004話 薬剤師試験にチャレンジする。
この作品を選んで、お読み頂きありがとう御座います。
誤字脱字があると思いますが、出来れば誤字報告して頂ければ幸いです。
この物語はフェイクションです。
物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。
ゼノンは受付担当者に案内されて奥にある薬剤師試験が行われる部屋に案内されて、部屋に入ると作業台の上には一般的に使われる器具が置かれていた。
「失礼します。こちらの方が薬剤師試験を受けるそうなのでお願いできますか」
受付担当者が薬剤試験の試験官の女性に声を掛ける。
「あら、そうなの随分とお若いのね、この申し込み書に氏名と住所と必要事項を記入してくれる。私は試験官のミレアよ宜しくね」
「はい、俺はセノンと申します。宜しくお願いします。この申し込み用紙に記入するのですね分かりました」
ゼノンは薬剤試験申し込み書を受取り、内容を見て必要事項を記入する。
薬剤試験申し込み書の必要事項に記入して行くと、製作方法と何を製作するかの項目が有り迷わず記入して試験官のミレアに提出する。
ミレアはゼノンが記入した薬剤試験申し込み書を受取り記入内容を読んで、年齢と製作方法を見て顔色が変わりゼノンに確認する。
「えっ、ゼノン君はまだ15歳なの、それで錬金術を使ってポーションを作るの、しかも中級までも作れるのかしら」
「はい、そうですけど、その気になれば上級のポーションも作れますが、今はまだ良いかと思って記入してませんけど」
「えっ、上級のポーションも作れるのなら作りなさい、貴方ってもしかして神童なのかしら、まぁ、良いわ上級用の薬草も準備するから作ってみて」
ミレアは直ぐに後方に在る棚の引出しから上級用に使われる薬草の用意をして作業台の上に置く。
「良いわよ、始めなさい」
ミレアは上級用に使われる薬草を用意して作業台の上に置くと、直ぐにゼノンにポーションを作る様に告げる。
ゼノンは錬金術を行使して先ずは初級と中級と上級の回復ポーションから作り始めて初級と中級は僅か5分で作り終えて、上級のポーションも10分程で作り上げてミレアに提出する。
その後にマナーポーションと解毒ポーションも同じ所要時間で初級から上級までを作り上げて、1時間も掛けずに薬剤試験に提出するポーションを全て作り上げた。
「嘘でしょう、貴方は本当に凄いわね、結果は一応明日だけど、どれも間違いなく作り上げているわ、明日の午後にもう一度来てくれるかしら」
ミレアはゼノンが作ったポーションをその場で直ぐに鑑定して見ると、間違いなくそれぞれのポーションが作られており感銘を受ける。
「はい、そうですか分かりました。それではこれで失礼します。明日の午後にもう1度来ますので宜しくお願いします」
「えぇ、宜しくね、この街で販売するのよね、期待しているわよ」
ミレアはこの街の近くに魔境イフラインが在る所為で、強い魔物達との戦闘で多くの冒険者達が怪我を負い、常に不足気味になっているポーションが少しでも多く流通出来ればとゼノンに期待を寄せる。
「はい、期待に沿える様に頑張ります」
ゼノンはミレアに一礼して退出し、商業ギルドを後にして店舗に戻った。
ゼノンは試験官のミレアの感じからして多分試験は通るだろうと期待して、店舗に向けて足取り軽く帰って行く。
店舗に帰るとユランが店内の陳列棚の殆どに装備品等を並べて、置ききれずに如何しようかと悩んでいた。
「ただいまユラン今帰ったよ、だいぶ陳列棚に装備品を並べたね、やっぱり置き切れそうにないね」
「あぁ、お帰り、随分と遅かったわね、何か合ったの」
「うん、ポーションの製作者が俺だからね、薬剤師試験を受けるハメになったよ」
「えっ、そうなのそれで大丈夫そうなの」
「うん、一応手応えは合ったけどね、明日の午後にもう1度商業ギルドに合否の確認をしに行くけどね」
「そうなの、なら明日は私も一緒に行くわね、もう置き切れないから残りはバックヤードの倉庫に仕舞う感じかしら、それと店舗名を決めないとね」
「あぁ、それならイフライン商会にしようかな、ある程度この店が起動に乗ったら魔道具もいずれは販売したいからね」
「イフライン商会ね、好いじゃないの私達は魔境イフラインに住んでいるものね」
