020話 それぞれの想い
この作品を選んで、お読み頂きありがとう御座います。
誤字脱字があると思いますが、出来れば誤字報告して頂ければ幸いです。
この物語はフェイクションです。
物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。
ユランは今日ゼノンが奴隷商会から買ってきた職種が村人の元貴族令嬢のアズナに店の仕事を教えると物覚えは良いけど如何せん表情が暗い、客商売なので暗い表情は好まれない。
「アズナさん、もう少し笑顔を作れないの、職種の所為で自信が無いのは分かるけど、仕事なのよ演技でも何でも良いから明るい表情をつくりなさい」
「えっ、でも・・・」
「はぁ~、そうね、貴女を買ったゼノン様は無職だけど、この商会を創設して奴隷を何人も買えるだけの財を成しているわ、私は双剣士だけど魔境イフラインで魔物を倒して魔剣士の職種を新たに得たわ、どう言う意味か分かる」
「それは・・・」
「歯を食い縛って頑張れば職種は増えるの、だから貴女も歯を食い縛って先ずは商人を目指して頑張りなさい」
「はい、頑張ります」
アズナはユランに発破を掛けられ、何とか自身を奮い立たせようと覚悟を決める。
「うん、宜しい、頑張りましょうね」
ユランはアズナが少しだけニコと微笑んでハッキリと返事をしてくれたので何となくホッとした。
ユランから発破を掛けられてからのアズナはまだ表情は硬いものの何とか笑顔を作って接客する様になり、お客様への対応も無難にこなすことが出来ていた。
「エイリンさん、貴女の寮に空き部屋がまだあるわよね、寮にいる間は貴女がアズナさんのフォローをしてくれるかしら」
「はい、分かりました。その位なら出来ると思います」
「うん、お願いね、多分だけど村人と言う職種には何か秘密があると思うの、ゼノン様の無職と同じ様にね」
「そうですね、私もそう思います。主様を見てて職種って何だろうと思うようになりました。正直私もエルフ族の中で商人だとバカにされ、家の恥だと謂れ奴隷商人にあっさりと売られたんです」
「えっ、そうなの、エイリンは弓とか剣とか扱えるかしら」
「はい、弓なら獣狩りをしていたので出来ます」
「うん、なら今度の休みに魔物の間引きをしましょう、弓は用意するわ」
「はい、お供します」
「アズナさん、貴女は何か戦えるようなものはないの魔法でも剣でも何でもいいわ、あるかしら」
「私ですか、幼い頃から剣の鍛錬はしてましたけど」
「あら、そうなの、なら今度の日曜日に魔物の間引きに付き合いなさい、剣なら腐るほどあるから選んでも良いわよ」
ユランは店を閉めてからエイリンとアズナを連れて、聖域の武器庫に連れて行き、エイリンとアズナに武器を選ばせた。
「この中に在る武器から合う武器を選びなさい」
ユランはエイリンとアズナに合う武器を選ばせた。
エイリンは弓と魔弓の2つを手に持ってどちらにしようかと悩んでいたので、ユランが2つ持って地下の訓練場に持って試し射ちする様に伝える。
アズナは軽めのミスリルの剣を持つと何度か素振りをすると、手に馴染んでシックリしたのでミスリル剣を選んで地下の訓練場へユラン達の後を付いて行く。
エイリンは先ずは魔弓から試すと魔矢が勢いよく的の中心を射抜き、次の弓に矢を引き放つと的の真中を射抜いた。
アズナが立っていた木製の人形を一振りで真っ二つに切り落とし、ユランの目から見ても剣筋は鋭く良いと感じた。
「あら、意外ね、2人共魔物と戦った事はあるのかしら」
「私は獣だけですね、魔物とは戦ったことはないです」
「私は稽古だけで、実戦はした事がないです」
「アズナさん、木剣を持って行って良いから、実戦に備えて空いた時間に鍛錬しなさい。その方が良いと思うわ」
ユランは同じ剣士として少しでも身体を馴らした方が良いと思いアズナに伝えた。
「はい、分かりました」
アズナは幼い頃から騎士を目指していたので、久しぶりに剣を振れると思うと何だか嬉しく思った。
「そうなのね、職種を増やすには戦闘レベルを上げるのが1番手っ取り早いのよ、だから今度の日曜日に魔物の間引きに行って戦闘レベルを上げましょうか」
ユランは努力すれば必ず報われると信じ、その努力が分かるのは戦闘レベルを上げるのが1番目に見えると能筋的に発想でエイリンとアズナを強くしようと考えた。
