053話 セイピア皇妃とのお茶会と皇帝オディアスとの昼食会
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誤字脱字があると思いますが、出来れば誤字報告して頂ければ幸いです。
この物語はフェイクションです。
物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れを含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。
セレステアはレティアが娘のエトレアを抱っこし、リスティを連れてゲートミラーを通りセイピア皇妃の部屋に訪れて、セレステアがリスティをセイピア皇妃に紹介をしてからお茶会が始まった。
「お母様、この方はリスティさ待ですわ、私とレティアとのお茶会の友達ですわ、叔母様の秘蔵っ子ですの助手として今は色々と公爵家でお勉強に励んでますの」
「セイピア皇妃様、初めましてリスティと申します。宜しくお願い致します」
りすてぃはセイピア皇妃に華麗なカーテシーを行いながら挨拶をする。
「まぁ、素敵なお嬢様ですわ、セレステアとレティアと今後も仲良くして下さいね」
セイピア皇妃はセレステアがリスティを連れて来たのにはと思い、何かを企んでいるのか探りを入れる事にした。
「はい、私も良くして頂き、お勉強のアドバイス等をして頂いて大変助かっております」
「それしゃ、皆さん此方に座ってお茶に致しましょう」
セイピア皇妃は用意したテーブルにセレステア達3人を座らせた。
「それでは、失礼致しますわ」
レティアは一旦、リスティにエトレアを預けた。
レティアはアイテムボックスから乳母車を出して置くと、それから抱っこしているリスティからエトレアを抱っこして持ち上げて、乳母車の中に寝かしつけてから椅子に座る。
「うふふ、レティアちゃんはすっかり母親に成っているのね」
セイピアはレティアのエトレアの扱いがすっかり手について母親らしくなっているを見て羨ましくもあった。
「私もあと4の月後にはいずれば母親に成るのよね、まだ分からないけど出来れば私も女の子が良いわよね」
セレステアはレティアを見て、母親に成った自分の姿を想像しながら下腹部を撫ぜる。
「ところでリスティさんはエリザ様の秘蔵っ子と聞いたけど、助手と言うとゼノン様の商会のお仕事に就くのかしら」
「はい、只今商会の王都支店が移転する新店舗の改装中でして、それまでは公爵邸でエリザ夫人の指示で助手として必要な様々なお勉強させて頂いてます」
「お母様、私達3人には1つの共通点があるのよ、何だか分かりますか」
「えっ、セレスとレティアちゃんとリスティさんの3人の共通点があるの、え~と、まさか婚約者が浮気して婚約が破談になった事かしら」
セイピア皇妃はセレステアに3人の共通点があると問い掛けられて、まさか婚約者に浮気されて婚約が破談になったのだと察した。
「はい、そうですわ、リスティは私とレティアと叔母様が参加していた夜会の場で婚約破棄されたのよ、見た目が悪いとか頭でっかちで面白みがないとか、その他色々と罵声を浴びせられてね」
「それから実の父親から『この役立たずが、直ぐにでも廃嫡してやる』とまで言われたの、それでお母様はそう言うのが嫌いだから直ぐに割って入ったの」
「そうね、あの時の叔母様は格好良かったわ、本当に父親の子爵を睨みつけて、『本当に明日にでも廃嫡するのね』と念押ししてから『それではこの子は私が貰い受けるわ』と啖呵を切ったのね」
「あの時は本当に如何なるのだろうと、お父様は領地運営なんて素人当然名のに、私は幼い頃からお母様に教わってたので、母が亡くなっても何とか領地運営を取り仕切って来たのに・・・」
「えっ、それは本当ですか、もしそうなら子爵家は終わったと思わね、バーンズ伯爵家の4男のゲノン様は全てに置いて残念の方だと、ユランさんが言ってましたけど」
「そうなんです。私が領地運営の話をすると直ぐに不機嫌になって何処かに行ってしまって、婿に入るので領地の話を何回かしたら私を避ける様になり、その代わり妹と一緒に居るようになってしまい、結果があの夜会での婚約破棄です」
「だけどリスティ様は如何して古いドレスを着ていたの、妹の方は流行のドレスを着ていたたけど」
「それはお父様とお母様の散財が凄くて、私のドレスまでとても帰る状況ではなくて、妹もドレスを買いたいと言い出して、注意をすると家族全員か文句を言って聞いて下さらず。それでも言うと食事抜きにされてしまい・・・」
「それだと今頃大変ね、そんな状況でドンブリ勘定では監査が入ったら指導を受けるわね、最悪の場合は領主失格の烙印を押せらてお終いね」
