061話 節税対策の為に新たな領地を買う
この作品を選んで、お読み頂きありがとう御座います。
誤字脱字があると思いますが、出来れば誤字報告して頂ければ幸いです。
この物語はフェイクションです。
物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れを含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。
ゼノンは領都イフラインが主要施設が全て完成はしたけど、住民が居ないので区画整理されても家屋が殆んど建て居らず更地の状態である。
領都の住人は4つ村の住人だけで合わせても165人でけであるけど、ゼノンはそんな事は余り気にしておらず、ただ貴族として領主邸を建てて持つ事が出来たという事実だけで満足していた。
ゼノンはレイバイン閣下に衛兵の募集方法を聞いたら商業ギルドで衛兵もメイドも募集が出来ると聞いたので王都の商業ギルドに募集を掛けて貰った。
後はイフライン商会の会長兼子爵様が領都を新たに建設して移住者を求めていると噂を流し、大々的には移住者を求めるのは他の領地を持つ貴族から良くは思われず反感を買うので噂を流す程度が良いとアドバイスを受けた。
レイバイン閣下の方で執事を紹介してくれるとの事なので、その辺は経験豊富な閣下に任せることにして、後は王都支店の節税対策が当面の問題である。
王都支店の売上は開店から1週間で8憶ランドの売上を上げて、その後は落ちて日々の売上が1千万ランドで落ち着いているけど、経費が人件費が殆んど経費が無いのが辛いところである。
月の役員報酬としてゼノンとエリザ夫人が1千万ランドずつの報酬でユランとエイリンに5百万ランドのずつの報酬を口座に振り込んだ。
イフライン衛生工房に仕入代金として2千3百万ランドを口座に振込んで、その場凌ぎで経費をつくったけど何となく焼石の水の感じですが、妻を全員を役員登録する手続き商業ギルドした。
レイバイン閣下はゲイトリア子爵家に監査を入れて領地経営が領地運営法に基づいて適正されているか調査が行われた。
調査の結果にでたのが過去3年で多額の使途不明金が見つかり、使途を明白しなければ重加算税として1億ランドを1週間以内に国庫に納付する様に宣告が為された。
ゲイトリア子爵は納期に支払いが出来ず捕まる事はなかったけど、代わりに統治権利証と王都の屋敷を没収となり貴族籍が取消され平民落ちとなった。
ゲイトリア子爵家が消滅した事で婿養子に入る予定だったバーンズ伯爵家の4男のゲノンは当然ながら婚約が解消となり、婿入り先がなくなって完全な無職となった。
ゲイトリア子爵領は海岸線に領地があるので、閣下に頼んで統治権利証の買取りが出来ないか相談した。
「閣下、ゲイトリア子爵領は海岸線の領地なのですよね、統治権利証を買取りたいのですが何とかなりませんか」
「あぁ、それなら1億2千万ランドで買取り出来るとは思うが、良いのかい随分と寂れていると聞くが」
「はい、まだ領民が居るのですよ、なら裕福にすれば再び活気がでますよ」
「でも、領地の統治を如何するのかね、領都を建てたばかりだろう」
「それなんですが、レイズの父親は交易商を経営しているとか、その方に統治を代行して貰えませんか、港を建造すれば交易もしやすくなると思うのですが」
「アハハ、又ゼノン君は何か企んでいるのか、ただ残念だけど交易商は廃業するそうだ。景気が厳しいらしく借金がないうちに辞めるそうだ」
「あぁ、それは残念ですね、なら代官でもして頂ければと思のですが、それで、俺はただ魚が食べたいだけです。魚の料理を作りたいのです。売れると思うですけど」
「そうか売るのか、まぁ、良いだろう、それじゃ、陛下に1億2千万ランドで旧ゲイトリア子爵領の統治権利証を買取ると伝えてみるよ、結果が出るまで待ってくれるかい」
「はい、お願いします」
「それと執事の件も早めに手配できる様にしようかね」
「はい、それは是非お願い致します。伝手がないので助かります」
ゼノンはレイバイン閣下にゲイトリア子爵領の統治権利証と執事の件をほぼ丸投げなの状態であるのが申し訳ないと思いつつ、頼りに義父を得たのは有難いとレティアの結婚して良かったとつくづく思った。
「あら、ゲイトリア子爵領の統治権利証をゼノン君が買取るの、まぁ良いじゃないのイフライン商会として買取り投資すれば節税対策なるもの」
「はい、それとフィッシュバーガーが食べたいです。白身魚の肉を解して固めて溶き卵とパン粉で塗して油で揚げて、上にタルタルソースを掛けてパンで挟むですが美味いですよ」
