056話 ゼノンが子爵領主の務めを始める
この作品を選んで、お読み頂きありがとう御座います。
誤字脱字があると思いますが、出来れば誤字報告して頂ければ幸いです。
この物語はフェイクションです。
物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れを含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。
レイジスが聖域に来てから2日休息を取り聖域内を見て周り、見た事ない魔導機械が稼働して商品を造り出しく様子を見て驚く。
魔導機械で作り出された商品が次々倉庫に運ばれ、その倉庫から各店支店の倉庫へとゲート門と言う魔道具で搬出され行く様子を見て、まるで別の世界へ来たのではと錯覚してしまいそうになる。
この聖域が極秘にしたいと言うのは納得しするくらい、外の世界は異彩を放つし、だから奴隷だけ住まわせて働いて貰った方が秘密の保持できる言うのも頷ける。
それにレイジス自身も大型魔導工房の中を見て思わず興奮するほどの魔導機械の設備が在り、そこの工房長を任せたいとゼノン様に改めて言われたので職人魂に火がついてしまい引受けた。
最初はゼノン様に色々教わったが実に興味がく自然と頭の中に入って来て、働きだしたら充実していたのかあっと言う間に1週間が経ち、今日は休日でゆっくり過ごす心算だ。
聖域には素晴らしい所で空気が澄んでいる所為か散歩してるだけでも心が落ち着く感じがするし図書館もあり、運動設備とチョットした娯楽場もある。
最近なって恋愛も許可が為されて、両者の合意が在れば婚姻申請書にサインして統治館に提出すれば夫婦となれる様になった。
それに食堂では1人2杯まで聖域で造られている酒類が飲めるし、此処で暮らした方がよっぽど良い生活が出来ると感じてしまい、この聖域で暮らしたら外のでは間違いなく暮らせなくなると思った。
さぁ、明日から大型魔導工房の工房長として正式に働く事になったので、ゼノン様の為に一生懸命に働かせて貰うぞ。
ゼノンは王都支店も落ち着いて、ユランに代行して貰ったハブラムの街に在る代官官邸に行き代官のナタリ・ルースベルさんに会い帳簿を見せて貰った。
「ナタリさん街からの税収は如何ですか」
「街の税収の方は安定してますが、街以外の村からの税収がちょっと回収が出来てません。すいません。行くにも私一人では流石に森の傍でして」
「それで村長さんとか如何しているのですか、そう言うのは村長が責任を持って徴取して納めるのが筋だと思いますが」
「それはそうなのですが、如何せん人口が50人足らずでして、そんな村が4つありまして冒険者ギルドに依頼して護衛を頼むと赤字になるのです」
「その村はそこに無ければ駄目なのでしょうか、もしそうでなければ移住して貰います」
「すいません。私ではそこまでは分かりません。元夫も気にしてませんでしたから、行くだけで赤字だからと言って無視してましたから」
「はぁ~、つくづくあの人は代官職には向いてない様ですね、今は奴隷としてキッチリ働いてますけど死にたくないからだと思う。後は問題ないですか」
ゼノンは今まで帳簿でに出て来てなかった4つの村に着いても調べる必要があると思った。
「はい、以前の様なみかじめ料が無くなりましたから黒字です。あの領主様には何時ごろ送金すれば良いでしょうか、口座を教えて頂ければ送金致します」
「あっ、そう言えば子爵家としての口座が無いな、これから商業ギルドに行って口座を作って来ます。送金は次のと纏めてお願いします。それでは失礼します」
ゼノンは商会の方で頭の中がいっぱいだったので貴族としても領主になったのに何も準備をしてなかったことに気付いた。
ゼノンは後回しにすると忘れそうなので、その足で商業ギルトに向いイフライン子爵家の口座を開設する手続きをした。
「あの、イフライン子爵家の口座を開設したいのですが」
「はい、それでは此方に貴族口座申請書の必要事項をご記入下さい」
ゼノンは貴族口座申請書に必要事項を記入していくと住所の記入欄で手が止まり、一応商会の本店の住所の記入した。
ゼノンは貴族口座申請書を記入が終り貴族口座を開設をして口座カードを受取り、商業ギルドを後にしてから子爵領に在る4つの村に付いて何も知らなず何処にあるのも知らかった。
取り敢えず情報を聞くなら冒険者ギルドに行けば良いと思い、近くに在るので冒険者ギルドに行き、ギルドマスターのレイジスさんに会いに行く事にした。
