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ある日世界はゲームチックになりました。  作者: 柳瀬 翔
一章 変わる世界
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十六話 学校生活1

「朝か……」


 朝目を覚ます、本当ならこのままダンジョンに行きたいのだが学校があるので大人しく制服に着替えて朝食を食べる。

 すると雪音が走ってきた。


「やばい遅刻する!ってお兄ちゃん!?」

「どうしたんだ雪音?」

「なんでお兄ちゃんがいるの!?遅刻するよ!」

「ん?あぁ大丈夫だ」

「何が大丈夫なの!呑気に朝食べてる場合じゃないでしょ!それとも何、すぐに学校に行く手段でもあるの!?」

「あるよ」

「え?」

「雪音も一緒に行く?」

「行く!」


 という訳で雪音も一緒に転移することになった。


「じゃあ転移するから手を出して」

「う、うん」

「じゃあ転移」


 この前転移魔法を鑑定したところ俺以外を転移させるにはどこかを触っていないといけないらしいので雪音と手を繋いだのだが、雪音の手が余りにも女の子らしくて俺が赤面してしまうが雪音も恥ずかしい様で二人で赤面しながら学校の校門近くにある裏道に転移した。


「着いたぞ」

「うん……」

「雪音?あの、手をそろそろ離さないか?」

「え!あっうん……」


 ちょっと変な空気になった、だけどここでモタモタしていると遅刻してしまうので雪音と別れて教室へ急ぐ。


 席に着くと丁度担任が入ってきた。


『ギリギリセーフだな』


 今日はダンジョンが出来て数日経っているのでそこまで騒がしくないので気分を乱されることなく授業に集中出来た。


 そのまま時間が過ぎて昼休みとなった。


『もちろん俺は今日誰とも喋ってはいない、悲しくなんてないんだからな!』


 俺は昼休みになったので弁当を持って中庭に行き、雪音を待つ。

 俺と雪音は雨の日以外はここで毎日弁当を食べている、だから俺は寂しくない。


「お兄ちゃーん!」

「今朝ぶりだな」


 雪音が来たので弁当を食べ始める。


「ねぇお兄ちゃん」

「なに?」

「あの人たち誰?」

「さぁ?」


 実は今この中庭にいるのは俺たち兄妹だけではなく他に何人かがこちらを伺っている。

 気配と視線には気づいていたがこちらに敵意は持ってないので放置していると話すと雪音は呆れた様子で。


「お兄ちゃん鈍すぎ」

「何が?」

「あーうん、お兄ちゃんだもんね」


 一体なんなんだ?





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