011話 レティアと婚約する
この作品を選んで、お読み頂きありがとう御座います。
誤字脱字があると思いますが、出来れば誤字報告して頂ければ幸いです。
この物語はフェイクションです。
物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。
無事にレティアとの再会を果たしたレイバインはこの聖域の素晴らしさあり、ここで育つ作物にも着目して、イフライン商会を公爵家が公認の取引先として作物を購入する事になった。
「どうだレティア、ゼノン君と婚約しては」
「えっ、私がゼノン様と良いですか、お父様とても嬉しいです」
「あぁ、イフライン商会に我が公爵家も投資して、大商会になって貰うよ、必ず成功するだろう、現段階でもこの街では1位2位を競う高額納税者だからね」
「それに今着けている下着と肌着も心地良いですわよ、このシルクの生地は最高級品ですわ、このドレスも普通に買えば1着1千万ランドでも買えませんわ、それに凄く軽いのも良いですわ」
斯うしてゼノンはレティアの御両親に気に入られ、レティアとの婚約が成立して公爵家から投資をすると言う話は断り、その代わりに納税を免状して貰う事でレイバイン閣下と話が纏まった。
ただ母親のエレザがすっかりルアンが作る下着類とドレスをお気に召してしまい、定期的に下着類とドレス一式を贈る事になった。
公爵夫妻は聖域に1週間滞在している間にレイバイン閣下は魔導車を気に入り、運転の仕方をルアンに教わりエリザとレティアを乗せて聖域の街路を走って回った。
滞在期間中にレティアと母親のエリザの母娘で同じドレスをデザインを変えてドレスを5着ずつ色を変えて、下着類もドレスの色に合わせて作り贈った。
1週間の滞在期間を終えて、イフライン商会の前から馬車に乗って帰って行き、ゼノンとユランは店の前で見送った。
レイバイン閣下には魔導車1台をマジックバックの中に入れて贈呈すると、満面の笑顔で嬉しそうに受け取った時の顔の表情をゼノンはおそらく一生忘れないであろう。
「はぁ~、何とか帰ったね」
「そうだね、何だか精神的に凄く疲れたよ」
「そうね、私も貴族の仲間入りするのね、ゼノンと一緒にね」
「貴族と言ってもね、公爵家を継ぐのは飽くまでレティアだからね、俺はただの種馬みたいな者だよ、さぁ、ユラン中に入ろう」
「あっ、ゼノン様、エスワン奴隷商会の者ですが旦那様より、薬師が5人程ですが手に入りましたのでどうかと申してました」
黒い服を着た紳士はゼノンを呼び止めて旦那様の言伝を知らせる。
「そうなの、でも5人を一気に買うのはきついと思うけどな」
「好いじゃないの、どうせ必要になるだから、一気に買う必要は無いでしょう、最初にキープしたい人材だけを買えば良いだし、後は待って貰えば済むでしょう」
「そうか、それじゃ見てくるよ」
ゼノンはユランが言っても良いと言う事でお言葉に甘えてエスワン奴隷商会へ使いの者と行く事にした。
エスワン奴隷商会に着くとそのまま応接室に案内されて会長のウルクスと挨拶を交わしてソファーに座ると、すかさずエドバンス公爵家の公認の商会になった事を言われた。
流石に一流の奴隷商人だと思い、その情報を得るのが早いなと感心するが、これからも取引を続けたいと言う事であろうと思った。
「ゼノン様、今回は5人の薬師全てが女性ですが、5千万ランドで如何でしょうか」
「そうですか、それと女性で1人商人の職種を持ったのはいませんか、店番が出来る者が欲しいのですが」
「商人ですか、う~ん、一応1人居るのですが右腕が欠損しておりまして、余りお勧めしておりません」
「そうですか、もし契約したいと言ったらお幾らですか」
「う~ん、そうですね、エルフ族なんですが本来なら5千万ランドなんですが、800万ランドでしたらお譲りします」
「そうですか、う~ん、なら薬師を1人減らして4800万ランドで宜しいですか」
「ならエルフ族の方を500万ランドで如何でしょうか」
「良いでしょう、5500万ランドで買い取りさせて頂きます」
ゼノンは商談が成立した事で口座カードをウルクス会長に預ける。
「それでは代金を前金でお願いします」