ユランは笑顔でゼノンの決めたイフライン商会に賛同した。
ゼノンは一旦店の外に出て入口の周辺を見渡して、看板を製作するのにサイズを目算で測り、早速イフライン商会の店名が入った看板を製作する。
それからユランの提案で女性の首から腿までのマネキンを木製で2体作り、女性用の装備服の下に着る下着も販売する為に展示する事にした。
ゼノンはある程度の準備が済んで店舗の中と外側に結界を張る魔晶石を錬成し、防御と侵入防止用の結界を張り巡らせた。
「さてとユランそろそろ隠れ家に戻ろうか腹も減ったしね、昼飯を食べてからポーションを作りたいだ」
「うん、そうね、この調子なら明後日には開業できそうね」
「あぁ、そうだね、最初は流石に暇かもね、最悪の場合はポーションを冒険者ギルドに買取って貰うけどね」
「うふふ、それだけでも良い稼ぎになるんじゃないの、ゼノン様の作るポーションの効果は凄いですもの、私もかなり助けて貰ったもの」
この後ゼノンとユランは直ぐに2階に上がりゲートミラーで隠れ家が帰り、1階のキッチンにユランが行くとアクラネスのルアンが昼食の料理を作っていた。
「おぉ、其方がユランか、初めて会うの妾はルアンと申す。以後顔見知り置きを、ユランが帰って来たと言う事はゼノンも帰って来たのか」
「はい、そうですけど、貴女がアクラネスのルアンさんですか初めまして、私の方こそ宜しくね」
「うん、う~ん、フンフン、まさかユランはゼノンと男女の一線を越えたのか、其方の体内からゼノンの魔力を感じるわよ」
「えっ、そうですか、実は昨晩ゼノン様と夫婦の契りを交わしましたけど」
「そうか、ならばゼノンは今世ではやっと大人の男になったのだな、ならばユランよ今晩から妾と共にゼノンと閨を共に致そうではないか」
「えっ、ルアン様はゼノン様と関係を持ったことがあるのですか」
「うん、前世ではあるが今世はまだよ、妾も我慢できんいい加減にゼノンの精気を摂取したいの、其方の着ている物は妾が編み出した物よ、良い糸を出すには主でもあるゼノンの精気が必要なのよ」
「あ~、そう言う事でしたら、分かりました。共にゼノン様と閨を共に致しましょう」
「うん、そうか、なら焼飯が出来たの、ユランは器を用意してくれる。卵スープもあるから昼飯に致しましょう」
ユランは食器棚から皿とお椀を3人分を台の上に置くと、ルアンが皿に焼飯を盛りお椀に卵スープを注ぐと、ユランが食卓に運んでいく。
昼飯の用意が出来るとユランがゼノンを呼びに行き、ゼノンが席に着くと3人で焼飯と卵スープを美味しく頂き、食べ終わるとお茶を飲んで一息入れてからゼノンはポーション作りを始める。
ユランはルアンと共に女性用の下着と装備服の製作を始めて、ユランがデザイン画を描き、ルアンがデザイン画を見て糸を出しながら編んで行く。
日が暮れかけてくるとルアンは作業を止めて外に出て、先日守護獣でもある神獣フェンリルの番ルキスとメイラが狩って来た魔獣の肉が保管してある倉庫に行き、肉を切り分けルキスとメイラの分の肉を皿に盛って寝床に持って行く。
その後に残った肉を今晩の晩御飯用にログハウスに持って行き、キッチンでユランと2人でカレーライスとサラダと野菜スープの料理を作り始める。
料理が出来上がるとユランがログハウスから出てゼノンが作業する工房へ呼びに行き、ゼノンと共にログハウスに戻ると3人で晩御飯を美味しく頂き、その後はゆっくりと3人で露天風呂に入り1日の疲れを癒す。
「ふぅ~、良い湯加減だな、癒されるな」
ゼノンが久しぶりに聖水で沸かしたお湯に浸り一息入れる。
「本当ですね、何だかお肌がスベスベしてくる感じだわ」
ユランも久しぶりのお風呂に入れて嬉しくなる。
「うふふ、この湯は聖水で沸かしておるからな、当然肌にも良いのよ」
ルアンが自慢気にユランに教える。
「えっ、そうなの、随分と贅沢なお湯なのね」
ユランはルアンから聖水で沸かしたお湯だと聞いて驚き感動する。
その後は2階の寝室に行き3人で熱く甘い閨を共に過ごし、終わった後には疲れたゼノンがユランとルアンの間に挟まれて3人並んで川の字で眠る。
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