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導きのイフライン 目指せホワイトな商会経営と領地運営で一夫多妻制女神様のお導きで娶った美人妻達とのハッピースローライフ!!  作者: ロザンド


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009話 公爵令嬢レティアの覚悟

この作品を選んで、お読み頂きありがとう御座います。

誤字脱字があると思いますが、出来れば誤字報告して頂ければ幸いです。

この物語はフェイクションです。

物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。

 公爵令嬢レティアは王子妃教育の為に馬車に乗って王城に向かって行く、8の月に成ってから本格的に王子妃教育が始まって週に5日も王城に通っている。


馬車の車窓から街並みを眺めながら、先日のアスラム殿下とのお茶会での事を思い出し大きくタメ息を吐く。


アスラム殿下は婚約者のレティアの前で聖女となった侯爵令嬢セレスの話ばかりを聞かされて、レティアとしてはただ相槌を打つだけで2時間に及ぶお茶会が終わった。


それにレティアが王子妃教育を受けている間に聖女のセレスと街でデートをした時の事を平気で話す始末で、いくら政略的な婚約としても少しは婚約者の事も考えて欲しいと思ってしまう。


ただバーンズ伯爵家から廃嫡されて追放されたゼノンが公爵領でもある辺境のハブラムで商会を設立して上手く行っていると聞いて少し嬉しく思った。


ただ専属メイドのユランさんと夫婦になったと聞いて、少し胸が痛んだ気がしたと同時に自分で選んだ道を進んでいる事が少し羨ましくも思った。


出来ることなら私も公爵令嬢の立場を棄てて好きに生きられたらと思うようになり、第2王子アスラムとの婚約した事はただ重荷にしかならず、憂鬱にしかならなかった。


もうじき8の月も終わり、9の月になったら王立オークランド学園に入学して学園生活が始まり、学園ではアスラム殿下と当然だけど会う事もある。


アスラム殿下の婚約者として振る舞わらなければならず、当の殿下本人は聖女のセレスに夢中になっている現状でどう振る舞わらなければならないのかと思うともう憂鬱になるしかない。


「はぁ~、私って何をしているんだろう、愛されない相手の為に何で尽くさなきゃならないのかしら」

レティアは街並みを見ながら、今置かれているアスラム王子の婚約者と言う立場に納得がいかずにいた。


レティアはその日も朝から夕方まで王子妃教育を受けているにも拘らず、アスラム王子とは同じ王城に居るはずなのに会うことはなかった。


 学園の入学前に行われて学力テストを受ける為に学園へ行くと、アスラム王子は聖女セレス様と2人で仲睦まじく一緒に居て、婚約者のレティアが会って挨拶しても無視されてしまいセレス様と一緒に教室へ入ってしまった。


レティアは仕方がなく別の教室に入って試験を受けて、試験が終わったら直ぐに迎えの馬車に乗って帰宅した。


 レティアの父親であるレイバインは日増しに元気がなくなり暗い表情しかならなくなった愛娘のレティアを見て申し訳なく思うばかりで、なのでアスラム王子の動向を公爵家の影を使い調べさせている。


アスラム王子は頻繁に城から抜け出してお忍びで聖女セレスと頻繁に会いデートをしているのは確認が取れており、王子教育も真面に受けずサボってばかりで陛下からも厳重注意されていると聞いた。


レイバインはアスラム王子の素行調査を続けて何とかレティアとの婚約を解消したいとの想いで娘を見守る事しか出来なかった。


 8の月の最後のアスラム王子とのお茶会も何の連絡もなく、1時間も待たされた挙句にキャンセルされてしまい、流石にその時はお父様に報告をすると王家からは今後のお茶会が無くなったと連絡が来た。


レイバインは無断でお茶会をキャンセルしたとレティアから聞いて、その翌日には直ぐに陛下に強く抗議を行い、アスラム王子が今後もレティアに対して蔑ろにする態度を取ったら婚約を解消し宰相職も辞すと宣告をした。


アスラム王子の素行に問題有りと察した段階で妻エリザの実家でもある隣国ディアンス帝国の皇帝オディアスに書簡を送り、王家が娘のレティアに不遜な扱いをした際は帝国に国替えをすると書面で送っていた。


皇帝オディアスからは可愛い姪のレティアに不遜な扱いをしたら、レイバインを資金と軍事でも支援すると書簡が送られてきた。


 国王ヨディスはエドバンス公爵が鬼の形相でアスラム王子が公爵家に無断でお茶会をキャンセルした事に関して、アスラム王子を呼びつけて理由を聞き、レティア嬢との婚約を続ける意思があるのか確認する。


