038話 閑話 セレステアが王立オークランド学園に編入する
この作品を選んで、お読み頂きありがとう御座います。
誤字脱字があると思いますが、出来れば誤字報告して頂ければ幸いです。
この物語はフェイクションです。
物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れを含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。
年が明けて1の月の7日の朝を迎えて、セレステアは学園に編入する初日と合ってルアンが作ってくれた学園の制服を着て気合いを入れる。
レティアと一緒に王都の公爵邸のレティアの部屋にゲートミラーを通って行き、レティアの部屋から朝食を摂る為に叔母夫婦が待つダイニングルームへレティアと2人で向かう。
ダイニングルームに入室し叔母夫婦がいたので2人で『お早う御座います』と挨拶をしてからレティアと一緒に並んで席に座る。
「お早う」
「お早う、セレスはちゃんと来てくれたわね」
「叔母様、この前も話したではありませんか、学園には真面目に通いますと」
「うふふ、そうだけど人は気が変わる事だったあるでしょう、聖域の暮らしが余りに楽しくて気が変わったとか言われたら如何しようかと思ったわよ」
「まぁ、確かにそんな気を起こしそうにはなりましたけど、ユランとルアン様に先に釘を刺されましたわ」
エリザ夫人とセレステアが話している間ら給仕が手際よく速やかに朝食の料理が4人の前に並べられていく。
「さぁ、頂こうか」
レイバイン閣下の掛け声で朝食を食べ始める。
「レティアは大丈夫だと思うが無理をしないようにな、学園側には診断書が提出してあるら配慮はしてくれるとは思うがね」
「はい、大丈夫です。魔術の授業では実技は元々禁止にされてますし、魔術学だけですもの危険な授業はないですわ」
「えっ、レティ魔術の実技が禁止ってどういう事なの」
「セレス、レティアは魔法攻撃の授業で勢い余って結界を張ってあるはずの壁を破壊しちゃったのよ、それから禁止になったのよ」
「お母様、そんな黒歴史を言わなくても良いじゃないですか」
「うふふ、まぁ、レティは元々魔力量が多い上に、ゼノン様と致したら、そうなるのは理解できるわね」
「でも今は大丈夫よ制御がちゃんと出来てるもん」
「まぁ、そんなに拗ねないでよ、そうなるのは仕方がないのは私も身を持って経験しているもの、私も勢い余って大森林に大火災を引き起こすところだったわ」
セレステアは初めて魔物の間引きに行った時に張切り過ぎてファイヤーボールを放ったら巨大なファイヤーボールになってしまい、周辺の木々を燃やし周辺一帯を火の海にしてしまった経験を持つ。
「うっふふ、そんな事が合ったわね、ゼノン様が通信を受けて慌てて瞬間転移して転移先で直ぐに魔法で強大な水球を空に浮かせてから消火したと聞いたわよ」
「そうよ、流石に私もビックリよ飛んだ黒歴史だわ」
「セレス今は魔法の制御がちゃんと出来ているのよね」
エリザはセレスの話を聞いて不安になり制御が出来ているのか確認をする。
「えぇ、ただ私の場合は感情に左右されるみたいだから、感情をコントロール出来るようならないとダメみたい」
「本当に私の血縁者は何でこうも魔法に関して加減が下手なのかしら」
エリザは血筋なのかしらと自分に流れる血が疎ましく感じていた。
そんな会話をしているうちに時間が迫って来たので、レティアとセレステアはペースを上げて朝食を食べてから、ダイニングルームを退室して直ぐに玄関に向かう。
レティアとセレステアは玄関の前に停車していた公爵家の馬車に乗って、直ぐに馬車を出して貰って学園に向って走らせる。
王都の街並みを車窓から眺めていると20分程で学園の馬車専用の学園の門に到着して、御者が扉を開けるとセレステアが先に降りて、妊婦のレティアをエスコートし、手を出すとレティアが手を乗せて馬車から降りる。
レティアはセレステアを学園内を案内しながら職員室に向って歩いてると、周辺の学生達が金髪碧眼の美少女が2人並んでいると騒めく。
一人が公爵家令嬢レティアなのは分かるので、その隣を歩く見慣れない美少女のセレステアが何処の令嬢なのかと好奇な視線が集まる。
レティアはセレステアを職員室の扉の前まで送ると、そこで別れて1-Aの教室へ向かって歩いて行くのをセレステアが見送ると、一呼吸してからノックして扉を開けて中に入る。