ウルクスは駆け引きに失敗したと反省しながらゼノンから口座カードを預かり、精算機で口座カードを通して精算する。
「それでは口座カードをお返しします。直ぐに商人と薬師を5人を連れて来るように」
「はい、旦那様」
それから商人のエルフ族の女性1人と薬師の5人の女性をゼノンは主従契約を結んで奴隷商会の馬車で商業ギルドへ送って貰う。
ゼノンは商業ギルトに着くと直ぐに薬師5人に3級薬剤師試験を受けさせて、エルフの女性をイフライン商会に連れて行く。
エルフ族の女性と直ぐに右腕の欠損部位を大賢者ゼノスの時に開発したオリジナルの魔法でディファックレグレションを魔法掛けて右腕を再生した。
「ヨシ、これで良い、ユラン、エイリンは職種が商人だから教えて上げてくれる。俺は直ぐに商業ギルドに戻るから」
「あぁ、3級薬剤師試験を受けてるのね、分かったわ、気を付けてね。エイリンさん、私はここの副会長のユランね宜しくね」
「あっ、はい、すいません。エイリンです。なんかすいません。右手まで再生したから凄く驚いてしまって」
「あ~、まぁ、ゼノンは特別だからね、気にしないでね、気にしだすと切りがなくなって夜も寝られなくなるからね」
「うふふ、そうなんですか、ユラン様はゼノン様の奥様なのですか」
「うん、一応ね、ゼノンは私の夫よ、まぁ、幼い頃からの付合いだからね、それじゃ、一応簡単に仕事の内容を教えるわね」
ユランはエイリンに店内に並べてある商品の説明をしたり、お客様が来た時の対応や精算の仕方などをエイリンに教えて行く。
ゼノンは急いで商業ギルドに戻ると、薬剤審査受付カウンターの受付嬢に会釈してから直ぐに薬剤師試験室のドアの前に立ち、静かにドアを開けて中に入る。
連れてきた5人の薬師はまだ真剣にポーションを作っていたので、邪魔にならないように奥の応接間に行きソファーに座った。
結果は5人とも3級薬剤師試験に合格してゼノンは一安心して、5人の薬師は3級薬剤師の認定証と紋章を受取り、上着の左胸に紋章を付けてそのまま部屋を後にして、受付カウンターで5人分の試験代を口座カードで支払う。
商業ギルドから出ると5人の薬師達にイフライン商会に行く事を伝えてから、5人の薬師を連れて行き、お店に連れて行く階段脇のゲートミラーに1人ずつ魔力登録をして薬剤工房へ連れて行く。
「ルワンダ、レイホン、これから5人の薬師を連れて来るから仕事を教えてくれるか」
「はい、5人ですね、分かりました」
ルワンダが直ぐにゼノンに返事をする。
ゼノンは魔力登録が終ると次々とゲートミラーを通って貰い、ルワンダとレイホンに指導を任せる。
「ふぅ~、終わった。あっ、エイリンさんチョット来てくれる」
「はい、何でしょうか」
「この鏡にこうやって右手の付けて貰える。魔力登録するからね」
ゼノンはエイリンに手本を見せる。
「こうですか」
「うん、そうだ。それじゃ、魔力登録するね。ヨシ終わったよ、そのままな進んでくれる」
「あぁ、鏡の中に入って行きます。あれ此処は何処ですか」
「あら、貴女も新人さんなの」
「あぁ、はい、私は店番ですけどね」
「あっ、又鏡を通って戻ってくれる」
「あっ、はい、分かりました」
エイリンは来た時と同じ様に右手を大鏡に付けてからゲートミラーを通り抜けて行く。
「さてと、6人分の宿舎を建てなきゃね、う~ん、外に出るのは不味いよな繋げるか」
ゼノンは2階に上がる階段の脇の壁を除去してドアを設置する。
設置したドアを開けて外に出てから周辺を確認してから敷地を平にして固めてから、倉庫に行って必要な部材をアイテムボックスに収納する。
倉庫から戻るとステイタス画面の錬金術の画面を出して女子寮の図面を描き始め、今後の事を考えて10部屋の図面が描き完成すると、一気に魔力を流して図面を頭の中で描いた女子寮を建設する。
それから工房の中に入り新人の5人を呼んで寮の部屋を決めて貰い、寮の中の設備の使い方を一通り説明して、冷蔵庫の中に在る食材は自由に使って良いので皆で協力して暮らす様に指示をする。
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