017話 ワインと果実水の製造を始める。
この作品を選んで、お読み頂きありがとう御座います。
誤字脱字があると思いますが、出来れば誤字報告して頂ければ幸いです。
この物語はフェイクションです。
物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。
ゼノンはエリザ夫人と2人で馬車に乗り公爵邸へ向買っている最中にワインの製造を明日から始めるとして販売形態をエリザ夫人に相談する事にした。
「あのエリザ夫人、相談なんですが」
「あら、何かしら」
「はい、ワインの製造を明日から始めようと思うのですが、瓶とラベルなのですが、ワインを公爵領産にしたいのですがラベルのデザインと瓶の手配をしたいのですが、何処に頼めば良いか心当たりありますか」
「あぁ、そうよね聖域産なんて出来ないものね、う~んそうね、私の方で当たってみるわ、ラベルのデザインと瓶ね分かったわ、決まったら連絡するわ」
「はい、お願いします。ワインが起動に乗れば果実水の販売も始めたいと考えてますので、同じ所に頼めたら良いのですが」
「あら果実水も始めるの、聖域で飲んだ物よね」
「はい、そうですが、今のところはリンゴとオレンジとピーチですかね、聖水で薄めて甘さを抑える感じで考えてます」
「あらそうなの、それも私の所にも融通してくれるかしら、私も飲みたいわ」
「そうですか、これから公爵邸にある程度は訪問する機会もあると思うので、その時にお持ちします」
「うん、そうね、ゼノン君なら毎日でも歓迎するけど待ってるわ」
「あの、公爵邸には厨房以外に家族だけで使う家庭用の魔導冷蔵庫は置いてありますか」
「魔導冷蔵庫は厨房だけよ、家族で使うのは置いてないわよ」
「でしたら1台だけでも飲み物だけを冷やす小型の魔導冷蔵庫をリビングルームに置きませんか、果実水などは冷やして飲んだ方が美味しですよ」
「飲み物専用の小型魔導冷蔵庫ね、お幾らなかしら」
「代金はいりません、モニターリングです良ければ又宣伝してくれたら助かります」
「あら、ゼノンちゃんったら商売上手ね、もう抜け目ないのね良いわよ、私も冷たい飲み物は好きだもの」
「はい、それじゃ、果実水を入れて小型魔導冷蔵庫を2、3日中に持って訪問させて頂きますね」
「うふふ、それは楽しみね期待して待っているわ」
エリザ夫人は聖域で飲んだ果実水がお気に入りで又飲みたいと思っていたので楽しみが増えたと喜ぶ。
公爵邸に到着するとエリザ夫人とその場で別れて、直ぐに聖域に瞬間転移して戻り、ゼノンと工房に行って飲料水専用の小型冷蔵庫を図面を描いて扉ではなく3段の引出し式で1段目は寝かせて冷やし、下の2段目3段目を立てたまま冷やす感じにした。
図面が出来てところで術式を組んで氷属性の魔晶石と温度調整用と魔力供給用の魔晶石を用意して錬金術で一気に魔力を流し込んで小型魔導冷蔵庫を完成させる。
小型魔導冷蔵庫を2台を造り1台をログハウスのリビングルームに設置して、作ってある果実水を10本ずつ2段目と3段目に入れて冷やして置いた。
小型魔導冷蔵庫を設置して果実水を冷やし始めてから1時が経った頃にユリアとレティアが帰って来たので出迎えた。
「お帰り、2人とも怪我はしてないな」
「ただいま、勿論大丈夫よ、だってゼノン様がこれでもかと言う位に防御のアクセサリーを身に付けさせてるでしょう」
ユランはゼノンに身に着けているアクセサリーを見せて、これだけあれば怪我する訳ないとアピールする。
「ただいま、うふふ、確かにそうね、でも危険な目に遭う事はなかったわよ」
レティアはユランの話を聞いて確かにねと思って笑う。
靴を脱いで廊下に上がりスリッパを履くと2人で露天風呂に直行して行く、2人の後姿を見てからゼノンリビングに行ってソファーに座って寛ぐ。
ゼノンは明日からワインの製造を始めるとして、やはり人手が欲しいなと思い、エスワン奴隷商会に頼んでいるが他に職種で役に立ちそうなものがないか考えた。
別に職種だけで人を判断するのは余り好きではないが、この世界では職種である程度人生が決まってしまうのが実情である。
