041話 ガラス加工魔動機機が完成する。
この作品を選んで、お読み頂きありがとう御座います。
誤字脱字があると思いますが、出来れば誤字報告して頂ければ幸いです。
この物語はフェイクションです。
物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れを含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。
エトワはセノンからガラスを加工する魔導機器の依頼を受けて研究に没頭し、先ずは原材料の中に含まれる不純物の除去から始める。
ゼノンは前世の大賢者ゼノスの時に死闘を繰り広げ、決着がつかず引分け和解をし盟友の契りを交わした業火深紅のフォーライズに会いにフォレス火山渓谷の棲み処に訪れた。
「う~ん、こんな所へ来るバカは誰だ!おっ、ゼノスか?」
「あぁ、生まれ変わって今世はゼノンと名乗ってるけどな、久しいな相変わらずそうで何よりだ」
「そうか、ゼノスは随分と小っちゃくなったのではないか」
「そりゃ、今世はまだ15歳だぞ、これからだよ」
「それで何様だ。こんな業火で普通の人間なら死んでる所へ来る物好きはゼノス違うかゼノンか、お前だけだぞ」
「アハハ、まぁ、普通来ないけどな、実はフォーライズの抜け落ちた鱗を分けて欲しくてな、来たんだけどダメか」
「何だ抜けた鱗か、その辺に落ちてるのを拾えば良かろう、好きなだけ持って行け」
「そうか、それじゃ遠慮なく貰って行くよ、寝てるのを起こしてすまんな」
「なに、偶には良いさ、鱗が欲しくなったら何時でも来い、抜ける時は100くらい抜けるからな」
「あぁ、その時は又頼むよ」
「あぁ、それじゃな、寝るぞ」
「あぁ、おやすみ」
ゼノンはフォーライズが再び眠りに就いたを見て、それから落ちている鱗を拾い始める。
寝ているフォーライズの周辺を周り、落ちている溶岩の熱と業火で焼けている真っ赤に輝く鱗を熱くて触れられないので、直接アイテムボックスに収納して行く。
広い集めて200枚程アイテムボックスに収納して、その場を離れて涼んでからゼノンの工房へ瞬間転移して戻った。
「あっ、戻って来たのね、ねぇゼノン高熱に強い素材って何か無いの」
「あぁ、今採集して来たよ、チョッと熱いから全部出すとやばいから1枚だけ置くな、これだ」
「うっわ~、あっち、なにこれ龍の鱗なの」
「あぁ、神龍業火深紅のフォーライズの鱗だぞ、滅多に手に入らない代物だよ、これなら高熱に強いだろう」
「あのね、神話の時代の神龍の鱗なんて普通は手に入らないわよ呆れるわね、欲しいけど触れないよ」
「あっ、やっぱり欲しいだ。エトワは欲張りだな」
「それでこれを如何するのよ、溶解炉を作るにしても触れないわよ、如何やって錬成するのよ」
「まぁ、その辺は俺がやるよ、ところで不純物の除去の方法は出来たのか」
「粉に砕いて水で溶かして上澄みを取るのが一番効率が好いみたい」
「そうか、それで一回試作品を造って試してみるか」
ゼノンは頭の中で溶解炉の構想を練りながらエトワと話す。
「うん、そうする」
エトワは超レアな素材が目の前にあるのに手にする事が無いのが悔しく思っていた。
ゼノンは倉庫から黒鉛の鉱石を用いて釡を錬金術で造り、窯の中にフォーライズの鱗を2枚入れて、窯の内側に高温を発する鱗を引き延ばして張った。
エトワはガラスの原料を粉になるくらい砕いて水を入れて混ぜて浮いた不純物を取り除いて沈んだのか純度の高い原料と確認して余計な水は捨て乾燥させた。
「ヨシ、これで溶けるかテストだね」
「あぁ、それじゃ、中に入れてくれるか」
「はい、投入、あとは放っておくしかないね」
「そうだな1日くらい様子を見よう、その間に金型を作るぞ」
「うん、分かった」
ゼノンとエトワはワインの瓶の両サイドから挟む形の金型を造りを始めて、それから空気に圧力を掛けるポンプを造り空気圧縮して噴出し中を膨らませる棒状の筒がゆっくり回転する道具を作り出す。
原材料粉砕機と不純物除去装置を製作して、不純物は乾燥させて建築素材として使用できると判明したので袋詰めにして貰い買取する。
水処理は今の段階では成分に危険要素がないので貯蔵タンクに貯蔵に溜めて再利用する事した。