「そうですね、両親はどうやら借金もしている様です。私には実態が掴めませんけど、お金の流れから相当の額に上っていると思います。もう子爵家は持たないかもしれません」
「それではバーンズ伯爵家も危ないわね、お父様がゼノン君の実家のバーンズ伯爵家の事を調べたら台所事情は火の車だと言ってましたわ、ゼノン君は賢いね廃嫡されて正解だと笑ったけど」
「だけどゼノン様が女神様にお願いしてまで職種を無職にして貰ったも分かるわ、出世欲が強く上辺だけしか見ないバーンズ伯爵家から廃嫡されたかったのね」
「リスティ様は公爵家が後見人になるそうよ、お父様とお母様も連名で手続きをしているみたい」
「また、エリザ様はそこまでしてリスティさんの事を高く評価しているのね、リスティさん、エリザ様が後見人なると言う事が、どう意味があるか分かるかしら」
「すいません。私には分かり兼ねますが、きっと凄い事なのだと思います」
「エリザ様は皇族なのです。しかも皇位継承権第3位のね、リスティさんは帝国の皇族の後ろ盾が出来たと言う事です」
「でもお母様が帝国の皇族と知っているのは王国でも身内と陛下と、後は他の貴族では知っているのは極僅かだと聞いてますわ」
「はぁ~、ところでセレスもエリザ様の企てに1枚絡んでいるのかしら」
「うふふ、バレましたか、お母様なら私の考えを理解して頂けると信じてますわ」
「うふふ、もう仕方がないね、そうね応援はしましょうか私もあの人と同じ轍は踏みたくないから見守るわ、まぁ、リスティさんとは此れからも私とお茶会致しましょう、勿論セレス達と一緒にね」
「あっ、はい、これかも宜しくお願いします」
リスティはセイピア皇妃とセレステア様の会話の意味が掴めずキョトンとしてしまい、セイピア皇妃から誘われたので先ず応じる事した。
「ところでセレスは陛下との事は如何するのか決めたのかしら」
「う~ん、今はまだ無理かな、あの時に受けたお父様からの仕打ちが未だに怒りと失望と蟠りが全く解消されないの、だから来年まで保留かな」
「そう、はぁ~、あの時のあの人には私も未だに理解が出来ないわ、何かに憑りつかれたみたいで冷静さも欠いて、真面な判断が出来ているとはとても思えなかったわ、それも仕方がないわね」
セイピア皇妃は当時のセレスティアに事を想いだと今だに心が痛む思いがした。
その後は話題を変えてレティアから王都支店の移転に伴う新店舗の事についてセイピア皇妃に進行状況等を話されて、薬事工房の人員のがだいぶ増えたので化粧水等が大量に生産が出来るようになった。
王都支店の新店舗の開店にはルアン様が考案した割と安価かなシルク製と新素材の組あせたドレスも発表するみたいですよ、それが1番の目玉商品だそうです。
そんな話をしていたら皇帝との昼食会の時間が来たので、リスティには此処で王都に公爵邸に帰る為にゲートミラーで通り抜けて帰って行った。
セレステアは憂鬱に表情を浮かべながらダイニングルーム行くと、既に皇帝オディアスが席に着いて待っており、セレステアの姿を見て微笑みんで見たものの何と声を掛けて良いのか分からず黙ってしまった。
セレステアはレティアと席に着いて、乳母車の中で寝ているエトレアの寝顔を見ているだけで、セイピア皇妃は給仕に視線を送り料理の配膳を始めさせた。
昼食会の料理の配膳が終ると皇帝オディアスはセイピア皇妃の顔をチラと見ると、セイピア皇妃は皇帝オディアスからの視線を逸らしてしまい、仕方がないので食事を始める為に声を発した。
「それでは頂こうか」
皇帝オディアスは何とか昼食会を始める為に何とか一言だけ発して料理に手を付ける。
昼食会は沈黙の中にただ料理を黙々食べてるだけで、気まずい時間だけが過ぎて行くとセレステアから皇帝オディアスに一声だけ報告された。
「お父様、私は妊娠したので、それだけは皇族の一員として報告させて頂きます。以上です」
「そうか、おめでとう、元気な子が生まれてくる事を願っている。セレステア本当にすまん。あの時は私は如何かしていた。直ぐに許せとは言わん、ただ反省はしている。だから何時かは許してくれ、この通りだ」
皇帝オディアスはセレステアに深々と頭を下げて謝罪をした。
「お父様、謝罪は受取りますが、ただあの時のお父様の仕打ちが如何しても許せないのです。信じていたのに裏切られた時の悲しみと憤りと、それと怒りがまだ癒えません。もう少し時間を下さい」
「そ、そうか、セレステアの傷ついた心が癒えるのを待つとする。また1年後にでも会って欲しい」
「分かりました。1年後にまた会いに来ます」
「そうか、有難う、孫の顔を見れるのを楽しみにしているよ」
それから又沈黙の時間が過ぎて行き、昼食会が終りになって皇帝オディアスは静かに席を立ち、そのまま仕事をする為に執務室に向った。
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