「アスラム、いったい如何いうことだ。何で無断でレティア嬢のお茶会をキャンセルしたんだ」


「別に理由など御座いません、ただ忘れていただけです」


「それで、その日は何処に行ってたんだ」


「別にただ出掛けていただけです」


「嘘を吐け、聖女セレスとデートしていたんだろう。それで如何するんだ。レイバイン公爵は婚約の解消を要求してきたんたぞ、お前は如何なんだレティア嬢と婚約を続ける気があるのかハッキリしろ」


「はい、ありません。婚約を解消したいです」


「そうか分かった。それでは婚約解消で話は進める。もういい下がって良いぞ」


「はい、失礼します」

アスラム王子は内心でラッキーと思いながら執務室を後にした。


国王ヨディスはアスラム王子に対して王位を継ぐ資格なしと断定し斬捨て、王位継承権を剥奪することを決めて、先ずはレティア嬢との婚約を解消する事を決めた。


その翌日には国王ヨディスはエドバンス公爵と話合い、婚約を円満に解消したという形で決着する事になった。


レティア嬢との解消が決まったのを受けて、国王ヨディスは再びアスラム王子を執務室に呼び出す。


「陛下お呼びと聞いて参りましたが、ご用件は何でしょうか」


「うん、レティア嬢との婚約が正式に解消になった。アスラムよ、お前は見事に私の期待を裏切り王家の品を落とした。依ってアスラムの王位継承権を剥奪する。今後の態度次第では廃嫡もあり得るからな覚悟して行動する様に」


「えっ、それはいくら何でも酷すぎます」


「バカもん!王家だから何をしても許されると思うなよ、お前のレティア嬢に対する態度は人として許される行為ではないだぞ!お前はそれが分かっているのか!もうお前の顔なんぞ見たくないトット出て行け!」

国王ヨディスは本気で怒りを露わにし、アスラムを大声で叱り付けて執務室から追い出した。


国王ヨディスはアスラム王子の王位継承権を剥奪と王家の特権の殆どを取り上げて、道理に合わない無茶な命令を出した場合は無視して構わないと王城内に通達を出した。


 アスラムは王位を狙うには公爵令嬢レティアよりも聖女セレスの方が良いと判断して、婚約者のレティア嬢を軽視し蔑ろにした結果が国王の怒りを買い王位継承権を剥奪されてしまったことを後悔する。


次に父上の反感を買うような行動をすれば王家から廃嫡される可能性まで出て来て、今の状況は王家で居られるのも首の皮1枚で繋がっている状況だと思うと思わず頭を抱えた。


 レティアは父親のレイバインからアスラム王子との婚約が解消になったと聞いて涙を流して喜び、レイバインに抱きついて辛かった心情を吐露して泣いた。


 婚約解消が決まった3日後にアスラムは聖女セレスと密会してレティア嬢との婚約が解消が決まったと同時に王位継承権を剥奪されて、今後の行動次第では王家から廃嫡される可能性まで話した。


「それは本当なのですか、何て酷いことを国王様もなさるのでしょうね」

聖女セレスは王妃になる夢が完全に閉ざされ、王子妃になる事すら危うくなりレティアに対して強い怒りを感じていた。


「あぁ、本当だよ、そんな事で嘘を言っても仕方がないだろう」

アスラムは悔しさを滲ませた表情でセレスに話す。


「アスラム様はこのままレティア様をお許しになるのですか、復讐をしなくても宜しいのですか」

聖女セレスはアスラムの心境を冷静を装い尋ねる。


「復讐って、僕は今度下手な行為をしたら本当に王家から廃嫡されてしまう。現に僕の王家の権利の多く奪われて騎士にも命令出来ない状況なんだよ、何もする事が出来ないだよ」


「なら、私が聖女としての権利を行使するまでですわ」

聖女セレスはレティアに対し強い憎しみを胸に秘めて復讐する事を誓う。


 レティアは日曜日を迎えてアスラム王子との婚約が解消されて王子妃教育も無くなり、晴々とした気分で久しぶりに王都の街でメイド1人と護衛騎士2人を連れて買い物に楽しんでいた。


人通りが少なくなった街の一角を歩いていると突然教会の聖騎士10人に取り囲まれてレティア1人が拉致されて、聖騎士10人に依って教会の地下にある転移陣に手足を縛られて目隠しをされて行き成り転移させられてしまった。


「オホホ、いい気味ねレティアさん、あの世で私を恨むと良いわよ」


「えっ、その声はセレス様、いったい何をする心算なのですか、此処は何処なのですか」


レティアは訳も分からずただセレスが命じてした事だけは分かったけど、何となく周辺が眩しいく光った事は分かった瞬間に足元の床の感覚が変わったのは理解できた。

お読み頂き、ありがとう御座います。

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