「お早う御座います。今日から編入致します。セレステア・ディアンス・イフラインです」
「あっ、はい、お早う御座います。私が担任のネアレス・オクティアスです。皇女殿下は1-Aのクラスになります。今から私と一緒に教室へ向かいましょうか」
オクティアスは帝国の皇女であるので緊張した面持ちで1-Aの教室へ連れて行く用意をする。
「オクティアス先生、今日から宜しくお願い致します」
セレステアは担任のオクティアス先生に一礼して挨拶をする。
「はい、此方こそ宜しくお願い致します。それでは行きましょう」
オクティアス先生もセレステアに会釈をして職員室から退室して廊下を歩きだす。
1-Aの教室の扉の前に着くとセレステアの顔の表情を見てから扉を開けて先に入り、セレステアを中に招き入れてから歩いて教壇の前に立つ。
「皆さんお早う御座います。今日からこのクラスに編入する。ディアンス帝国皇女であられますセレステア・ディアンス・イフライン様です。皆さま仲良くなさって下さい」
「セレステア・ディアンス・イフラインです。今日から宜しくお願い致します」
「それでは席はレティア様の隣の席で宜しいのですね」
「はい、レティアは従姉なので助かります」
セレステアはレティアが従姉と言うと学生達が騒めいたので不思議思いながら、一番後方の窓側に座るレティアの席に向って机の間の通路を歩く。
「えっ、レティア様の従姉ですって、どいう事なの」
学生の一人が小声でひそひそ話をする。
「ねぇ、何でレティアと従姉と聞いて皆が驚いているの」
セレステアはレティアの席の隣に座り、疑問に感じた事をレティアに問いかける
「あっ、そう言えばお母様はお父様に嫁ぐ際にお婆様の実家の姓で公表しているの、皇女である事は伏せていたわ、多分お母様も忘れているわね」
「そうなの、それじゃ誰も知らないって事なの」
「う~ん、知っている人も居るけど、お母様が気にしてないから言わないじゃないのかな」
「それじゃ、もうバラしても良いのかしら」
「別に良いじゃないのもう昔の話だもの、もう今さらでしょう」
レティアはもうそんな些細な事を気にするお母様ではないと思っている。
ホームルームが終るとレティア様と従姉と言う事が如何いう意味なのか気になっていた伯爵令嬢のセティア様が確認して来た。
「あの皇女様、レティア様と従姉と言うのは本当の事ですか」
「えぇ、レティアのお母様は私の父である皇帝の妹よ、だから間違いなく私とレティアは従姉同志よ、ついでに言っておくけどレティアと私は同じ夫を持つ家族でもあるわよ」
「えっ、皇女様も婚姻なさっているのですか驚きました。ましてやレティア様の同じ夫ですか」
「そうよ、私とレティアは同じイフライン子爵を夫にする夫持ちなの覚えておいてね」
セレステアの爆弾発言がその日のうちに学園中を駆け巡り、瞬く間に学生全員がしることになる。
レティアもゼノンと婚姻したのは公表していたので、その時は婚約解消後の人んな誘拐事件の後だったので、命の恩人と婚姻したのかという程度であまり感心を持たれていなかった。
ただ今回ばかりは強国のディアンス帝国の皇女が余り知られないイフライン子爵と婚姻したとなってイフライン子爵って何者だと学生達の中で注目される事になった。
ただ社交界ではエリザ夫人がイフライン商会を宣伝していたので、その会長が子爵で公爵家の婿入りしたのは貴族の夫人達の誰しも知るところであった。
セレステアの爆弾発言の後にレティアの夫と婚姻した経緯を聞かれたので、有りのままを公表した。
理由が皇帝が決めた婚約者が嫌いで、浮気をしたら即婚約破棄して私が決めた相手と婚姻する条件で婚約を受けたけど、浮気されたので即婚約破棄した。
婚約破棄して間もなくして大好きな従姉のレティアが婚姻したと聞いて、レティアが選んだ相手なら間違いないと思ったのが動機です。
その後にこの国の婚姻申請書を父親の皇帝に取り寄せて貰い、それと同時にこの学園に編入手続させて、皇帝にサインさせて婚姻申請書持って留学中にお世話になる公爵家の屋敷に向って馬車で出発したの。
公爵邸に到着した晩にレティアに夫を呼んでもらい、夫にごり押しで婚姻申請書にサインさせて、叔父様に頼んで貴族院に婚姻申請書を提出して貰い婚姻が成立したわ。
婚姻した事は全く後悔はないわね最高に素晴らしい夫だと話し、聞きに来た学生達に包み隠さず話した事で直ぐに騒ぎが鎮静化していった。
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