表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
再生の賢者 ~スキルポイント目当てで低級奴隷を漁っていたら、再生の賢者と呼ばれるハメに~  作者: 和食 三昧


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

4/32

第4話 検証1

=====================

---魂の操作盤・壱(ソウルボード・いち)---

名:ユキア・ベオルーク

年齢:15

魂位:4

職:————

魂の欠片:6

特殊固有スキル:【魂の操作(ソウルオペレイト)-翠緑-】 【異空間魔法】

スキル:

=====================


「え……? さっき名前は無かったはずだけど……」


…………『ユキア・ベオルーク』 ああ、そうだな、俺はユキアだよな。さっきまでの恐怖感は消え去っていた。そもそも、なぜあんなに怖かったんだろうか。名前……うーん、まぁいいか。落ち着いていられるなら、それが一番だ。


 まぁ、とにかくここは日本じゃない。平和に暮せていた【世代(・・)】は終わったってことか。


「……ん? 【世代】ってなんだよ…………いや、まぁ、まずは……」


 俺は鉄馬車から出て、鉄馬車のみ(・・)を異空間に収納し、再度取り出す。


「おお~、中まで多少はきれいになってるな。さっきまでの埃っぽさがなくなってる」


 馬車の床に敷いてあった雑巾みたいな布が白い絨毯になっていた。もともとこんなものだったのだろう。別に新品みたいになるわけではないが、洗濯した程度にはなっている感じだ。


 改めて馬車の中を物色する。剣3本と保存食っぽい硬そうなパン。


「おお、ビーフジャーキーと水、いや、ワインか?」


 木箱を開けると、ビーフジャーキー……というか、まあ干し肉と言ったほうがいいか、という食えそうな物と瓶に入った液体、ワイン……というか色付き水? 多少アルコールの匂いもするので、おそらくワインと言っていいだろう物がいくつかあった。


 とりあえず念のため、食材を『汚れやばい菌・ウィルスの類』を除いて、と強く念じて、異空間に出し入れする。見た目は変わらんし、きれいになったのかどうかも分からないが、こういうのは気分の問題だ。


 腹に何かを入れていたほうがいい気がして、パンと干し肉をかじる。とにかく固いが、口の中で何度も咀嚼し飲み込む。

 外は完全に暗くなり、多少風も出てきて吹雪になる様相を見せている。


「こりゃ、完全吹雪くな……夜になったらさらに気温も下がりそうだ」


 こういう時は肉を食って体に熱を生ませるんだ。干し肉は十数人分はあり、一人で食うにはかなり持つはず。どこぞの騎馬民族は冬の中で一番冷え込む際は、とにかく肉と馬乳酒で体をあっためる……みたいな話を何かの小説で読んだ。


 肉を意地になってかじりながら、もう一度、やはり気になる木版(アレ)を見る。


「年齢、15歳……? おれ、37歳でしたけど……いや、単に【前の世代(ぜんのせだい)】の記憶が混線しただけか……? いや待て、だから【世代】って……」


『これ以上理解不能な事柄にリソースを割くな。事はシンプルにとらえ、現状をよくする最適解を導き出せ』……複雑怪奇な金融の世界で俺が教訓とする、尊敬する上司の教えだ。よし、まずは理解可能な範囲で現状把握をすべきだ。


「身体の感じからいって……若い! 肌にハリ艶があるし! そして体感的にも服のサイズ的にも、やっぱ身長低くなったかな。ま、いいや、あとは……気になるファンタジー要素……」


『魂位:4』 『魂の欠片:6』……これが1回目に見た時と変わっている。 『魂位:1』 『魂の欠片:0』だったはずだ。言葉の意味は全く不明、だが、俺のRPG理論、ファンタジー教養からすると、ほぼ推測はつく。この変化の間にあったのは……


「モンスターっぽいのを倒したことだよな……となると、これはいわゆる『レベルアップ』というやつだろう。魂位……『魂の位』ってことだからこれがレベルで、『魂の欠片』ってのは何かしらのポイント的なやつか?」


 そして、

特殊固有スキル:【魂の操作(ソウルオペレイト)-翠緑-】  【異空間魔法】


 【異空間魔法】は何となく使ってみたら何となく使えたので、何となくある程度は理解した。気になるのは【魂の操作(ソウルオペレイト)-翠緑-】。しかも文字周りが緑色に光っている。エクセルのセルが色づけされて、それがぼんやりと光っている感じだ。


「うわっ!!」


魂の操作(ソウルオペレイト)-翠緑-】に意識を向けていたら、新しい木版が急に浮かんできた。


=====================

---魂の操作盤・弐(ソウルボード・に)---

魂の配分(ソウルアロケーション)

・体力:17

・筋力:11

・敏捷:12

・器用:13

・知力:19

・耐性:10

・内在魔素量:37

・魔素調整力:39


【魂の回廊】

・剣技(30) ・戦技(30) ・水魔法(20) ・薬剤生成(60) ・魔草感知(6)   ~~~~~~(中略)~~~~~~   ・状態異常耐性(70) ・気殺けさつ(120) ・状態異常無効(140) ……………


【隷属・魂操作盤壱】

【隷属・魂操作盤弐】……………

=====================


「……初めに見た時から思ってたけど……これって完全に……RPGで言うところの『ステータスウィンドウ』だよな …………」


お読みいただきありがとうございます。

面白かった、続きが気になると思っていただけましたら、ブックマークや評価で応援していただけると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