016話 王都支店を開業する。
この作品を選んで、お読み頂きありがとう御座います。
誤字脱字があると思いますが、出来れば誤字報告して頂ければ幸いです。
この物語はフェイクションです。
物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。
朝ほを迎えてゼノンは右にユランの寝顔を見て、左にレティアの寝顔を見ているレティアが目を覚ましてモーニングキスをすると、ユランも起きてモーニングキスを交わす。
それから3人で起きてバスロブを着て露天風呂に行って朝風呂と洒落こみ、ゼノンは昨晩の疲れ癒し、ユランとレティアは身体を清めるのが日曜日の朝の定番になって来ている。
レティアはゼノンと営む様になってから魔力量が劇的に増えて、魔物の間引きを始めて戦闘レベルもユラン変わらないまでに上がり68まで上がり、スキルに魔弓師と増えた。
戦闘レベルが60を超えると冒険者のランクで言うとSランク相当なので、レティアがいかに強くなったか分かって貰えると思う。
才能が元々あったけど少し魔力循環系に詰りがあったのを、ゼノンが取り除いただけなんだよね。
ユランはレティアを見て感心したけど如何してかとレティアよりも伸びないのか考えた様で魔力循環をしてないのが原因ではと言い始め、それならと先週から営む前に3人で魔力循環をする様になった。
それから毎晩の様にユランとは営む前に魔力循環したらレティアの同じ現象が起きて魔力量も増えて来て、魔剣士と新たなスキルが発現した。
そんな事があり今日ユランが魔剣を腰に下げてアイテムボックスに魔双剣を収納してレティアは魔弓を持って杖はアイテムボックスに収納した。
う~んも、なぜが2人は今朝からアイテムボックスのスキルが発現したのには3人で驚たけど、アイテムボックスは便利なスキルだから良かったと思う。
ただ人前では使うとやばいスキルであるので、ただでさえ2人は美女であるので人攫いに攫わせないように2人にはマジックバックを持って誤魔化す様にさせる心算でいる。
レティアにも身を護る為のマジックアイテムをかなりの数のアクセサリを付けさせているので、魔物相手でも完璧に身を護れるようになっている。
レティアには過保護すぎると言われたけど用心に越したことはないので、ユランもだけど二人の身に何か合ったら精神崩壊して何を遣らかすか分からなくなる自信がある。
そんな朝を過ごしてゼノンは魔境イフラインの大森林に魔物の間引きに行く為にルキスの背に乗って走り去るユランとレティアの2人を見送る。
それから昨日約束したのでゼノンは公爵邸の倉庫に瞬間転移してエリザ夫人と会い、エリザ夫人の指示の下で倉庫の前に在った塀を倉庫を周辺を囲うように塀を移動して一部を造設した。
空いている敷地に事務所に使う2階建の建物を建て門扉を造設して、イフライン商事王都支店と看板を立てた。
「エリザ夫人、こんな感じで宜しいですか」
「うん、良いだけど、これだと私も家の門から出てグルと周って入らないと行けなくなるのは面倒なのよね」
「それなら、あそこに四角い鉄板みたいのがありますよね、ゲートミラーと同じ原理で魔力を流せば通り抜け出来るようにします。エリザ夫人とレティア嬢が通れるようにしてます」
「あら、そうなの為してみようかしら」
エリザ夫人は直ぐに四角い鉄板の様な物に右手を当て魔力を流すと揺らぐと公爵邸の方へ通り抜けた。
「あら、本当ね、流石ね、うん、これなら安全に此方に来れるわね」
「はい、ついでに公爵邸と商会周辺には防御結界を張らせて頂きました。夜中に侵入者が塀を越えて入れない様にしてあります」
「うふふ、有難う、やっぱりゼノン君は最高ね、明日から私の従者を異動させるわね」
「はい、あの暫らくの間は支店長をエリザ夫人に任せても良いでしょうか、人材が居ないもので」
「それなら引き受けるわよ、任せてくれる。その方が人事異動も手っ取り早いもの、支店長は私が育てて上げるわよ、私が言い出しっぺだから、その位の責任は取るわよ」
「はい、それではこれから商業ギルドに行って登録して来ます」
「なら、私も一緒に行きましょうか支店長を登録する必要があるわ、私が言った方が手っ取り早いわよ、公爵家の馬車で行きましょう」
「はい、お願いします」
ゼノンはエリザ夫人と一緒に公爵家の家紋入りの馬車に乗って商業ギルドに向った。