金型を100個造り金型を支える軸を造りと部品が多いけど大量生産すると言う事はそれだけ部品も多くなるは仕方がない事だ。
ただ1度造り型があれば何度でも造れるので、後は材料があれば繰り返し作れるので最初に作り出すのが大変である。
それから試行錯誤の上で何度も試して綺麗な成形に出来るまで1月を要して、第1号が出来た。
1台で1日50本で生産であり、5台を設置すれば250本出来るので、今の段階ではこれで十分だと思った。
最初は様子を見る為に1台で50本生産し、金型を追加すればMAX100本まで生産可能な状態である
ただ溶鉱炉の耐用年数がどれくらいか不明なので、その当たりは定期的に点検は必要だと思うので1月に1回は点検日を1号機から5号機まで順番に停止させてさせる様に説明する必要があると考えた。
後は工房の建物を建てるだけだけだけど機械の重量が重いので床にはコンクリートの上にさらに強化するために強化するためのコーティングをする必要がある。
後はグラスとワイングラスとビールジョッキーの金型を作れば魔動機械で生産が可能になる。
魔導機械の目途が付いたのでエリザ夫人に報告して、それから工房の建設を始める予定を組んで王都支店に向った。
「お早う御座います。ご無沙汰してしまいすいませんでした」
「お早う、うふふ、漸くと言ったところかしら、レティアとセレスから状況はだいたい聞いてたわ」
「はい、正直言って自分で錬金術で作った方が楽ですけど、それでは俺がいなくなったら後が続きませんからね、生みの苦しみと言う事ですかね」
「うふふ、それもそうね、それでどんな感じなの」
「はい、最初は1台で1日50本からスタートしようと思ってます。5台作りましたので、瓶造りを2台で100本ですね、残りの3台でグラスとワイングラスをビールジョッキーを生産しようかと考えてます」
「行き成りグラスとか造るのね、成程ね、思ったより進行が早いわね」
「あっ、そうですね、金型しだいである程度の物は作れますね、それで金型を追加すればMAXで1日で100本まで生産可能ですけど、ただ初めての事なので安全を考えて50本でスタートしたいと考えました」
「うん、最初はそれで良いわよ、行き成り大量に造られても捌ききれないわ、在庫を抱えたくないわね」
「それで魔導機械の重量がたいぶ重くなりまして、それで工房の建設には少々時間が掛かってしまいます。地盤の固い所まで掘り起こして、砂と砂利を埋めながら地面の基礎を固めて行く必要があります」
「そう、随分と大掛かりね、費用が幾ら掛かるのかしら」
「えっ、費用代金を頂く心算はないですよ、税金を免状して貰ったので、それでもおつりが出るくらいですよ」
「あら、それは幾ら何でもダメよ、ある程度は代金は取らないと、それだけの労力を払ってるのでしょう、その辺はキッチリしないとね」
「う~ん、そうは言ってもですね困りました。これからも母上のお力をお借りする心算ですので、出来ればそれでチャラにして頂ければ、これからも遠慮なくお世話になりたいので、それではダメですか」
「うふふ、それはそれで怖いわね、まぁ、ゼノン君がそう言うのなら仕方がないわね、良いわ、これからもお世話させて貰うわよ」
「はい、お願い致します。俺は母親を早くに亡くしましたし、他の家族からは疎まれてましたので、母上の存在が有難いのです」
「うっ、それを言われると弱いわね、ゼノン君の実家の話は聞いているわ、そうね、私で良ければ母親の代わりくらいは勤めてさせて貰うわ」
「はい、これからも宜しくお願い致します。母上、それでは準備がありますから、これで失礼いたします」
ゼノンはエリザ夫人に深々と一礼して事務所を後にする。
「ふぅ~、母親ね、まぁ、ゼノン君の母親に成れるのなら光栄だけどね」
エリザはゼノンの後姿を見てタメ息を吐き、ゼノン君の母親に成れる程の器なのかしらと自問自答する。
ゼノンは砂利になる岩を求めてエプソン山の麓に行き、転がっている岩を大量にアイテムボックスの中に収納はしてから聖域の屋敷に帰る。
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