冒険者ギルドの中に入るともう昼近いので、空いていたので受付嬢に子爵位のメダルを見せてギルドマスターのレイジスさんに面会を求めた。
「はい、領主様ですか、では直ぐにご案内いたします」
受付嬢はゼノンが領主だと知ると直ぐに後方に控える職員に合図をしてから立ち上がり執務室へ案内する。
執務室に案内されると受付嬢がドアをノックして『領主様を起こしになりました』と伝えるとドアの奥から『直ぐに中に入って貰って』と返事があった。
「これは領主様、いらっしゃいませ。どうぞ、此方にお座り下さい」
ギルトマスターのレイジスは直ぐに執務席から立ち上がりゼノンを出迎え、ソファーに座る様に伝える。
「うん、すいませんね、ちょっと聞きたい事が合って」
ゼノンはギルマスのレイジスの指定したソファーにすわる。
「それで、聞きたい事ですか」
「いや~、領主になってだいぶ経つけど、さっき代官に会って月次報告を聞いてね、俺が統治する中に村が4つあるのを初めて知ってね、お恥ずかしながら場所が何処にあるのかさっぱりで位置情報を聞きに来た訳なんだ」
「あぁ、領主様の本職は商会ですものね、だいぶ活躍してると噂はお聞きしてます。それでは地図をお渡しします。ウッティ地図を1枚領主様にお渡しして」
「はい・・・この地図がこちらの支部の管轄の地図です」
ウッディは書庫の下の引出から1枚の地図を取り出し、ゼノンの前のテーブルの上に置くとレイジスの後方に控える。
「あぁ、如何も有り難う」
「この4つの村が領主様が治める村ですね」
「ここか、4つの村は北側にあるのか、う~ん、領都を北側に造るか」
「えっ、領都を造ると言うですか」
「うん、領主邸を建てないと、でも屋敷を建てるにも街に空き地がないから、最初は防壁を拡張しようかと思ったけど新たに造った方が早いかなと」
「あ~、それで北側ですか、税収が上がらい村を統合すると言う事ですか」
「まぁ、そう言うのもあるけどね、産業都市を新たに造ろかなと」
「成程ね、流石は商人ですね仕事があれば自然と人が集まります。ですが、この街が寂れてしまいますよ」
「あぁ、街道をこの街だけに通して整備すれば物流の拠点になるから極端に寂れる事は無いし、仮に寂れて空き地が増えたら再開発すれば済む事だよ」
「そうですけど、そう簡単な事ではないですよ、かなりの投資額になりますけど、あぁ、商会の資金を使うのですか」
「うん、当然でしょう、商会のビジネスで使うから、商会の資金を使うのは当然です」
「下手な領主よりも、商会の方が資金がありそうですもんね」
「まぁ、とういう事かな、その時は冒険者ギルドの支部に作り方を教えて貰うよ、それでは失礼する。地図を有難う」
ゼノンは用件が済んだのでソファーから立ち上がり、会釈をしてから執務室を後にする。
「いいえ如何いたしまして、その際は此方にも一報を下さいね」
ギルマスのレイジスは執務室から出て行くゼノンの後姿を見届けた。
ゼノンは直ぐに北門に向い衛兵に会釈して北門を出ると、アイテムボックスから魔導車を出して北側に伸びる街道を走って村を目指す。
魔導車を街道を走らせながら、フト魔導車を止めてアイテムボックスから閣下から頂いた統治権利証を出して、その内容を見直すと確かにゼダン村、ワソン村、ホクソン村、フラン村の4つの村の記載が合った。
ゼノンは統治権利証をアイテムボックスに収納してから、反省をして内容をちゃんと確認すべきだった後悔し、魔導車を走らせて周の地形を見て領都を造る資料として頭の中に記憶した。
ゼノンは地形を頭の中にインプットしながら領都の構想を練りながら、途中で現れた魔物を無視して走り過ぎて行く。
40分程走ると1つ目のゼダン村が見えてきたけど、木製の防壁で囲われているけど、これで魔物の襲来を防げるのかと思えるくらい貧弱そうに見えた。
ゼノンはゼダン村の村長のケソンと会い領主になったので簡単な挨拶をしてから領都をこの近辺に建造して移住して貰う通告し次の村へ向った。
それからワソン村の村長ホセンと会い、次にホクソン村の村長ベルン、フラン村のギダンと次々と会い、領都を建造して移住して貰う事を通告して周った。
お読み頂き、ありがとう御座います。
もし面白いと思い頂けたなら、ブックマーク、いいね、リアクションの評価をして頂きますと励みになりますので、宜しくお願い致します。




