073話 エリザベス王女が立太子に決定する
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誤字脱字があると思いますが、出来れば誤字報告して頂ければ幸いです。
この物語はフェイクションです。
物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れを含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。
エリザベスは学園に通う為に公爵家の馬車にレティアとセレステアの2人と共に乗って公爵邸から発ち、ゆっくりと流れる行く王都の街並みを車窓から眺めていた。
「ねぇ、エリ、まぁ、仕方がないとは言え目立つわね」
セレステアは先日までエリザベスのまっ平だった胸が、一夜にして巨乳に成ったのでかなり目立った。
「あぁ、これですか、仕方がないので先日籍を入れて新婚初夜を迎えて大好きな夫と一晩中致してたら胸が覚醒したと答えますわ」
「うふふ、嘘じゃないけど一夜での営みだけでなんてね、誰も信じないと思うわよ」
「だけど実際そうなったので、他に言いようがないですわ」
「まぁ、真実は小説よりも奇異になりとかの諺があった様な、でもそれしか言いようは無いわね」
「あっ、エリちゃん、今日は魔法の実技がある。あるのなら気を付けてね、その胸を見る限り相当魔力量が増えているから、何時も通りに魔法を行使したら私の身の前になるわ、壁とか壊さないでよ」
「うん、そうよ、私も学園じゃなくて、魔境イフラインの大森林の中で大規模火災を引き起こしそうになったわ」
レティアとセレステアはゼノンと初夜の後に起こった災難を事前に伝え、過去に起こした過ちをエリザベスにも同じ事を引き起こさない様に注意喚起する様に助言をする。
公爵家の馬車が学園の停留場に到着すると御者が扉を開けると、レティアから下りてセレステア続いてエリザベスと続いて下りて、3人並んで学園の門を通り学舎へ歩いて向かう。
エリザベスが婚姻したのはゼノンの褒章として婚姻したのは、貴族の子女達の間でも広まっており学生達から注目されており、やはりエリザベスの胸に多くの視線が向けられた。
「うふふ、やぱっりエリの胸に視線が集まるわね」
セレステアは学生達からの視線がエリザベスの胸に向けられているのが感じられた。
「フッン、どうせ先日までの私はまっ平でしたよ、だから何だって言うのですか、でも何か肩が凝りそうですね、ちょっと重たいかも」
エリザベスは今までと違う視線が向けられてムカついて愚痴る。
「うふふ、そうよね急にですものね、大きなお胸に慣れるのも大変かもね」
レティアはエリザベスが大きくなった胸を触って愚痴を聞いて笑う。
「それじゃ、此処でお別れ、エリ魔法の実技の時は気を付けてね、帰りも一緒で良いのよね」
「はい、気を付けますけど、如何したら良いのか分かり兼ねますけど、出来るだけ加減はしてみます」
「余り気合いを入れ過ぎてもダメだからね、気を静めて集中した方が良いわよ」
「はい、分かりました。アドバイスを有難う御座います」
エリザベスはレティア達の分かれて2年生の学舎へ向かって行く。
その日の午後の授業で2年生の魔法の実技の時間に魔法の実技の学舎の方から大きな爆発音が響き渡り、学園の学舎全体が爆風が吹き荒れて揺れた。
その後は学園側からエリザベスが実技棟の天井を破壊し吹き飛ばしてしまい、レティアに続いて2人目となる魔法実技の当面の禁止処分が下されてしまった。
「もう、あれだけ気を付けてねと言ったのに」
「う~ん、気を付けましたわ、でもファイヤーボールを放とうとしたら急に大きな火の玉になってしまい、不味いと思い集中して小さくして放ったら威力が変わらず、的を破壊してそのまま壁に当たりドカーンと壁と天井を吹き飛ばしてしまいましたわ」
「あぁ、それはそれでエリも頑張って集中したが仇になったのか、う~ん魔法制御って難しいわね」
セレステアはエリザベスがアドバイスを聞いて集中したのが仇になってしまい思わず苦笑いをする。
エリザベスはその後に聖域に帰ってから、エトワから『任せて』と言われてから毎晩1時程の魔力制御の特訓を受ける事になる。