その頃エドバンス公爵家ではレイバイン閣下が王城から帰宅すると、エリザ夫人から緊急家族会議を開くとレイバイン閣下とレティアを執務室に集まる様に呼び掛けてソファーに座らた。
「如何したんだい、エリザ、行き成り緊急家族会議って何か大袈裟に」
「そうですわ、いったい何か合ったのですか」
「えぇ、公爵家の未来に関わる事です。勿論レティア自身にもです」
「貴方、もし身近に女神の加護を持った人物が居たら如何したいですか」
「えっ、随分と突飛な質問だな、それりゃ、公爵家に招きたいと思うがね」
「招きたいだけですか、加護持ちが男性でしたら如何ですか」
「そりゃ、まぁ、レティアと婚姻させて子供を産ませたいとは思うがな」
「そうでしょう、ゼノン君が加護持ちなのよ、しかも前世からね、だからあの聖域が成立したのは女神様の加護があるからこそ成り立つと言う事です」
「あの、お母様、ゼノン様が女神の加護をお持ちなのは分かりますが、いったい何が言いたいのですか」
「レティアはゼノン君との営みは好きよね、営んだ後は何時も機嫌が良いわよね」
「えっ、バレていたのですか、はい、ゼノン様に抱かれている時は嫌な事も忘れられて気持ちも高揚して気分も良くなります」
「それにレティアは魔力の循環器系が弱いから性魔術で強化しているのよね、だから今晩からゼノン君に性魔術で強化してもらい、完治した暁には子作りをしなさい。これは決定事項です貴方も良いですわよね」
「えっ、あぁ、私はレティアの意思を尊重するよ、レティアが望むのなら応援する。私はレティアが幸せになるのが1番の願いだからね、見守るだけだよ」
「お父様、有難う御座います」
「ただし、朝食と晩餐は私達と一緒にね、私も夫も愛娘のレティアと居て話しをする時間が欲しいもの」
「あぁ、そうだな、会う時間が減るのは淋しいからな」
「お父様、お母様、有難う御座います。私もお父様とお母様の娘に生まれて良かったですとても幸せです」
レティアは自分本位に考えてくれる両親に大好きで、今まで以上に両親に感謝して2人の娘に生まれた事に女神様に感謝する。
その後の晩餐で冷えたワインと果実水で乾杯をして一口飲んで、レティアもエリザ夫人もレイバインも美味いと感銘を受けていた。
冷えた美味しい飲み物を飲みながら料理もさらに美味しく感じて、楽しい晩餐のひと時を過ごし会話も弾みこれからの公爵家の将来にはゼノンの存在が欠かせなくなっていた。
ゼノンはユランとルアンの3人で晩御飯を食べている最中で、アズナとエイリンのの話が上がり2人が職種による差別で奴隷になった経緯を聞き、放っておけないとユランが熱弁をする。
そんな熱弁をするユランにアズナの身を護る為のアクセサリー一式を預ける為にアイテムボックスから出して渡す。
「ユラン、アズナさんの分にの防御のアクセサリー一式を預けておくから渡して身に付けさせてくれるか」
「うん、分かったわ」
「ところでゼノン今晩は妾も頼んだわよ」
「あぁ、分かったよ」
ゼノンは今晩は2人と出来るのかと思い引受けた。
晩御飯を食べ終えてから3人でお茶を飲んで1時程雑談をしてから露天風呂に入りに行き、シャワーを3人で浴びているとレティアが入って来た。
「あれ、レティアさん如何したの」
「はい、今晩から毎晩ゼノン様に性魔術で魔力循環系の回路の強化をして貰いなさいとお母様とお父様に言われたので喜んできましたの、ゼノン様宜しくお願いしますね」
「アハハ、そうなの、うん、分かった頑張るよ」
ゼノンはレティアが来た事でエリザ夫人に図られたと察したけど、嫌ではなかったので頑張る事にしたけど先にユランを孕ませる事にした。
「ホォ、良かったのゼノン、好きな女子と毎晩出来て、レティアさん今晩は妾も含めて3人でゼノンと相手しましょう」
「はい、分かりました」
「うふふ、ゼノン様、頑張ってね」
ユランはレティアが参戦して来たので、そろそろゼノンと子作りしたいと内心思った。
その晩からユランとは子作りをしても大丈夫なので始めて、レティアとルアンには性魔術で営み、レティアにはユランにしていた分の肉体強化を進めて行く。
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