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桜の鎮魂歌  作者: きりしお
選別編
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7/11

第七話 近接戦特化の次は遠距離特化を仲間にしたい

7話到達です。主人公は無意識に氷塚を惚れさせていたのに呑気に早起きしてます。

規則正しい水の音が聞こえる。目を開けると昨日たどり着いた地下洞窟だった。うん、良い朝だ。横を見ると氷塚の姿が見える。まだ眠っているようだ。今何時だ?あ、四時か。道理で氷塚が起きていない訳だ。でも二度寝するには目が冴えちゃったしなぁ。どうしようか。


取り敢えず、水飲もう。折角だしいっぱい流れてる滝の水飲んでみようか。気になってはいたんだけど氷塚がそういうのめんどくさいから飲めてなかったんだよな。丁度氷塚寝てるし、今しかないよな!早速透き通った水を掬い飲む。

「うま!喉越し最高じゃんけよ。まさに命の水ってやつだな」

キンキンに冷えた滝水は、純度が高いのかさらりとした飲み口でありながらどこか甘みがある。昔話に出てくる飲んだら若返る水だと言われても簡単に信じてしまいそうなほどうまい水だ。感動するほどの完成度だ。売ったら冗談抜きで儲かりそうである。ウキウキで水筒に補充していく。この水があったら何があっても生き延びられそうだ。石といい水といい不思議要素てんこ盛りだな、ホント。まるで戦闘系のラノベに入り込んだみたいだ。それにしても学校(もはや敵認定でいいのか)の目的って結局なんなんだよ。俺にはサイコパスの思考なんて理解できないし、したくもないけどさ。だが、目的を理解しているか否かで、絶対に生存率は上がると俺は考えていた。俺たちは言うなればモルモットである。研究者の意にそう行動をすれば長く生きることな出来るのと一緒だ。正直死期が早いか遅いかの違いかもしれないし、どっちが良いのかまだ判断出来ないんだけどね。


「ふぁ、おはよう。早いね」

ヤベ、氷塚起きちゃった。どうしよ。一か八か開き直って聞かれるまで黙っていよう。今って一応非常事態だから許してくれるかもしれないし。

「おはよ。四時に目ぇ覚めた。今何時」

「今4時半だから、ルカはいつもより30分早く起きたんだ?というか今日どうする?」

なんだかんだいつも四時半に起きてランニングしてるのであんまり四時って早くないんだよな。今日は取り敢えず滝の上に出られるか確認したいし、あとはー

「風見詩乃(しの)を仲間にしたいな」

遠距離特化の奴ってパーティーに欲しいじゃん?魔法使い的な?いたら戦闘にすらならずボコれるから。あと普通にかっこいい。

詩乃(ことの)のこと?了解」

ことの?誰それ。

「誰?しのじゃないのか、読み方」

「うん。しのは渾名でホントはことのって読むらしいね」

知らなかった。コミュ症の俺には渾名なんて縁のないものだからな。友達いないし。いや、作る!ハーレム作ってあの陰キャとか笑ってた奴らを見返してやる!

詩乃(ことの)、か。分かった。仲間探しの旅へレッツゴー!だ」

俺と氷塚は2日目の方針を決定し、右手を突き上げた。


やっぱり探しに行くところまで行きませんでした。次こそ探しに行くと思います。

ブクマイイね、コメントリアクション宜しくお願いします!


お読み頂きありがとうございました

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