薬師なら直ぐにポーションの作り方を覚えられるけど、他の職種の者はそうは直ぐには覚えられない、でも時間を掛ければいずれは出来るようになる場合もある。
職種とは直ぐに出来るようになるか如何かの問題であり、時間を掛ければ出来る場合もあるが、ただ時間を掛けても出来ないのもある。
それが魔法であるけど、特に重要な要素は魔力量であるので、魔力量が無い者は使えるとしても生活魔法くらいであり、それ以上の攻撃魔法等は使えない。
そんな事を考えていたら、部屋着に着えたユランとレティアがリビングに来たので、ゼノンが小型魔導冷蔵庫を指してユランレティアに教える。
「ユラン、そこの小型魔導冷蔵庫の中に果実水が入っているから飲んでみてくれるか」
「あっ、ゼノン様が造ったのね、あぁ、引出し式なんだ。黄色はオレンジね、レティアは何が好いピーチとリンゴとオレンジかな」
「それならリンゴにするわ」
「はい、リンゴね」
2人はキュップを外して冷えたオレンジとリンゴの果実水を飲むと、一気に飲み干して行くのを見て、凄いなとゼノンが感心する。
「う~ん、風呂上がりに冷たいのを飲むと美味しいわね、一気に飲んじゃったわ」
「本当にそうですよね、私も家で冷たい飲み物が飲めないかしら」
「あぁ、明後日にはこれと同じ物を公爵邸のリビングルームに設置するよ、エリザ夫人の要望でね」
「えっ、本当ですか、お母様って最高です。帰ったらお母様に抱き付いちゃおかな、はぁ~、もう少し休んでから屋敷に帰るわね」
「そうか、うん~ん?如何した何か心配事でもあるのか」
「えっ、うん、あのね一昨日の魔法の授業でね初級魔法で的当てをしたのだけど、普通にファイヤーボールを放った心算だったの、でも火力が強すぎて防御結界を張ってあるはずの壁が吹飛んで破壊しちゃったの」
「あぁ、今のレティアならファイヤーボールでも中級の上の威力があるだろうな、今はもう少し魔力循環系の回路を鍛えて、それから魔力制御の訓練を始めよ」
「そうなの、それじゃ、当面は室内では魔法を放たない方が良いの」
「そうだね、今は詰まっていた魔力回路が急に流れが良くなって勢い良く魔力が魔力回路の中を回ってるからムラもあるだけどね、今はリハビリをしていると考えてくれるかな」
「リハビリですか分かりました。ゼノン様が言うのでしたら信じます。時が来たら魔力制御の指導もお願いしますね」
「うん、勿論だよ。だから心配しなくても大丈夫だよ」
ゼノンはレティアに以前の状況を説明し、そから今後の対応を説明して魔力が制御できるとレティアに教えて上げて安心させた。
レティアはその後はユランと今日の魔物の戦闘について語り合い、攻撃の仕方について、もっと効率良く倒せる方法があるのではないか議論してから公爵邸に帰っていた。
ルアンは暫らくしてリビングに来てユランと2人で晩御飯の料理を作り始めたけど、如何やらルアンは卵を産んだ影響なのか身体が重く感じて、今までベッド上で横になって休んでいた様だった。
その晩のルアンはゼノンの精気を大量に頂いたら元気になって、身体が軽くなった大喜びしていたけど、単に卵を産んだ事で精気不足に陥いっていただけだった。
まぁ、そんな事があった1日だったけど、とにかく皆が元気で過ごせれば、それで良いとゼノンはそう感じていた。
日が変わりゼノンは本格的にワイン造りに着手して、2機の果実搾り機に葡萄を入れて作動させ皮と果実を分離させたものを醸造させて暫く置いておく。
次は果実水様にリンゴとオレンジとピーチを果汁搾り機に入れて果汁を搾り出してタンクに一定量溜めていく。
一定量タンクに溜まると聖水を入れてタンクを満タンになると85度まで温度を上げて10分ほど殺菌処理をして樽に入れて寝かせた。
ゼノンは果実水とワインを入れる瓶の口を薄い鉄製のキャップで閉める方式を決めて、充填機を製作して瓶の口に螺旋上の溝が出来るか検討して貰おうと考えた。
いざとなったら瓶の口に螺旋上の溝を入れる魔道具を造るのを視野に入れて、外部で瓶を製造して貰う事も考えいた。
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