ゼノンからは魔力制御と追跡機能付きのブレスレット型の魔道具と、防御・攻撃反射・通信機等一式の宝飾アクセサリーセットのマジックアイテムが贈られた。
エリザベスが魔法の実技棟の壁と天井を吹き飛ばし処罰を受けた頃、王城の貴族院会議ではエリザベス王女殿下がゼノン・イフライン・エドバイン辺境伯爵との婚姻が改めて承認された。
この婚姻に由りエドバンス公爵家とイフライン辺境伯爵家の両家とも同盟を結んだ事になり、この両家は国庫への納税額が1位・2位と優良であり、しかも帝国皇族とも強い姻戚関係がある。
エリザベス王女殿下は今回の婚姻に由り、帝国の皇族に連なる権威ある両家が後ろ盾がついた事に由り立太子されるのが決議された。
12の月30日に立太子の就任式典と婚姻式典を同時にアスラン王都教会で行われる事が決定されて、翌日から王城の広報部により国民に公示されることになった。
※ここでオークランド王国の王侯貴族婚姻制度について簡潔に説明すると一夫多妻制を採用し家の継続を担保し、継承権のある息女との婚姻に付いては子息が婿入りする際に養子縁組の有無によって異なる。
養子縁組が為された際は婿入りした家の者となり独立性が失われ、婿養子の家の継承権の有無については婚姻時の条件で定める。
養子縁組が為されなかった場合は子息の独立性が担保されるが、相手の家の継承権はなく家同士の同盟を結び事になり、家格の高い家と同等の権威を得て相手方の姓を名乗る事が出来る。
補足として夫婦の間に生まれた子女は両家の継承を持つ事が出来るが、産まれた時点でどちらの家を継ぐかをあらかじめ書面にて決める必要がある。
ゼノンの場合は既に独立した既婚者だったので、エドバンス公爵家の令嬢と王家の王女と婚姻した際に何方とも養子縁組が成されず『子種提供をする事で両家と同盟を結び、産まれた子女は相手方を継ぐ』内容が記載された婚姻申請書にサインをして提出されている。
因みに皇女セレステアの場合はオークランド王国に居住している限りはオークランド王国の王侯貴族婚姻法が適用されるが、帝国に帰郷し帝国に永住する際には帝国の皇族婚姻法に基づいた皇族婚姻申請書を改めて申請する必要がある。
昨日の貴族院会議でエリザベス王女殿下の婚姻と立太子が決定した事が王城の広報部から公示され王都の民達は歓声があり歓迎ムードとなり、その翌日から王都の街を挙げての1週間程のお祭りが開催されることになった。
この期にイフライン商会王都支店でも特売セールを行い、王都の広場に屋台を出して特性ホットドックと冷たい果実水のセットを300ランドで販売を行い、この期間で1億5千万ランドを売り上げた。
王都の街がお祭りモードに突入している間で、エリザベスはレティアとセレステアと学園の休日に魔境イフラインの大森林の最深部で魔物の間引きに挑戦をした。
ゼノンから新たに創り出した槍と魔法杖が一体となったランスベルリンと刻印された魔槍を槍術師のエリザベスとセレステアにも贈った。
ゼノンはエリザベスと共に王城の陛下と王妃に挨拶に行った時にエリザベスの自室にゲートミラーを設置した際に王妃エリエーヌも同行して魔力登録を行った。
その際に聖域の屋敷に招きルアンを紹介し、王妃エリエーヌとエリザベスとルアンの3人でお茶会が始まり、3種類のドレス一式を贈り王城のエリザベスの部屋を送った。
それが切っ掛けになったのか、ルアンの元にエリザ夫人・セイピア皇妃・リスティ皇太子妃・エリエーヌ王妃と集まる様になり、月に何度かのお茶会が聖域の屋敷の2階のサロンで行われる様になった。
因みに2階のサロンはエリザ夫人の要望でゼノンが改装し、サロン直通のゲーミラーを各ご婦人方の部屋に設置させられ、後にではあるけど大浴場付きの専用エステサロンも造設される未来もそう遠くはなかった。
主な話は女性の集りなので着飾るドレスの話題がメインとなり、当然ながら美容の話題も出てくると、そこへ錬金術師のエトワにお呼びが掛かる様になって、その度に新たな化粧品等の開発の依頼を受ける事になる。
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