馬車に乗りゼノンは初めて王都の街並みを見たけど、街路沿いの建物は綺麗で区画整理されて彩りの華やかなお店が並んでいるので、見ているだけなら飽きないと思った。
「ゼノン君は王都の街並みを見てどう思う」
「はい、表通りは確かに綺麗ですね、ただ一つ裏に行けば暗い感じかしますね、ギャップがあります」
「そうね、流石はゼノン君ね、そう、一つ裏側に行けば治安が極端に悪くなるのよ、本当に嫌になるわね、極端なのよ」
エリザ夫人はゼノンに問いかけながら車窓から街並みを視線を送り、セノンの回答を聞いてから膝の上に視線を落とした。
ゼノンはエリザ夫人が何を言いたいのか何となく分かる気がしたけど、幾ら表側だけ着飾っても裏側が飛んでもない事になっていたら、それがいずれは表側に滲み出てくるから王都とは実に危うい状況に陥っていた。
商業ギルドの到着すると御者が馬車の扉を開けるとゼノンが先に降りて、エリザ夫人をエスコートして降りて頂き、それから二人で商業ギルドの扉を開けて中に入る。
ギルドの中に入ると流石は王都支店だと思うけどホールが広くて受付が何処にに在るのか一瞬迷ってしまった。
「もう、本当に無駄に広いわね、あそこが受付ね、ゼノン君行きましょうか」
「あっ、はい」
ゼノンは同じ様に思っていたエリザ夫人がボヤクのを聞いて、思わず吹き出しそうになったのを堪えた。
「いらっしゃいませ、エリザ公爵夫人、ようこそ商業ギルド王都支店へ」
「どうも、彼はイフライン商会の会長のゼノン・イフライン名誉子爵よ」
「初めまして、イフライン商会は王都に支店を出す事になったので登録をお願いします」
「左様ですか、ではこちらに支店登録をお願いします。それと年会費が10万ランド掛かりますけど宜しいですか」
「はい、それで口座の開設と精算機の手配をお願いします」
「はい、それではこちらの支店登録書に必要事項を御記入ください。支店の所在地はお決まりですか」
「所在地は王都の公爵邸の敷地内の一角よ、書いておいてくれる」
エリザ夫人は住所を書いた事がないので、いつも『エドバンス公爵邸』と書けば通じるので本来の正式な住所など覚えてないので、受付担当者に調べて書けと言う意味で伝えた。
「それでしたらエドバンス公爵邸内と御記入して下されば結構です」
「そうですか」
ゼノンは思わず苦笑いをしながら支店の住所を書いて、支店長名をエリザ・エドバンスと書いてエリザ夫人に確認して頷いたので、続いて口座開設と精算機の新規購入希望と記して必要な事項を記入していった。
「これで宜しいですか」
ゼノンは支店登録書に必要事項を書いて受付嬢に確認して貰う為に見せる。
「え~と、はいこれで結構です。これで登録致します。先に年会費と登録手数料として年会費は16千ランドと精算機は10万ランドと口座開設手数料は2万ランドで締めて136千ランドです」
「はい、この口座カードで支払いお願いします」
「はい、お預かりします。ピー、はい支払い頂き有り難う御座います。お返し致します。精算機の設置は明日の何時頃が宜しいですか」
受付嬢は笑顔でゼノンに口座カードを返してくれた。
「明日の午前中の早い時間でお願いね、場所は正門とは逆の裏側にイフライン商会と看板があるから分かると思うわ」
エリザ夫人は扇で口元を隠して受付嬢に時間と場所をしてする。
「はい、分かりました。その様に手配致します。口座カードは支店用と本店用の2枚ですが精算機と紐付いてますで精算機と共にお持ち致します。本日はありがとう御座います」
受付嬢はエリザ夫人が口頭で指定したのを聞き逃さないメモに取り、そして笑顔で手続きが終りエリザ夫人とゼノンに挨拶して見送った。
「はい、分かりました。宜しくお願いします」
ゼノンは丁寧に受付嬢に挨拶をする。
「さぁ、ゼノン君行きましょうか」
エリザ夫人は受付嬢には冷たくして、ゼノンには笑顔で戻る様に伝える。
ゼノンはエリザ夫人の隣を歩いて商業ギルドの扉に向って歩き、ゼノンが扉を開けてエリザ夫人を先に出て貰い、扉を閉めながらエリザ夫人の後を追った。
扉の正面で待っていた馬車の御者が扉を開けて待っている所で、ゼノンが先回りして手を貸してエリザ夫人を馬車に乗せてからゼノンも馬車に乗ると、直ぐに馬車は公爵邸に向って走り出した。
お読み頂き、ありがとう御座います。
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