「あら、それは何だか美味しそうね、私も食べたくなるわ、でもリスティもゼノン君に領地を買取って貰って良かったじゃない、きっと領地が発展するわよ」
「はい、そうですね、その方がきっと領民も喜ぶと思います」
リスティはイフライン商会の会長なら何とかしてくると信じて願っていた。
旧ゲイトリア子爵領の統治権利証は2日後にはゼノンが一括で1億2千ランドを王家に支払い、旧現在ゲイトリア子爵領の統治権利証を手にする事が出来た。
旧ゲイトリア子爵領をマーリンアーナの街と名称を改めて代官にレイズの父親のリズモンド・エドバインが就いてくれる事が決まったので、ゼノンはエトワとレイズを連れてマーリンアーナの旧領主邸に魔導車に乗って向った。
旧領主邸は寂れていて門の開けて魔導車で中には入り、魔導車をアイテムボックスに収納し屋敷の玄関の扉の前に3人で立ち、ゼノンが玄関の扉のノブを開ける。
扉のノブには鍵が掛かっておらず、すんなりと中に入ると殆んどものけの殻で何も無く、子爵家が潰れて従者達が金目の物を持ち出し夜逃げの様に持ち去ったのではないかと推察した。
屋敷の中のは全て売り払ったのか何も無かったので、お陰で魔改装が捗り領主邸から中庭に従者用の別館から塀壁までの全てのをゼノンとエトワの2人で1時程で終わった。
領主邸の屋敷から別館に中庭に車庫を造設して門扉から塀壁まで、全てが新しいく再構築したので内装の全てを魔道具を設置して家具類も整えた。
それから地下室に行く階段と地下室を造設し、地下室の奥に防御結界の魔水晶石を台座の上に乗せて結界を領主邸と敷地と塀壁に沿って張り、他に壁にゲート門を設置し床には転移陣を敷いた。
「まぁ、こんなもので大丈夫だろう」
「うん、バッチリだと思う、レイズはどう思う」
「はい、十分だと思います。これなら両親も喜ぶと思います」
レイズはゼノン様とエトワさんが凄すぎると、ただ感心するだけだった。
旧ゲイトリア子爵領はマーリンアーナの街の他に3つの村が在るだけで、とても贅沢が出来るだけの領地を持ち合わせておらず、悠長の王都暮し出来る要素がまるで無かった。
領主邸の魔改装が終り街の方へ視察に行ったけど漁港も全く整備が去れておらず、領民達は細々と漁をして何とか生活を維持できる状態であった。
「これはかなり酷いな、何の整備の去れてないか」
「うん、これは如何するの、まぁ、ゼノンなら一瞬で何とかしちゃいそうだけど」
「そうなんですか?」
「まぁ、その気に成ればだけど、それじゃ、領民にお金が落ちないでしょう。大工とか居ないのかな、商業ギルドに行くか」
ゼノンは寂れて街の中を見て一際異彩放つ建物が2つあるのが見えたので商業ギルドと冒険者ギルドだと見て分かった。
ゼノン達は商業ギルドへ行き受付カウンターで子爵位証のメダルを見せて、ギルド支部長に面会を求めた。
「あの、イフライン子爵ですけど、今度この街の領主になりましたので、支部長さんに面会したいのですが」
「はい、新しい領主様ですね、分かりました。少々お待ちください」
受付嬢は直ぐに隣の居る職員に支部長に伝える様にと伝えた。
待つこと3分程で職員が来て直ぐに支部長の執務室の隣の応接室に案内をされて、執務室の応接室でゼノン達3人は並んでソファーに座って支部長が来るのを待った。
「お待たせしました。支部長のルシェル・ルイジスと申します」
「いいえ、俺はゼノン・イフライン・エドバンス子爵と申します。今度この街の領主になりましたので挨拶に来ましたので、宜しく頼む。隣のは商会の中では妻のエトワとレイズです。駆け出しの子爵なので貴族院にはまだ未届けですけど」
「あの『商会の中では』と申されますと、あのイフライン商会で御座いますか」
「あぁ、イフライン商会の会長です。実は妻が9人いるのですが、義父のエドバイン公爵閣下がまだ控えた方が良いと言われてまして未届けなんです」
「それでイフライン子爵様はこの街に投資なさると言う事ですか」
「はい、それでこの街をマーリンアーナと改名します。街と漁業に投資し魚介類の加工品の製造を行い商会での販売を考えてます」
「それで口座を2つ作りたいのですが、マーリンアーナ領の口座と商会の口座ですけど、お願いできます」
支部長のルイジスと話し、直ぐに口座を開設してくれてマーリンアーナ領の口座に5千万ランドを入金し、商会の口座に1億ランドを入金し、合わせて1億5千万ランドの初期投資をする事を伝えた。
支部長にはこの街で腕の立つ建設土木の職人のリストの作成と紹介をして貰える様にお願いして商業ギルドを後にし、次に冒険者ギルドに挨拶に行った。
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