ隣の空き物件は賃貸ではなく売り物件なのですが、それで今の店舗と併せて2千5百万で買取りませんか、その代わり権利書代行手数料として2百万ランド頂きますけど」
「えっ、そうなんですか分かりました。買取らせて貰います」
ゼノンは受付嬢の話を聞いて驚いたけど、せっかくのチャンスなので買取る事にした。
「それでは建物土地売買契約書とこちらがハブラム孤児院運営権売買契約書ですので、サインをお願いします」
ゼノンはイフライン商会代表ゼノン・イフラインとサインをして手数料込みで3千2百万ランドを口座から払った。
「はい、確かに代金を頂きました。土地建物権利書と孤児院運営権利書は手続が終りましたら通知を送ります。あの各権利書を商業ギルドで保管なさいますか、保管手数料が月に1万ランド掛かりますけど如何しますか」
受付嬢は説明しながら隣の店舗の鍵をゼノスに渡した。
「なら、保管手数料を払いますので商業ギルドで保管をお願いします」
ゼノスは隣の店舗の鍵を受取り、権利書関係を商業ギルドに預けることにした。
「はい、畏まりました。それでは自動引落の手続を致しますね、もし宜しければ年会費も自動引落の手続を致しますか」
「あぁ、そうですね、お願いします」
ゼノンはついでに年会費も自動引落にして貰うように頼んだ。
「それでは自動引落依頼書にサインをお願い致します」
受付嬢は自動引落依頼書をゼノンの前に置く。
「はい、分かりました。はい、それではお願い致します」
ゼノンは自動引落依頼書にサインをして受付嬢に提出する。
ゼノンは一連の契約を済ませて正式なオーナーとなり、直ぐにハブラム孤児院の院長に会いに行きオーナーになったので挨拶をしに行った。
孤児院につき対応してくれたが従者のセイラという孤児院の育った15歳の少女で、直ぐに院長室に案内してくれた。
「俺はイフライン商会の代表のゼノンです。今日から孤児院のオーナーになったので今後とも宜しくお願いします」
「それは恐れ入ります。私は院長のセラン・イリノスです。こちらにお座り下さい。ゼノン様はいったいこの孤児院を如何なさるお心算なのですか」
「はい、孤児達に教育を施し、いずれは我が商会の人材として登用する心算です。その為に環境を整備して子供達が安心して勉強に励めるように致します」
「そうですか、そうして頂けると助かります」
「先ずは当面の運営資金として50万ランドを院長に預けます。先ずは確認して頂きこの受領書に受取りのサインをお願いします。経費で落とす為に必要なので」
「はい、それでは・・・確かに50万ランドありますね」
セランは50万ランドあるか確認してから受領書にサインをしてゼノンに渡す。
「はい、此方が控えになります。その資金で子供達に腹いっぱい食べさせて上げて下さい。今度の日曜日に孤児院をリフォームしたいと考えておりますので、今日はこれで失礼します」
「はい、これから宜しくお願いします」
セランは玄関までセイラと共に見送りに来て、深々の一礼してゼノンを見送る。
ゼノンは孤児院を出ると急いで商会に向い、店に着くと直ぐに店番をしていたユランに孤児院の運営権とこの店舗と隣の店舗を買取った事を報告した。
「ユラン、孤児院の運営権とこの建物と隣の建物と土地も買取ったからね、全部で手数料込みで3千2百万ランド支払ったから宜しくね」
「えっ、両方の建物と土地を買取ったの孤児院と運営権と併せて、そうなの、まぁ、それで3千2百万ランドで済んだなら安いじゃないのかな、うん、分かったわ」
ユランはゼノンから話を聞いて頭の中で計算して、まぁ、この位の出費で済んだなら安いかと納得した。
「あと、孤児院の運営費として50万ランド預けてきたから、これが受領書だから渡しておくよ、それで次の日曜日は孤児院のリフォームするから宜しくね」
「うん、分かったわ」
ユランは孤児院のリフォームはゼノンに任せてることにした。
ユランは営業が終ってから隣の店舗を見に行って、どんな感じなのか見てから建物のリフォームの構想を練ろうと考えていた。
その日も女性の衣類が好調に売れて、それだけでも200万ランドも売れて、ポーション類の250万ランド、魔剣も2振りと弓も1本売れて120万ランドと売上は570万ランドと安定していた。
ユランは営業時間が終り店を閉めてからゼノンを連れて隣の店舗に行き鍵を解錠してドアを開けて中に入ると、食事処だったのかカウンター席だけで奥に広い厨房が在った。
「あ~、これじゃね、儲けが上がらないわね、客席数が少なすぎるもの回転率を上げないと利益何か出る訳に無いわよね」
「そうだな、如何する全部取っ払うか」
「そうね、と言うか厨房が広すぎない、客席の方より無駄に広いわよ、何でこんなに厨房を広くしたのか理解に苦しむわ」
ユランは無駄に広い厨房を見て理解不能だとボヤく。
ゼノンは厨房の中に入って、先ずは無駄に広い流し台を見て、一旦アイテムボックスに収納して適正のサイズに直して設置する。
次に釜土もアイテムボックスに収納して魔導コンロ3口魔導オーブンを設置して、無駄に広い調理台もアイテムボックスに収納して、カウンター席もアイテムボックスに収納して調理台を付けて空いたスペースに詰めてカウンター席を設置する。
「これならテーブルが4個置けて16人は客席が増えるな」
「チョット食事処にする訳じゃないのに、そこまでする必要ないじゃないの」
「アハハ、それもそうか、それじゃ全部取っ払うか、孤児院のリフォームの部材になるしね」
「あっ、成程ね、それじゃ全部取っ払ってくれるかしら」
ユランに言われてゼノンは1階に在る設備を全てアイテムボックスに収納し何も無い状態にすると、このリフォームの構想を練るのを任せて欲しいと言う事なのでユランに任せることにした。
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